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公開番号
2025102012
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219164
出願日
2023-12-26
発明の名称
画像処理方法、画像処理装置、撮像装置、およびプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
23/60 20230101AFI20250701BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】機械学習モデルを用いた画像推定処理における処理負荷を低減することが可能な画像処理方法を提供する。
【解決手段】画像処理方法は、第1画像における注目領域を決定する工程(S104)と、第1画像の複数の部分画像のうち一部のみに対応する一つ以上の第2画像を取得する工程(S105)と、第2画像を機械学習モデルに入力し、第2画像に対応する第3画像を生成する工程(S106)と、第3画像と注目領域とに基づいた処理によって第4画像を生成する工程(S110)とを有し、第2画像は、注目領域の少なくとも一部を含む。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
第1画像における注目領域を決定する工程と、
前記第1画像の複数の部分画像のうち一部のみに対応する一つ以上の第2画像を取得する工程と、
前記第2画像を機械学習モデルに入力し、該第2画像に対応する第3画像を生成する工程と、
前記第3画像と前記注目領域とに基づいた処理によって第4画像を生成する工程とを有し、
前記第2画像は、前記注目領域の少なくとも一部を含むことを特徴とする画像処理方法。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記注目領域は、前記第1画像に対応する距離に関する情報、意味的領域分割情報、クロップ情報、イメージサークル情報、または光学性能のうち少なくとも一つに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項3】
前記注目領域は、前記第1画像のコンテンツ、変更可能な画像処理設定、または変更可能な撮像設定のうち少なくとも一つに基づいて決定されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項4】
前記距離に関する前記情報は、ピントマップであることを特徴とする請求項2に記載の画像処理方法。
【請求項5】
前記複数の部分画像は、前記第1画像を等分割で分割することで取得されることを特徴とする請求項1に記載の画像処理方法。
【請求項6】
前記第4画像は、前記第3画像のうち前記注目領域に含まれる領域のみに基づく画像であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理方法。
【請求項7】
前記第3画像または前記第4画像は、前記注目領域に含まれない領域に対する前記機械学習モデルによる処理の強度が、前記注目領域に含まれる領域に対する前記機械学習モデルによる処理の強度よりも小さくなるように処理することで生成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理方法。
【請求項8】
前記第2画像は、前記注目領域を含む第1領域と該注目領域を含まない第2領域とを有し、
前記第3画像のうち前記第1領域に対応する領域に対して、前記機械学習モデルによる処理の強度を第1強度に設定し、
前記第3画像のうち前記第2領域に対応する領域に対して、前記処理の強度を前記第1強度よりも小さい第2強度に設定し、
前記第4画像は、前記第3画像のうち前記第1強度に設定された領域と前記第2強度に設定された領域とを用いて生成されることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理方法。
【請求項9】
前記第4画像は、前記第1画像に対して、鮮鋭化、高解像度化、またはデフォーカスぼけ変換のうち少なくとも一つが適用された画像であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理方法。
【請求項10】
第1画像における注目領域を決定する決定手段と、
前記第1画像の複数の部分画像のうち一部のみに対応する一つ以上の第2画像を取得する第1取得手段と、
前記第2画像を機械学習モデルに入力し、該第2画像に対応する第3画像を生成する第1生成手段と、
前記第3画像と前記注目領域とに基づいた処理によって第4画像を生成する第2生成手段とを有し、
前記第2画像は、前記注目領域の少なくとも一部を含むことを特徴とする画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理方法、画像処理装置、撮像装置、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、機械学習モデルを用いた画像推定処理において、入力画像から複数の分割画像を取得し、分割画像ごとに画像推定処理を行うことで使用メモリ量を低減する方法が知られている。特許文献1には、入力画像を分割して処理を行ってデフォーカス像を補正する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-212139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、入力画像のうち特定の領域のみを画像推定処理の注目領域としたい場合がある。しかし特許文献1に開示された方法では、注目領域以外の領域を含む全ての領域に対して画像推定処理を行うため、処理負荷が大きい。
【0005】
そこで本発明は、機械学習モデルを用いた画像推定処理における処理負荷を低減することが可能な画像処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としての画像処理方法は、第1画像における注目領域を決定する工程と、前記第1画像の複数の部分画像のうち一部のみに対応する一つ以上の第2画像を取得する工程と、前記第2画像を機械学習モデルに入力し、該第2画像に対応する第3画像を生成する工程と、前記第3画像と前記注目領域とに基づいた処理によって第4画像を生成する工程とを有し、前記第2画像は、前記注目領域の少なくとも一部を含む。
【0007】
本発明の他の目的及び特徴は、以下の実施例において説明される。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、機械学習モデルを用いた画像推定処理における処理負荷を低減することが可能な画像処理方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
各実施例における撮像装置のブロック図である。
実施例1における画像処理を示すフローチャートである。
実施例1における注目領域と入力分割画像との関係を示す図である。
実施例2における画像処理を示すフローチャートである。
実施例2における注目領域と入力分割画像との関係を示す図である。
各実施例における撮像素子の受光部と撮像光学系の瞳との関係の説明図である。
各実施例における撮像素子の受光部と被写体との関係の説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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