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公開番号2025099983
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023217040
出願日2023-12-22
発明の名称通知装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B60R 21/00 20060101AFI20250626BHJP(車両一般)
要約【課題】簡素な構成で、車両の乗員の降車時に風に関する注意情報を通知できる技術を提供する。
【解決手段】通知装置において、位置取得部42は、車両の位置情報を取得する。風速取得部44は、車両の乗員が降車しようとする時、取得された位置情報にもとづいて、当該車両の周辺における風速情報をサーバ装置から取得する。判定部46は、取得された風速情報にもとづいて、降車時の注意情報の有無を判定する。通知部48は、注意情報があると判定された場合、乗員の降車前に、降車時の注意情報を乗員に通知する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項１】
車両の位置情報を取得する位置取得部と、
前記車両の乗員が降車しようとする時、取得された位置情報にもとづいて、当該車両の周辺における風速情報をサーバ装置から取得する風速取得部と、
取得された風速情報にもとづいて、降車時の注意情報の有無を判定する判定部と、
注意情報があると判定された場合、乗員の降車前に、降車時の注意情報を乗員に通知する通知部と、
を備えることを特徴とする通知装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、通知装置に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
乗員が車両から降車するとき、風が強い場合には開いたドアが風であおられて危険な可能性がある。特許文献１は、降車時における危険防止警告装置を開示する。この装置では、車両に乗車している人が降車すると判断すると、車両外部に設置された圧力センサの出力から風速情報を検出する。また、撮像カメラの出力から障害物情報を検出する。車両外部の風速情報およびドア周辺部の障害物情報に基づき、降車時のドアを開く際に、発生し得る危険を予測し、降車しようとする人に対し、スピーカから音声で警告する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００７－２４５８１２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１の技術では、圧力センサと、検出された風圧から風速と風向を算出するセンサ処理部とを車両に搭載する必要がある。
【０００５】
本発明の目的は、簡素な構成で、車両の乗員の降車時に風に関する注意情報を通知できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の通知装置は、車両の位置情報を取得する位置取得部と、前記車両の乗員が降車しようとする時、取得された位置情報にもとづいて、当該車両の周辺における風速情報をサーバ装置から取得する風速取得部と、取得された風速情報にもとづいて、降車時の注意情報の有無を判定する判定部と、注意情報があると判定された場合、乗員の降車前に、降車時の注意情報を乗員に通知する通知部と、を備える。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、簡素な構成で、車両の乗員の降車時に風に関する注意情報を通知できる技術を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
実施の形態の通知システムの概略構成を示す図である。
図１の車載装置の機能構成を示す図である。
図２の処理部の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図１は、実施の形態の通知システム１の概略構成を示す。通知システム１は、車載装置１０およびサーバ装置１２を備える。
【００１０】
車載装置１０は、車両２に搭載されている。車両２は、運転者によって運転される車両でもよいし、自動運転車でもよい。図１では１組の車両２と車載装置１０を示すが、通知システム１は、複数組の車両２と車載装置１０を備えてよい。車載装置１０は、無線基地局や無線アクセスポイントを介して無線通信でネットワーク１４に接続する。無線通信の規格は特に限定されない。
（【００１１】以降は省略されています）

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