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公開番号2025099155
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215591
出願日2023-12-21
発明の名称情報管理装置、情報管理システム、情報管理方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人,個人
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20250626BHJP(計算;計数)
要約【課題】ユーザおよび事業者の双方にとって、デジタルチケットの利便性を向上できる情報管理装置を提供する。
【解決手段】デジタルチケッティングサービスを提供するサービスサーバから送信された発券要求情報に応じた販売対象商品のデジタルチケットを発券し、発券されたデジタルチケットの発券内容を含む発券情報をサービスサーバに送信する発券部と、サービスサーバから送信された利用開始要求に応じて、サービスサーバを介して、デジタルチケットを利用するための識別コードを含む利用権情報をユーザの携帯端末に送信し、携帯端末から読み取られた識別コードを用いてデジタルチケットの利用権を管理する利用権管理部と、を備える情報管理装置とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
デジタルチケッティングサービスを提供するサービスサーバから送信された発券要求情報に応じた販売対象商品のデジタルチケットを発券し、発券された前記デジタルチケットの発券内容を含む発券情報を前記サービスサーバに送信する発券部と、
前記サービスサーバから送信された利用開始要求に応じて、前記サービスサーバを介して、前記デジタルチケットを利用するための識別コードを含む利用権情報をユーザの携帯端末に送信し、前記携帯端末から読み取られた前記識別コードを用いて前記デジタルチケットの利用権を管理する利用権管理部と、を備える情報管理装置。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記発券部は、
前記販売対象商品ごとの販売事業者コード、商品コード、商品区分、および商品名がまとめられた一覧である商品管理テーブルから、前記発券要求情報に応じた前記販売対象商品の前記デジタルチケットを発券し、
発券された前記デジタルチケットの発券内容を含む発券情報を、発券済み商品の一覧である保有商品管理テーブルに登録する請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項3】
前記サービスサーバにおいて、前記デジタルチケットは、前記販売対象商品を販売する事業者を識別する販売事業者コードと、前記販売対象商品を識別する商品コードとが組み合わされた事業者システム商品コードを用いて管理され、
前記事業者システム商品コードで識別される前記販売対象商品は、前記事業者システム商品コードを構成する前記販売事業者コードおよび前記商品コードによって、前記商品管理テーブルに含まれる前記販売対象商品に一意に紐づけれる請求項2に記載の情報管理装置。
【請求項4】
前記利用権管理部は、
前記利用開始要求に応じて、前記保有商品管理テーブルに登録された前記デジタルチケットの識別コード有効期限を設定し、
前記識別コード有効期限が設定された前記識別コードを含む前記利用権情報を前記サービスサーバに送信する請求項2に記載の情報管理装置。
【請求項5】
前記商品管理テーブルには、
複数の交通機関を利用できる前記販売対象商品が登録される請求項2に記載の情報管理装置。
【請求項6】
前記利用権管理部は、
交通機関に搭載された読取器によって読み取られた前記識別コードを受信し、
前記識別コードの読み取り時刻が識別コード有効期限よりも前である場合、前記識別コードに紐づけられた前記デジタルチケットが有効であると判定し、
前記識別コードの読み取り時刻が前記識別コード有効期限以降である場合、前記識別コードに紐づけられた前記デジタルチケットが無効であると判定し、
前記デジタルチケットの有効または無効を示す判定結果を前記読取器に送信する請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項7】
前記利用権管理部は、
前記識別コードのリフレッシュ要求に応じて前記識別コードを更新し、
更新された前記識別コードを、前記サービスサーバを介して前記携帯端末に送信する請求項1に記載の情報管理装置。
【請求項8】
請求項1乃至7のいずれか一項に記載の情報管理装置と、
チケッティングサービスを提供するサービスサーバと、
前記チケッティングサービスによって発券されるデジタルチケットを管理する管理サーバと、を備える情報管理システム。
【請求項9】
コンピュータが、
デジタルチケッティングサービスを提供するサービスサーバから送信された発券要求情報に応じた販売対象商品のデジタルチケットを発券し、
発券された前記デジタルチケットの発券内容を含む発券情報を前記サービスサーバに送信し、
前記サービスサーバから送信された利用開始要求に応じて、前記サービスサーバを介して、前記デジタルチケットを利用するための識別コードを含む利用権情報をユーザの携帯端末に送信し、
前記携帯端末から読み取られた前記識別コードを用いて前記デジタルチケットの利用権を管理する情報管理方法。
【請求項10】
デジタルチケッティングサービスを提供するサービスサーバから送信された発券要求情報に応じた販売対象商品のデジタルチケットを発券する処理と、
発券された前記デジタルチケットの発券内容を含む発券情報を前記サービスサーバに送信する処理と、
前記サービスサーバから送信された利用開始要求に応じて、前記サービスサーバを介して、前記デジタルチケットを利用するための識別コードを含む利用権情報をユーザの携帯端末に送信する処理と、
前記携帯端末から読み取られた前記識別コードを用いて前記デジタルチケットの利用権を管理する処理と、をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報管理装置、情報管理システム、情報管理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
電車やバスなどの交通機関では、デジタルチケットの導入が進められている。デジタルチケットを用いた入退場管理では、ユーザが携帯する携帯端末の画面に表示されたバーコードやQRコード(登録商標)などの識別コードを用いて認証を行う。そのような識別コードを用いた入退場管理では、既存の改札システムとは異なる仕組みを取り入れなければいけないケースがあった。
【0003】
特許文献1には、正当権限者のみが入場可能な特定エリアへの入場管理を行う入場管理システムについて開示されている。特許文献1の手法では、交通系IC(Integrated Circuit)カードの識別情報とデジタルチケットの識別情報とを関連付ける。特許文献1の手法では、交通系ICカードを用いて、デジタル化された入退場管理を実現する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-113893号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の手法では、交通系ICカードを用いて、特定エリアへの入場管理を行う。そのため、特許文献1の手法によれば、バーコードやQRコード(登録商標)などの識別コードを携帯端末の画面に表示させなくても、デジタルチケットを実現できる。しかし、特許文献1の手法では、デジタルチケットを利用しているのか、交通系ICカードの入金額を利用しているのか、ユーザが判別しにくかった。そのため、特許文献1の手法では、デジタルチケットを利用しているつもりで、交通系ICカードの入金額が利用されてしまう可能性があった。また、特許文献1の手法では、デジタルチケットおよび交通系ICカードのいずれをユーザが利用しているのかを、事業者が判別することが難しかった。そのため、ユーザおよび事業者の双方にとって、デジタルチケットの利便性を向上できるチケット管理の手法が求められる。
【0006】
本開示の目的は、ユーザおよび事業者の双方にとって、デジタルチケットの利便性を向上できる情報管理装置、情報管理システム、情報管理方法、およびプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の情報管理装置は、デジタルチケッティングサービスを提供するサービスサーバから送信された発券要求情報に応じた販売対象商品のデジタルチケットを発券し、発券されたデジタルチケットの発券内容を含む発券情報をサービスサーバに送信する発券部と、サービスサーバから送信された利用開始要求に応じて、サービスサーバを介して、デジタルチケットを利用するための識別コードを含む利用権情報をユーザの携帯端末に送信し、携帯端末から読み取られた識別コードを用いてデジタルチケットの利用権を管理する利用権管理部と、を備える。
【0008】
本開示の一態様の情報管理方法においては、デジタルチケッティングサービスを提供するサービスサーバから送信された発券要求情報に応じた販売対象商品のデジタルチケットを発券し、発券されたデジタルチケットの発券内容を含む発券情報をサービスサーバに送信し、サービスサーバから送信された利用開始要求に応じて、サービスサーバを介して、デジタルチケットを利用するための識別コードを含む利用権情報をユーザの携帯端末に送信し、携帯端末から読み取られた識別コードを用いてデジタルチケットの利用権を管理する。
【0009】
本開示の一態様のプログラムは、デジタルチケッティングサービスを提供するサービスサーバから送信された発券要求情報に応じた販売対象商品のデジタルチケットを発券する処理と、発券されたデジタルチケットの発券内容を含む発券情報をサービスサーバに送信する処理と、サービスサーバから送信された利用開始要求に応じて、サービスサーバを介して、デジタルチケットを利用するための識別コードを含む利用権情報をユーザの携帯端末に送信する処理と、携帯端末から読み取られた識別コードを用いてデジタルチケットの利用権を管理する処理と、をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、ユーザおよび事業者の双方にとって、デジタルチケットの利便性を向上できる情報管理装置、情報管理システム、情報管理方法、およびプログラムを提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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