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公開番号2025101183
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217836
出願日2023-12-25
発明の名称対地作業車の作業跡評価装置
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01B 33/16 20060101AFI20250630BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】本発明は、対地作業車の作業跡地の凹凸だけでなく、作業跡地全体が水平で水溜まりが生じず作物の生育が良好になるような作業跡評価装置にすることを技術的課題とする。
【解決手段】作業車1の後部に対地作業機7を装着した対地作業車に機体の走行経路と標高変動を測定する測位装置8を備えて機体の走行経路と機体標高を測定記録すると共に、機体から対地作業機7の作業跡地を監視して作業跡地の凹凸を測定記録する監視装置9を設け、機体標高記録と作業地凹凸記録を合成して作成した作業跡地の走行経路に沿った標高データを評価する対地作業車の作業跡評価装置とする。
【選択図】図1

特許請求の範囲【請求項１】
作業車（１）の後部に対地作業機（７）を装着した対地作業車に、機体の走行経路と標高変動を測定する測位装置（８）を備えて機体の走行経路と機体標高を測定記録すると共に、機体から対地作業機（７）の作業跡地を監視して作業跡地の凹凸を測定記録する監視装置（９）を設け、機体標高記録と作業地凹凸記録を合成して作成した作業跡地の走行経路に沿った標高データを評価する対地作業車の作業跡評価装置。
続きを表示（約 180 文字）【請求項２】
作業跡地標高データに基づいて作業車（１）と対地作業機（７）の駆動を制御して作業跡地が平均標高となるように再作業することを特徴とする請求項１に記載の対地作業車の作業跡評価装置。
【請求項３】
作業車（１）が対地作業を行って得た作業跡地標高データで作業地標高マップを作成して記憶する請求項２に記載の対地作業車の作業跡評価装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、圃場の地表面を耕したり排水溝を削成したりする等の対地作業を行う対地作業車の作業跡評価装置に関する。
続きを表示（約 1,000 文字）【背景技術】
【０００２】
対地作業車は、機体に装着した作業機で地表面を加工するが、作業車に搭乗した操縦者は作業機の作業跡を見ながら所望の通りになっているかを監視しながら操縦しなければならない。
【０００３】
従来作業車の作業跡評価装置として、特許第７１５０５９３号公報には、作業跡地を撮影装置で撮影して理想的な作業跡地と比較して評価し、作業地データとして記録して次の作業に利用する技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許第７１５０５９３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
前記従来の作業車の作業跡評価装置は、作業機が作業した地表面の凹凸を記録して評価するものであるが、作業地が水田の場合は、作業跡の凹凸が良好であっても圃場全面が水平でなく部分に凹みがあると水溜まりが出来て、作物の生育に偏りが生じて作物全体としての生育が悪くなる場合がある。
【０００６】
本発明は、対地作業車の作業跡地の凹凸だけでなく、作業跡地全体が水平で水溜まりが生じず作物の生育が良好になるような作業跡評価装置にすることを技術的課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
【０００８】
請求項１の発明は、作業車１の後部に対地作業機７を装着した対地作業車に機体の走行経路と標高変動を測定する測位装置８を備えて機体の走行経路と機体標高を測定記録すると共に、機体から対地作業機７の作業跡地を監視して作業跡地の凹凸を測定記録する監視装置９を設け、機体標高記録と作業地凹凸記録を合成して作成した作業跡地の走行経路に沿った標高データを評価する対地作業車の作業跡評価装置とする。
【０００９】
請求項２の発明は、作業跡地標高データに基づいて作業車１と対地作業機７の駆動を制御して作業跡地が平均標高となるように再作業することを特徴とする請求項１に記載の対地作業車の作業跡評価装置とする。
【００１０】
請求項３の発明は、作業車１が対地作業を行って得た作業跡地標高データで作業地標高マップを作成して記憶する請求項２に記載の対地作業車の作業跡評価装置とする。
【発明の効果】
（【００１１】以降は省略されています）

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