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公開番号
2025099908
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023216900
出願日
2023-12-22
発明の名称
デリケートゾーン用ヘアカッター
出願人
株式会社マンダム
,
株式会社貝印刃物開発センター
代理人
弁理士法人ゆうあい特許事務所
主分類
B26B
21/12 20060101AFI20250626BHJP(切断手工具;切断;切断機)
要約
【課題】上下逆方向への持ち替えを行わなくても2種類の刃部材を使用することができるヘアカッターを提供する。
【解決手段】棒状部材で構成されたボディ部10の先端部11に第1刃部20を配置し、後端部12側を把持部13として、第1刃部20と把持部13との間に第2刃部30を備える。そして、第1刃部20は、中心軸Lに交差する第1切断方向D1に移動させられることで第1刃体26によるヘアカットを行い、第2刃部30は、中心軸Lに交差する方向であり、かつ、第1切断方向D1と異なる方向である第2切断方向D2に移動させられることで第2刃体33によるヘアカットを行う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
デリケートゾーン用ヘアカッターであって、
一方向に沿う中心軸(L)を有し、先端部(11)および該先端部と反対側となる後端部(12)を有する棒状部材で構成されたボディ部(10)と、
前記ボディ部の前記先端部側に配置され、前記中心軸に対して直交する方向に沿って第1刃先(26a)が配置された第1刃体(26)および該第1刃体を囲む第1櫛歯(25)を有する第1櫛構造体(27)を含み、前記第1櫛歯を通ったヘア(101)を前記第1刃体でカットする第1刃部(20)と、
前記先端部よりも前記後端部側において前記ボディ部内に配置され、前記中心軸に沿って第2刃先(33a)が配置された第2刃体(33)および該第2刃体を囲む第2櫛歯(31)が形成された第2櫛構造体(34)を含み、前記第2櫛歯を通ったヘアを前記第2刃体でカットする第2刃部(30)と、
前記ボディ部における前記第2刃部よりも前記後端部側に構成された把持部(13)と、を備え、
前記第1刃部は、前記中心軸に交差する第1切断方向(D1)に移動させられることで前記第1刃体によるヘアカットを行い、
前記第2刃部は、前記中心軸に交差する方向であり、かつ、前記第1切断方向と異なる方向である第2切断方向(D2)に移動させられることで前記第2刃体によるヘアカットを行う、デリケートゾーン用ヘアカッター。
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【請求項2】
デリケートゾーン用ヘアカッターであって、
一方向に沿う中心軸(L)を有し、先端部(11)および該先端部と反対側となる後端部(12)を有する棒状部材で構成されたボディ部(10)と、
前記ボディ部の前記先端部側に配置され、前記ボディ部の前記先端部における前記中心軸を挟んだ両側それぞれに立設された一対の脚部(21)と、前記一対の脚部の両先端に架橋された第1刃体(26)および該第1刃体を囲む第1櫛歯(25)を有する第1櫛構造体(27)と、を含み、前記第1櫛歯を通ったヘア(101)を前記第1刃体でカットする第1刃部(20)と、
前記先端部よりも前記後端部側において前記ボディ部内に配置され、前記中心軸に沿って配置された第2刃体(33)および該第2刃体を囲む第2櫛歯(31)が形成された第2櫛構造体(34)を含み、前記第2櫛歯を通ったヘアを前記第2刃体でカットする第2刃部(30)と、
前記ボディ部における前記第2刃部よりも前記後端部側に構成された把持部(13)と、を備え、
前記第1刃部は、前記一対の脚部が並ぶ方向に対して交差する方向、かつ、前記中心軸に交差する方向の第1切断方向(D1)に移動させられることで前記第1刃体によるヘアカットを行い、
前記第2刃部は、前記中心軸に交差する方向であり、かつ、前記第1切断方向と異なる方向である第2切断方向(D2)に移動させられることで前記第2刃体によるヘアカットを行う、デリケートゾーン用ヘアカッター。
【請求項3】
前記第1櫛構造体と前記ボディ部との間には、前記一対の脚部と前記第1櫛構造体および前記ボディ部の前記先端部とによって囲まれた窓部(28)が構成されている、請求項2に記載のデリケートゾーン用ヘアカッター。
【請求項4】
前記一対の脚部は、前記第1櫛構造体が配置された該一対の脚部の先端と前記先端部との間において、前記第1刃体の歯先が向けられた方と反対方向に凹んだ凹所(21a)を有している、請求項2に記載のデリケートゾーン用ヘアカッター。
【請求項5】
デリケートゾーン用ヘアカッターであって、
一方向に沿う中心軸(L)を有し、先端部(11)および該先端部と反対側となる後端部(12)を有する棒状部材で構成されたボディ部(10)と、
前記ボディ部の前記先端部側において、前記中心軸に対して直交する方向に沿って第1刃先(26a)が配置された第1刃体(26)および該第1刃体を囲む第1櫛歯(25)を有する第1櫛構造体(27)を含み、前記第1櫛歯を通ったヘア(101)を前記第1刃体で短く剃るようにカットする第1刃部(20)と、
前記先端部よりも前記後端部側において前記ボディ部内に配置され、前記中心軸に沿って第2刃先(33a)が配置された第2刃体(33)および該第2刃体を囲む第2櫛歯(31)が形成された第2櫛構造体(34)を含み、前記第2櫛歯を通ったヘアを前記第2刃体で前記第1刃部よりも長く揃えるようにカットする第2刃部(30)と、
前記ボディ部における前記第2刃部よりも前記後端部側に構成された把持部(13)と、を備えたデリケートゾーン用ヘアカッター。
【請求項6】
前記第1刃部における前記第1刃体の刃先から前記第1櫛歯の歯先までの第1距離より、前記第2刃部における前記第2刃体の刃先から前記第2櫛歯の歯先までの第2距離の方が長くされることで、前記第1刃部と前記第2刃部とで異なる長さのヘアカットが行われる、請求項1ないし5のいずれか1つに記載のデリケートゾーン用ヘアカッター。
【請求項7】
前記中心軸に沿う方向から見て、前記中心軸を中心とした径方向において、前記把持部の寸法内に、前記第1刃部のすべてが入っている、請求項6に記載のデリケートゾーン用ヘアカッター。
【請求項8】
前記ボディ部のうち前記第2刃部が配置された部分には、前記第2刃体の刃先が向けられる方と反対側に、前記ボディ部が部分的に凹んだ指添部(19)が備えられている、請求項6に記載のデリケートゾーン用ヘアカッター。
【請求項9】
前記第2櫛歯における櫛歯間の間隔が前記第1櫛歯における櫛歯間の間隔より広くされている、請求項6に記載のデリケートゾーン用ヘアカッター。
【請求項10】
前記ボディ部のうちの前記把持部は、前記後端部側が開口する筒状とされている、請求項6に記載のデリケートゾーン用ヘアカッター。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、デリケートゾーン用ヘアカッターに関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、特許文献1において、棒状の長尺部の延在方向の両側に、一対の刃保持部を備えたヘアカッターが提案されている。このヘアカッターは、一対の刃保持部それぞれの刃部材を櫛状部内に配置しており、櫛状部のスリット内に誘導されたヘアを刃部材でカットする。刃部材を櫛状部内に配置していることから、一方の刃保持部に備えられた刃部材でヘアカットを行う際に、ユーザの手が他方の刃保持部に備えられた刃部材に直接触れないようにできる。これにより、一方の刃保持部を使用する際に他方の刃保持部をキャップで覆うなどしなくても良い、使い勝手の良いヘアカッターとしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-69704号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記のヘアカッターでは、長尺部における延在方向の両端に一対の刃保持部を配置した構造とされているため、ヘアカッターを上下逆方向に持ち替えないと2種類の刃部材を使用することができない。また、2種類の刃部材の切断方向が同方向に向いているため、剃り間違えする可能性がある。
【0005】
本開示は、上下逆方向への持ち替えを行わなくても2種類の刃部材を使用することができるデリケートゾーン用ヘアカッター(以下、単にヘアカッターという)を提供することを目的とする。さらに、剃り間違えも防止できるヘアカッターを提供することをもう1つの目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、デリケートゾーン用ヘアカッターであって、一方向に沿う中心軸(L)を有し、先端部(11)および該先端部と反対側となる後端部(12)を有する棒状部材で構成されたボディ部(10)と、ボディ部の先端部側に配置され、中心軸に対して直交する方向に沿って第1刃先(26a)が配置された第1刃体(26)および該第1刃体を囲む第1櫛歯(25)を有する第1櫛構造体(27)を含み、第1櫛歯を通ったヘア(101)を第1刃体でカットする第1刃部(20)と、先端部よりも後端部側においてボディ部内に配置され、中心軸に沿って第2刃先(33a)が配置された第2刃体(33)および該第2刃体を囲む第2櫛歯(31)が形成された第2櫛構造体(34)を含み、第2櫛歯を通ったヘアを第2刃体でカットする第2刃部(30)と、ボディ部における第2刃部よりも後端部側に構成された把持部(13)と、を備えている。そして、第1刃部は、中心軸に交差する第1切断方向(D1)に移動させられることで第1刃体によるヘアカットを行い、第2刃部は、中心軸に交差する方向であり、かつ、第1切断方向と異なる方向である第2切断方向(D2)に移動させられることで第2刃体によるヘアカットを行う。
【0007】
このように、把持部に対して第1刃部と第2刃部が同じ側に配置された構造とされている。このため、第1刃部と第2刃部を使用する際に、上下逆方向に把持部の持ち替えをしなくても、第1刃部と第2刃部を使用してヘアカットを行うことができる。また、第1刃部でヘアカットを行う第1切断方向と第2刃部でヘアカットを行う第2切断方向が異なる方向となっているため、ヘアカットを行う部位毎に、ヘアカッターを異なる方向に移動させることになる。このため、剃り間違えを防止できる。
【0008】
請求項2に記載の発明では、第1刃体(26)について、ボディ部(10)の先端部(11)側に配置され、ボディ部の先端部における中心軸を挟んだ両側それぞれに立設された一対の脚部(21)と、一対の脚部の両先端に架橋された第1刃体(26)および該第1刃体を囲む第1櫛歯(25)を有する第1櫛構造体(27)と、を含み、第1櫛歯を通ったヘア(101)を第1刃体でカットするように構成している。そして、第1刃部は、一対の脚部が並ぶ方向に対して交差する方向、かつ、中心軸に交差する方向の第1切断方向(D1)に移動させられることで第1刃体によるヘアカットを行い、第2刃部は、中心軸に交差する方向であり、かつ、第1切断方向と異なる方向である第2切断方向(D2)に移動させられることで第2刃体によるヘアカットを行う。
【0009】
このように、第1櫛構造体をボディ部の先端部に立設した一対の脚部に架橋させる構造とすることができる。このような構成においても、把持部に対して第1刃部と第2刃部が同じ側に配置された構造とされているため、上下逆方向に把持部の持ち替えをしなくても、第1刃部と第2刃部を使用してヘアカットを行うことができる。また、第1切断方向と第2切断方向が異なる方向となっているため、剃り間違えを防止できる。
【0010】
請求項3に記載の発明では、第1櫛構造体とボディ部との間には、一対の脚部と第1櫛構造体およびボディ部の先端部とによって囲まれた窓部(28)が構成されている。このため、第1刃部によるヘアカット時に、ヘアカットする場所を確認し易くすることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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