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公開番号2025099120
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2023215540
出願日2023-12-21
発明の名称情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類H04L 9/08 20060101AFI20250626BHJP(電気通信技術)
要約【課題】第1の場所で暗号化してアップロードされたデータを、第2の場所でダウンロードして復号する場合であっても、セキュリティを向上できるようにすること。
【解決手段】メモリと、第1乱数鍵を生成し、前記第1乱数鍵を出力し、前記第1乱数鍵をメモリへ記録させる生成部と、アップロードされる第1データの暗号化に用いられる第2乱数鍵を前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵で暗号化して第2データを生成し、前記第2データを前記メモリへ記録させ、前記第2乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵とを消去する消去部と、取得した前記第1乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第2データとに基づいて、ダウンロードされる前記第1データを復号する前記第2乱数鍵を復号する復号部と、を有する情報処理装置が提供される。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
メモリと、
第1乱数鍵を生成し、前記第1乱数鍵を出力し、前記第1乱数鍵を前記メモリへ記録させる生成部と、
アップロードされる第1データの暗号化に用いられる第2乱数鍵を前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵で暗号化して第2データを生成し、前記第2データを前記メモリへ記録させ、前記第2乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵とを消去する消去部と、
取得した前記第1乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第2データとに基づいて、ダウンロードされる前記第1データを復号する前記第2乱数鍵を復号する復号部と、
を有する情報処理装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記生成部は、前記第1乱数鍵を生成し、前記第1乱数鍵を外部装置へ出力し、前記第1乱数鍵をメモリへ記録させ、
前記復号部は、前記外部装置から取得された前記第1乱数鍵と、前記第2データとに基づいて、前記第2乱数鍵を復号する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記外部装置は、前記第1乱数鍵が生成される第1の場所に位置し、
前記第1の場所は、前記第2データが生成される第2の場所とは異なる、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記情報処理装置は、
第1の場所で前記第1乱数鍵を生成し、第2の場所で前記第2データを生成し、前記第1の場所で前記第2乱数鍵を復号する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記消去部は、前記第2乱数鍵を前記第1乱数鍵でワンタイムパッドにより暗号化する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記消去部は、
前記第1乱数鍵のデータサイズが前記第2乱数鍵のデータサイズ以上である場合は、前記第2乱数鍵を前記第1乱数鍵でワンタイムパッドにより暗号化し、
前記第1乱数鍵のデータサイズが前記第2乱数鍵のデータサイズ以上でない場合は、前記第2乱数鍵を前記第1乱数鍵でワンタイムパッド以外の暗号化方式により暗号化する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記復号部は、前記第2乱数鍵を復号する際の位置を示す情報が、前記生成部により前記第1乱数鍵が生成された際の位置を示す情報に基づく所定の条件を満たす場合、前記第2乱数鍵を復号する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記復号部は、前記第2乱数鍵を復号する際の位置を示す情報が、前記生成部により前記第1乱数鍵が生成された際の位置を示す情報に基づく所定の条件を満たす場合、前記第1乱数鍵が暗号化された第3データから前記第1乱数鍵を復号する、
請求項1または2に記載の情報処理装置。
【請求項9】
メモリを有する情報処理装置が、
第1乱数鍵を生成し、前記第1乱数鍵を出力し、前記第1乱数鍵を前記メモリへ記録させる処理と、
アップロードされる第1データの暗号化に用いられる第2乱数鍵を前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵で暗号化して第2データを生成し、前記第2データを前記メモリへ記録させ、前記第2乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵とを消去する処理と、
取得した前記第1乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第2データとに基づいて、ダウンロードされる前記第1データを復号する前記第2乱数鍵を復号する処理と、
を実行する情報処理方法。
【請求項10】
メモリを有するコンピュータに、
第1乱数鍵を生成し、前記第1乱数鍵を出力し、前記第1乱数鍵を前記メモリへ記録させる処理と、
アップロードされる第1データの暗号化に用いられる第2乱数鍵を前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵で暗号化して第2データを生成し、前記第2データを前記メモリへ記録させ、前記第2乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵とを消去する処理と、
取得した前記第1乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第2データとに基づいて、ダウンロードされる前記第1データを復号する前記第2乱数鍵を復号する処理と、
を実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置、情報処理方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、中継装置が、複数の端末装置の端末装置同士が通信する場合に、端末装置同士の通信を中継し、中継装置と端末装置とは、ワンタイムパッドで暗号化されたデータを通信する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-078875号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1記載の技術では、例えば、ユーザが、第1の場所で暗号化してアップロードされたデータを、第2の場所でダウンロードして復号する場合については検討されていない。この場合、例えば、ユーザが暗号鍵を保持して第1の場所から第2の場所へ移動する際に、暗号鍵を盗難等された場合に、セキュリティ上の問題が発生する。
【0005】
本開示の目的は、上述した課題を鑑み、第1の場所で暗号化してアップロードされたデータを、第2の場所でダウンロードして復号する場合であっても、セキュリティを向上できる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に係る第1の態様では、メモリと、第1乱数鍵を生成し、前記第1乱数鍵を出力し、前記第1乱数鍵をメモリへ記録させる生成部と、アップロードされる第1データの暗号化に用いられる第2乱数鍵を前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵で暗号化して第2データを生成し、前記第2データを前記メモリへ記録させ、前記第2乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵とを消去する消去部と、取得した前記第1乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第2データとに基づいて、ダウンロードされる前記第1データを復号する前記第2乱数鍵を復号する復号部と、を有する情報処理装置が提供される。
【0007】
また、本開示に係る第2の態様では、メモリを有する情報処理装置が、第1乱数鍵を生成し、前記第1乱数鍵を出力し、前記第1乱数鍵を前記メモリへ記録させる処理と、アップロードされる第1データの暗号化に用いられる第2乱数鍵を前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵で暗号化して第2データを生成し、前記第2データを前記メモリへ記録させ、前記第2乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵とを消去する処理と、取得した前記第1乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第2データとに基づいて、ダウンロードされる前記第1データを復号する前記第2乱数鍵を復号する処理と、
を実行する情報処理方法が提供される。
【0008】
また、本開示に係る第3の態様では、メモリを有するコンピュータに、第1乱数鍵を生成し、前記第1乱数鍵を出力し、前記第1乱数鍵を前記メモリへ記録させる処理と、アップロードされる第1データの暗号化に用いられる第2乱数鍵を前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵で暗号化して第2データを生成し、前記第2データを前記メモリへ記録させ、前記第2乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第1乱数鍵とを消去する処理と、取得した前記第1乱数鍵と、前記メモリに記録されている前記第2データとに基づいて、ダウンロードされる前記第1データを復号する前記第2乱数鍵を復号する処理と、
を実行させるプログラムが提供される。
【発明の効果】
【0009】
一側面によれば、第1の場所で暗号化してアップロードされたデータを、第2の場所でダウンロードして復号する場合であっても、セキュリティを向上できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る情報処理装置の構成の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
実施形態に係る情報処理装置の処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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