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公開番号2025102855
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-08
出願番号2025051946,2023188928
出願日2025-03-26,2019-11-08
発明の名称通信装置、通信方法、およびプログラム
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04W 28/06 20090101AFI20250701BHJP(電気通信技術)
要約【課題】無線LANの通信において、160MHzよりも大きな周波数帯域幅においても、Preamble Puncturingを利用できるようにする通信装置、通信方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】IEEE802.11規格に基づく無線通信が可能な通信装置は、物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを送信する送信手段を有する。プリアンブルは、L-STFと、L-LTFと、L-SIGと、EHT-SIG-Aと、EHT-STFと、EHT-LTFとを含み、EHT-SIG-Aは、通信装置が使用する周波数帯域幅が320MHzである場合のPreamble Puncturingに関する情報を含む。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
IEEE802.11規格に基づく無線通信が可能な通信装置であって、
物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを送信する送信手段を有し、前記プリアンブルは、L-STF(Legacy Short Training Field)と、L-LTF(Legacy Long Training Field)と、L-SIG(Legacy Signal Field)と、EHT-SIG-A(Extremely High Throughput Signal A Field)と、EHT-STF(EHT Short Training Field)と、EHT-LTF(EHT Long Training Field)と、を含み、
前記EHT-SIG-Aは、前記通信装置が使用する周波数帯域幅が320MHzである場合のPreamble Puncturingに関する情報を含むことを特徴とする通信装置。
続きを表示(約 2,200 文字)【請求項2】
前記EHT-SIG-Aは、前記通信装置が使用する周波数帯域幅を示す情報と、当該周波数帯域幅を使用した際のPreamble Puncturingを行う周波数帯域を示す情報とを、一つのサブフィールドの値として示すことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
【請求項3】
前記EHT-SIG-Aは、前記通信装置が使用する周波数帯域幅を示す情報と、当該周波数帯域幅を使用した際のPreamble Puncturingを行う周波数帯域を示す情報とを、異なるサブフィールドの値として示すことを特徴とする請求項1記載の通信装置。
【請求項4】
前記無線フレームは、EHT SU(Single User)PPDUと、EHT MU(Multi User)PPDUとを含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載の通信装置。
【請求項5】
IEEE802.11規格に基づく無線通信が可能な通信装置であって、
物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを受信する受信手段を有し、前記プリアンブルは、L-STF(Legacy Short Training Field)と、L-LTF(Legacy Long Training Field)と、L-SIG(Legacy Signal Field)と、EHT-SIG-A(Extremely High Throughput Signal A Field)と、EHT-STF(EHT Short Training Field)と、EHT-LTF(EHT Long Training Field)と、を含み、
前記EHT-SIG-Aは、前記通信装置が使用する周波数帯域幅が320MHzである場合のPreamble Puncturingに関する情報を含むことを特徴とする通信装置。
【請求項6】
物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを生成する生成手段を有し、前記プリアンブルは、L-STF(Legacy Short Training Field)と、L-LTF(Legacy Long Training Field)と、L-SIG(Legacy Signal Field)と、EHT-SIG-A(Extremely High Throughput Signal A Field)と、EHT-STF(EHT Short Training Field)と、EHT-LTF(EHT Long Training Field)と、を含み、
前記EHT-SIG-Aは、IEEE802.11規格に基づく無線通信に使用する周波数帯域幅が320MHzである場合のPreamble Puncturingに関する情報を含むことを特徴とする処理装置。
【請求項7】
IEEE802.11規格に基づく無線通信を行う通信方法であって、
物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを送信する送信ステップを有し、前記プリアンブルは、L-STF(Legacy Short Training Field)と、L-LTF(Legacy Long Training Field)と、L-SIG(Legacy Signal Field)と、EHT-SIG-A(Extremely High Throughput Signal A Field)と、EHT-STF(EHT Short Training Field)と、EHT-LTF(EHT Long Training Field)と、を含み、
前記EHT-SIG-Aは、前記IEEE802.11規格に基づく無線通信で使用する周波数帯域幅が320MHzである場合のPreamble Puncturingに関する情報を含むことを特徴とする通信方法。
【請求項8】
IEEE802.11規格に基づく無線通信を行う通信方法であって、
物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを受信する受信ステップを有し、前記プリアンブルは、L-STF(Legacy Short Training Field)と、L-LTF(Legacy Long Training Field)と、L-SIG(Legacy Signal Field)と、EHT-SIG-A(Extremely High Throughput Signal A Field)と、EHT-STF(EHT Short Training Field)と、EHT-LTF(EHT Long Training Field)と、を含み、
前記EHT-SIG-Aは、前記IEEE802.11規格に基づく無線通信で使用する周波数帯域幅が320MHzである場合のPreamble Puncturingに関する情報を含むことを特徴とする通信方法。
【請求項9】
請求項1乃至5の何れか一項に記載の通信装置としてコンピュータを動作させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、無線通信を行う通信装置、通信方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、無線LAN(Wireless Local Area Network、以下WLAN)技術は、データ通信のためのスループット向上を実現しており、現在も様々な技術開発が盛んに行われている。
【0003】
WLAN通信規格のひとつとしてIEEE802.11シリーズ規格が知られており、IEEE802.11a/b/g//n/ac/ax等の規格がある。最新規格であるIEEE802.11axではOFDMA(Orthogonal Frequency-Division Multiple Access)技術を用いている。これにより最大9.6ギガビット毎秒(Gbps)という高いピークスループットに加え、混雑状況下での通信速度向上を実現している(特許文献1参照)。また、更なるスループット向上を目指した後継規格としてIEEE802.11be規格が検討されている。
【0004】
IEEE802.11beが目指すスループット向上のための方策の1つとして、電波の周波数帯域幅の最大値をこれまでの160MHzから320MHzに拡張することが検討されている。
【0005】
さらに、周波数帯域を効率よく使用するために、Preamble Puncturingと呼ばれる技術を用いることが検討されている。これは、使用する周波数帯域幅のうち一部の周波数帯域幅が利用できない場合に、利用できない周波数帯域幅以外の残りの周波数帯域幅を用いて通信を行う技術である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
米国特許出願公開第2018/50133号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上述したように、IEEE802.11beでは、使用可能な周波数帯域幅を320MHzに拡張することが検討されている。しかしながらこれまでの無線LAN規格であるIEEE802.11axでは、160MHzの帯域幅までしかPreamble Puncturingを用いることができなかった。そこで本発明は、無線LANの通信において、160MHzよりも大きな周波数帯域幅においても、Preamble Puncturingを利用できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記課題を鑑み、本発明の一態様に係る通信装置は、IEEE802.11規格に基づく無線通信が可能な通信装置であって、物理レイヤ(PHY)のプリアンブルとデータフィールドとを有する無線フレームを送信する送信手段を有し、前記プリアンブルは、L-STF(Legacy Short Training Field)と、L-LTF(Legacy Long Training Field)と、L-SIG(Legacy Signal Field)と、EHT-SIG-A(Extremely High Throughput Signal A Field)と、EHT-STF(EHT Short Training Field)と、EHT-LTF(EHT Long Training Field)と、を含み、前記EHT-SIG-Aは、前記通信装置が使用する周波数帯域幅が320MHzである場合のPreamble Puncturingに関する情報を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、無線LANの通信において、160MHzよりも大きな周波数帯域幅においても、Preamble Puncturingを利用できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態におけるネットワークの構成例を示す図
本実施形態における通信装置のハードウェア構成例を示す図
本実施形態における無線通信に使用する周波数帯域構成例を示す図
本実施形態におけるEHT SU PPDUのPHYフレーム構造の例を示す図
本実施形態におけるEHT MU PPDUのPHYフレーム構造の例を示す図
本実施形態におけるEHT ER PPDUのPHYフレーム構造の例を示す図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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