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公開番号2025095532
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-26
出願番号2023211594
出願日2023-12-14
発明の名称送信基準局、測位システム、送信方法、およびプログラム
出願人日本電気株式会社
代理人個人
主分類G01S 5/02 20100101AFI20250619BHJP(測定;試験)
要約【課題】衛星電波の受信が困難な環境において移動体の高精度な測位を可能にする送信基準局、測位システム、送信方法、およびプログラムを提供する。
【解決手段】送信基準局は、他の送信基準局との間で時刻を同期させる同期部と、前記時刻を同期した後、自律移動を行う移動体に送信時刻を含む測位信号を送信する送信部とを備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
他の送信基準局との間で時刻を同期させる同期部と、
前記時刻を同期した後、自律移動を行う移動体に送信時刻を含む測位信号を送信する送信部と
を備えた送信基準局。
続きを表示(約 950 文字)【請求項2】
前記同期部は、さらに前記移動体との間で前記時刻を同期させる
請求項1に記載の送信基準局。
【請求項3】
前記送信部は、TDMA(Time Division Multiple Access)方式により前記測位信号を送信する
請求項1または2に記載の送信基準局。
【請求項4】
前記送信基準局は原子発振器を備え、前記時刻は前記原子発振器を用いて生成される
請求項1または2に記載の送信基準局。
【請求項5】
前記測位信号を送信する段階における前記送信基準局と前記他の送信基準局との間の距離は、前記時刻を同期させる段階における前記送信基準局と前記他の送信基準局との間の距離と比べて長い
請求項4に記載の送信基準局。
【請求項6】
複数の送信基準局と自律移動を行う移動体とを備えた測位システムであって、
各送信基準局は、
他の送信基準局との間で時刻を同期させ、
前記時刻を同期した後、前記移動体に送信時刻を含む測位信号を送信し、
前記移動体は、
前記測位信号に基づいて前記移動体の位置情報を計算する
測位システム。
【請求項7】
各送信基準局は、さらに前記移動体との間で前記時刻を同期させ、
前記移動体は、各送信基準局における前記時刻と前記移動体における前記時刻との間の時刻差がないと仮定して前記位置情報を計算する
請求項6に記載の測位システム。
【請求項8】
前記複数の送信基準局は、時分割多元接続方式により前記移動体に前記測位信号を送信する
請求項6または7に記載の測位システム。
【請求項9】
他の送信基準局との間で時刻を同期させ、
前記時刻を同期した後、自律移動を行う移動体に送信時刻を含む測位信号を送信する
送信方法。
【請求項10】
他の送信基準局との間で時刻を同期させる処理と、
前記時刻を同期した後、自律移動を行う移動体に送信時刻を含む測位信号を送信する処理と
をコンピュータに実行させるプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、送信基準局、測位システム、送信方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、構造物に配置された送信機から、カーナビゲーション装置、スマートフォン等の測位端末に測位信号を送信する測位システムを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-223531号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、屋内など衛星電波の受信が困難な環境では、移動体が自律移動する際の測位の精度が低下してしまうという問題がある。
【0005】
本開示は、このような問題を解決するためになされたものであり、衛星電波の受信が困難な環境において移動体の高精度な測位を可能にする送信基準局、測位システム、送信方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様にかかる送信基準局は、
他の送信基準局との間で時刻を同期させる同期部と、
前記時刻を同期した後、自律移動を行う移動体に送信時刻を含む測位信号を送信する送信部と
を備える。
【0007】
本開示の一態様にかかる測位システムは、
複数の送信基準局と自律移動を行う移動体とを備えた測位システムであって、
各送信基準局は、
他の送信基準局との間で時刻を同期させ、
前記時刻を同期した後、前記移動体に送信時刻を含む測位信号を送信し、
前記移動体は、
前記測位信号に基づいて前記移動体の位置情報を計算する。
【0008】
本開示の一態様にかかる送信方法は、
他の送信基準局との間で時刻を同期させ、
前記時刻を同期した後、自律移動を行う移動体に送信時刻を含む測位信号を送信する。
【0009】
本開示の一態様にかかるプログラムは、
他の送信基準局との間で時刻を同期させる処理と、
前記時刻を同期した後、自律移動を行う移動体に送信時刻を含む測位信号を送信する処理と
をコンピュータに実行させる。
【発明の効果】
【0010】
本開示によれば、衛星電波の受信が困難な環境において移動体の高精度な測位を可能にする送信基準局、測位システム、送信方法、およびプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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