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公開番号
2025100673
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2025064667,2023567446
出願日
2025-04-10,2021-12-16
発明の名称
システム、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及びプログラム
出願人
日本電気株式会社
代理人
個人
主分類
H04N
7/18 20060101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】被撮影者のプライバシーを適切に保護するシステムを提供する。
【解決手段】システムは、所定エリアを撮影する、カメラ装置と、利用者が所持する、端末と、カメラ装置が撮影した画像データと画像データの取得日時を対応付けて記憶する、サーバ装置と、を含む。端末は、カメラ装置と通信可能になると、利用者に関する利用者情報を含む利用者情報通知をカメラ装置に送信する。カメラ装置は、利用者情報通知の受信に応じて所定エリアを撮影することで得られる第1の画像データと利用者情報をサーバ装置に送信する。サーバ装置は、第1の画像データに利用者に対応する利用者領域が含まれている場合、当該利用者領域に対して利用者のプライバシーを保護するためのプライバシー保護処理を施すことで第2の画像データを生成する。サーバ装置は、当該生成された第2の画像データを記憶する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
所定エリアを撮影する、カメラ装置と、
利用者が所持する、端末と、
前記カメラ装置が撮影した画像データと前記画像データの取得日時を対応付けて記憶する、サーバ装置と、
を含み、
前記端末は、前記カメラ装置と通信可能になると、前記利用者に関する利用者情報を含む利用者情報通知を前記カメラ装置に送信し、
前記カメラ装置は、前記利用者情報通知の受信に応じて前記所定エリアを撮影することで得られる第1の画像データと前記利用者情報を前記サーバ装置に送信し、
前記サーバ装置は、前記第1の画像データに前記利用者に対応する利用者領域が含まれている場合、前記利用者領域に対して前記利用者のプライバシーを保護するためのプライバシー保護処理を施すことで第2の画像データを生成し、前記生成された第2の画像データを記憶し、
前記第2の画像データが記憶されたことを前記利用者に通知する、システム。
続きを表示(約 1,700 文字)
【請求項2】
前記サーバ装置は、前記記憶された第2の画像データが削除されると、前記記憶された第2の画像データが削除されたことを前記利用者に通知する、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記利用者情報には、前記利用者の属性情報が含まれ、
前記サーバ装置は、
前記第2の画像データと、前記プライバシーが保護された利用者の前記第2の画像データにおける利用者位置と、前記属性情報と、を対応付けて記憶する、請求項2に記載のシステム。
【請求項4】
前記利用者情報には、前記利用者を識別するための利用者IDがさらに含まれ、
前記サーバ装置は、前記第2の画像データ、前記利用者位置、前記属性情報及び前記利用者IDを対応付けて記憶する、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
前記サーバ装置は、第1の外部装置から前記記憶された画像データの検索に関する検索条件を取得すると共に、前記検索条件に合致する画像データを抽出し、前記抽出された画像データを前記第1の外部装置に送信する、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記サーバ装置は、前記検索条件に合致する画像データとして抽出された画像データに前記第2の画像データが含まれる場合には、前記抽出された第2の画像データにおいてプライバシーが保護された利用者に対応する前記利用者IDと前記利用者位置を前記第1の外部装置に通知する、請求項5に記載のシステム。
【請求項7】
前記サーバ装置は、前記抽出された第2の画像データの前記利用者位置に応じた場所に前記利用者IDを書き込み第3の画像データを生成し、前記生成された第3の画像データを前記第1の外部装置に送信する、請求項6に記載のシステム。
【請求項8】
前記利用者IDと、前記利用者の身元に関する身元情報と、を対応付けて記憶する管理サーバをさらに含み、
前記管理サーバは、第2の外部装置から、前記利用者IDを含む身元情報提供要求を受信し、前記利用者IDに対応する前記身元情報を前記第2の外部装置に送信する、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
所定エリアを撮影可能であって、利用者が所持する端末と通信可能となると、前記利用者に関する利用者情報を含む利用者情報通知を前記端末から受信するカメラ装置が撮影した画像データと、前記画像データの取得日時を対応付けて記憶する、記憶部と、
前記カメラ装置が前記利用者情報通知の受信に応じて前記所定エリアを撮影することで得られる第1の画像データと前記利用者情報を前記カメラ装置から受信する、受信部と、
前記第1の画像データに前記利用者に対応する利用者領域が含まれている場合、前記利用者領域に対して前記利用者のプライバシーを保護するためのプライバシー保護処理を施すことで第2の画像データを生成し、前記生成された第2の画像データを記憶し、前記第2の画像データが記憶されたことを前記利用者に通知する、画像データ制御部と、
を備える、サーバ装置。
【請求項10】
サーバ装置において、
所定エリアを撮影可能であって、利用者が所持する端末と通信可能となると、前記利用者に関する利用者情報を含む利用者情報通知を前記端末から受信するカメラ装置が撮影した画像データと、前記画像データの取得日時を対応付けて記憶し、
前記カメラ装置が前記利用者情報通知の受信に応じて前記所定エリアを撮影することで得られる第1の画像データと前記利用者情報を前記カメラ装置から受信し、
前記第1の画像データに前記利用者に対応する利用者領域が含まれている場合、前記利用者領域に対して前記利用者のプライバシーを保護するためのプライバシー保護処理を施すことで第2の画像データを生成し、前記生成された第2の画像データを記憶し、
前記第2の画像データが記憶されたことを前記利用者に通知する、サーバ装置の制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、システム、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及び記憶媒体に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
防災等の目的で監視カメラが各所に設置されている。近年、監視カメラ等により得られる画像(映像)を用いた技術開発が進められている。
【0003】
例えば、特許文献1には、動線に対応する人物を特定する、と記載されている。特許文献1の動線管理装置は、動線管理部と、時間帯特定部と、受信履歴取得部と、人物特定部と、を備える。動線管理部は、1以上の対象人物が行動する行動エリアにおける人物の時刻ごとの位置を示す動線を特定する。時間帯特定部は、特定された動線に基づいて、人物が行動エリアに含まれる所定エリアに滞在している時間帯を特定する。受信履歴取得部は、複数の対象人物のそれぞれが所持する複数の端末から、端末を識別する端末IDと、端末が所定エリアに対応する位置に設置された発信機から受信したビーコンIDと、ビーコンIDを受信した時刻とを含む受信履歴情報を取得する。人物特定部は、当該受信履歴情報と、端末IDと対象人物とを関連付けた情報とに基づいて、複数の対象人物のうち、特定された時間帯において所定エリアに滞在している可能性が高い対象人物を、特定された動線に対応する対象人物と特定する。
【0004】
特許文献2には、1つのモニタリング画面により、所定の期間に亘る人物の活動状況と、ある瞬間での人物の活動状況とを同時にユーザが把握することができるようにする、と記載されている。特許文献1のシステムは、位置情報取得部と、統計情報取得部と、ヒートマップ画像生成部と、マスク画像生成部と、映像出力制御部と、を備える。位置情報取得部は、監視エリアの映像から人物を検出して、人物の位置情報を取得する。統計情報取得部は、人物の位置情報に対して時間的な統計処理を行って、人物の滞留状況に関する統計情報を統計処理の対象期間の設定にしたがって取得する。ヒートマップ画像生成部は、統計情報を可視化したヒートマップ画像を生成する。マスク画像生成部は、人物の位置情報に基づき、人物の画像領域に対応するマスク画像を所定の時刻ごとに生成する。映像出力制御部は、ヒートマップ画像およびマスク画像を背景画像上に重畳したモニタリング映像を所定の時刻ごとに生成して出力する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-144941号公報
特開2016-048834号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
監視カメラを設置した主体(個人、団体等)は、監視カメラから得られる画像を使って防災、防犯に役立てる。監視カメラは、予め定められたエリアを撮影し、画像データ(映像データ)を取得する。ここで、監視カメラから撮影される利用者は、不特定多数の個人を含む画像データ(映像データ)の収集を行う組織等に対し、自身のプライバシーが保護されていないと感じることがある。
【0007】
本発明は、被撮影者のプライバシーを適切に保護することに寄与する、システム、サーバ装置、サーバ装置の制御方法及び記憶媒体を提供することを主たる目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の第1の視点によれば、所定エリアを撮影する、カメラ装置と、利用者が所持する、端末と、前記カメラ装置が撮影した画像データと前記画像データの取得日時を対応付けて記憶する、サーバ装置と、を含み、前記端末は、前記カメラ装置と通信可能になると、前記利用者に関する利用者情報を含む利用者情報通知を前記カメラ装置に送信し、前記カメラ装置は、前記利用者情報通知の受信に応じて前記所定エリアを撮影することで得られる第1の画像データと前記利用者情報を前記サーバ装置に送信し、前記サーバ装置は、前記第1の画像データに前記利用者に対応する利用者領域が含まれている場合、前記利用者領域に対して前記利用者のプライバシーを保護するためのプライバシー保護処理を施すことで第2の画像データを生成し、前記生成された第2の画像データを記憶する、システムが提供される。
【0009】
本発明の第2の視点によれば、所定エリアを撮影可能であって、利用者が所持する端末と通信可能となると、前記利用者に関する利用者情報を含む利用者情報通知を前記端末から受信するカメラ装置が撮影した画像データと、前記画像データの取得日時を対応付けて記憶する、記憶部と、前記カメラ装置が前記利用者情報通知の受信に応じて前記所定エリアを撮影することで得られる第1の画像データと前記利用者情報を前記カメラ装置から受信する、受信部と、前記第1の画像データに前記利用者に対応する利用者領域が含まれている場合、前記利用者領域に対して前記利用者のプライバシーを保護するためのプライバシー保護処理を施すことで第2の画像データを生成し、前記生成された第2の画像データを記憶する、画像データ制御部と、を備える、サーバ装置が提供される。
【0010】
本発明の第3の視点によれば、サーバ装置において、所定エリアを撮影可能であって、利用者が所持する端末と通信可能となると、前記利用者に関する利用者情報を含む利用者情報通知を前記端末から受信するカメラ装置が撮影した画像データと、前記画像データの取得日時を対応付けて記憶し、前記カメラ装置が前記利用者情報通知の受信に応じて前記所定エリアを撮影することで得られる第1の画像データと前記利用者情報を前記カメラ装置から受信し、前記第1の画像データに前記利用者に対応する利用者領域が含まれている場合、前記利用者領域に対して前記利用者のプライバシーを保護するためのプライバシー保護処理を施すことで第2の画像データを生成し、前記生成された第2の画像データを記憶する、サーバ装置の制御方法が提供される。
(【0011】以降は省略されています)
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