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公開番号2025101585
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023218536
出願日2023-12-25
発明の名称乗用型田植機
出願人井関農機株式会社
代理人弁理士法人新大阪国際特許事務所
主分類A01C 11/02 20060101AFI20250630BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】従来、車体前部に畦越え時等に使用される畦越えハンドルを備えた乗用型田植機がある。然しながら、畦越えハンドルを使用した畦越え時の車速調節の操作性や安全性に課題があった。そこで、操作性や安全性が向上した畦越えハンドルを備えた乗用型田植機を提供する。
【解決手段】電動モータ及び操縦席を装備した車体の前部に畦越えハンドル25を設けた走行車体に昇降用リンク装置にて昇降自在に苗植付装置を装着した乗用型田植機において、畦越えハンドル25に電動モータを低速回転作動させて車体を低速走行させる微速走行レバー27を設け、操縦席に設けた着座センサが運転者の着座を検知している時は微速走行レバー27を操作しても電動モータが回転出力せず、着座センサが運転者の着座を検知していない時に微速走行レバー27の操作で電動モータが回転出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
電動モータ(11)及び操縦席(20)を装備した車体の前部に畦越えハンドル(25)を設けた走行車体(1)に昇降用リンク装置(2)にて昇降自在に苗植付装置(3)を装着した乗用型田植機において、畦越えハンドル(25)に電動モータ(11)を低速回転作動させて車体を低速走行させる微速走行レバー(27)を設け、操縦席(20)に設けた着座センサ(26)が運転者の着座を検知している時は微速走行レバー(27)を操作しても電動モータ(11)が回転出力せず、着座センサ(26)が運転者の着座を検知していない時に微速走行レバー(27)の操作で電動モータ(11)が回転出力することを特徴とする乗用型田植機。
続きを表示(約 660 文字)【請求項2】
着座センサ(26)が運転者の着座を検知していない時に変速レバー(17)を中立位置から前進位置側または後進位置側に操作しても電動モータ(11)は回転出力せず、微速走行レバー(27)を操作すると変速レバー(17)を中立位置から操作した側に電動モータ(11)が回転出力することを特徴とする請求項1に記載の乗用型田植機。
【請求項3】
着座センサ(26)が運転者の着座を検知していない時に変速レバー(17)が中立位置で微速走行レバー(27)を操作しても電動モータ(11)は回転出力せず、微速走行レバー(27)を操作して変速レバー(17)を中立位置から前進位置側または後進位置側に操作すると電動モータ(11)が回転出力することを特徴とする請求項1に記載の乗用型田植機。
【請求項4】
変速レバー(17)の操作量を検知する変速レバー用ポテンショメータを備え、微速走行レバー(27)の操作による最高車速は変速レバー(17)の操作量に連動して変化し、微速走行レバー(27)を操作して走行中に変速レバー(17)を操作した場合に変速レバー(17)の操作量に連動して車速が変化することを特徴とする請求項1に記載の乗用型田植機。
【請求項5】
微速走行レバー(27)を操作して電動モータ(11)が回転出力する時、停止状態から所定の時間をかけて変速レバー(17)の操作量で定められた車速まで加速することを特徴とする請求項1~請求項4の何れか1項に記載の乗用型田植機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電動モータで駆動される乗用型田植機に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車体前部に畦越え時等に使用される畦越えハンドルを備えた乗用型田植機がある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-099241号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
然しながら、畦越えハンドルを使用した畦越え時の車速調節の操作性や安全性に課題があった。
【0005】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、操作性や安全性が向上した畦越えハンドルを備えた乗用型田植機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1記載の発明は、電動モータ11及び操縦席20を装備した車体の前部に畦越えハンドル25を設けた走行車体1に昇降用リンク装置2にて昇降自在に苗植付装置3を装着した乗用型田植機において、畦越えハンドル25に電動モータ11を低速回転作動させて車体を低速走行させる微速走行レバー27を設け、操縦席20に設けた着座センサ26が運転者の着座を検知している時は微速走行レバー27を操作しても電動モータ11が回転出力せず、着座センサ26が運転者の着座を検知していない時に微速走行レバー27の操作で電動モータ11が回転出力する乗用型田植機である。
【0007】
請求項1記載の発明によれば、畦越えハンドル25に電動モータ11を低速回転作動させて車体を低速走行させる微速走行レバー27を設け、操縦席20に設けた着座センサ26が運転者の着座を検知している時は微速走行レバー27を操作しても電動モータ11が回転出力せず、着座センサ26が運転者の着座を検知していない時に微速走行レバー27の操作で電動モータ11が回転出力するので、操作性や安全性が向上する。
【0008】
請求項2記載の発明は、着座センサ26が運転者の着座を検知していない時に変速レバー17を中立位置から前進位置側または後進位置側に操作しても電動モータ11は回転出力せず、微速走行レバー27を操作すると変速レバー17を中立位置から操作した側に電動モータ11が回転出力する請求項1に記載の乗用型田植機である。
【0009】
請求項3記載の発明は、着座センサ26が運転者の着座を検知していない時に変速レバー17が中立位置で微速走行レバー27を操作しても電動モータ11は回転出力せず、微速走行レバー27を操作して変速レバー17を中立位置から前進位置側または後進位置側に操作すると電動モータ11が回転出力する請求項1に記載の乗用型田植機である。
【0010】
請求項4記載の発明は、変速レバー17の操作量を検知する変速レバー用ポテンショメータを備え、微速走行レバー27の操作による最高車速は変速レバー17の操作量に連動して変化し、微速走行レバー27を操作して走行中に変速レバー17を操作した場合に変速レバー17の操作量に連動して車速が変化する請求項1に記載の乗用型田植機である。
(【0011】以降は省略されています)

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