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公開番号2025103216
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023220426
出願日2023-12-27
発明の名称画像処理装置、および画像処理方法
出願人株式会社リコー
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H04N 1/04 20060101AFI20250702BHJP(電気通信技術)
要約【課題】サイズ混載時に生産性を落とさないことができる、画像処理装置、および画像処理方法を提供する。
【解決手段】本発明は、原稿の表面および裏面の画像データを同時に読み取り可能な両面原稿読取装置を接続可能な画像処理装置であって、前記両面原稿読取装置で読み取られた両面原稿の表面および裏面の2つの前記画像データを記憶装置に同時に任意のタイミングで読み出しおよび書込みが可能なデータ転送手段と、異なるサイズの原稿を読み取るモードかどうかを判断する読取モード判断手段と、前記両面原稿読取装置が異なるサイズの原稿を読み取るモードである場合、前記両面原稿読取装置にて現在読み取っている原稿の画像サイズに応じて、次の原稿の読み取り開始タイミングを判断するタイミング判断手段と、次の原稿の読み取り開始タイミングの判断結果に従って、前記両面原稿読取装置の読み取り、前記記憶装置の読み出しおよび書き込みのアドレス領域、および前記記憶装置の読み出しおよび書き込みのタイミングを変更する制御手段と、を備える。
【選択図】図3A
特許請求の範囲【請求項1】
原稿の表面および裏面の画像データを同時に読み取り可能な両面原稿読取装置を接続可能な画像処理装置であって、
前記両面原稿読取装置で読み取られた両面原稿の表面および裏面の2つの前記画像データを記憶装置に同時に任意のタイミングで読み出しおよび書込みが可能なデータ転送手段と、
異なるサイズの原稿を読み取るモードかどうかを判断する読取モード判断手段と、
前記両面原稿読取装置が異なるサイズの原稿を読み取るモードである場合、前記両面原稿読取装置にて現在読み取っている原稿の画像サイズに応じて、次の原稿の読み取り開始タイミングを判断するタイミング判断手段と、
次の原稿の読み取り開始タイミングの判断結果に従って、前記両面原稿読取装置の読み取り、前記記憶装置の読み出しおよび書き込みのアドレス領域、および前記記憶装置の読み出しおよび書き込みのタイミングを変更する制御手段と、
を備える画像処理装置。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記タイミング判断手段は、前記記憶装置において前記両面原稿読取装置で使用できるメモリ空間から前記現在読み取っている原稿の画像サイズの差分が前記両面原稿読取装置で読取可能な最大画像サイズ以上の場合かどうかを判断基準として、前記次の原稿の読み取り開始タイミングを判断する、請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記記憶装置は、原稿の表面の前記画像データ用の表面データ領域、および原稿の裏面の前記画像データ用の裏面データ領域を有し、
前記次の原稿の読み取り開始タイミングは、前記表面データ領域に全ての画像データの書き込みが完了した時とする、請求項1または2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記制御手段は、前記記憶装置の読み出しおよび書込みのアドレス領域を、前記記憶装置のメモリ空間に順次読み出しおよび書き込みを行い、前記メモリ空間の最後まで使用した場合は前記メモリ空間の先頭アドレスに戻るように制御を行う、請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項5】
原稿の表面および裏面の画像データを同時に読み取り可能な両面原稿読取装置を接続可能な画像処理装置で実行される画像処理方法であって、
前記両面原稿読取装置で読み取られた両面原稿の表面および裏面の2つの前記画像データを記憶装置に同時に任意のタイミングで読み出しおよび書込みが可能なステップと、
前記両面原稿読取装置が異なるサイズの原稿を読み取るモードかどうかを判断するステップと、
前記両面原稿読取装置が異なるサイズの原稿を読み取るモードである場合、前記両面原稿読取装置にて現在読み取っている原稿の画像サイズに応じて、次の原稿の読み取り開始タイミングを判断するタイミング判断手段と、
次の原稿の読み取り開始タイミングの判断結果に従って、前記両面原稿読取装置の読み取り、前記記憶装置の読み出しおよび書き込みのアドレス領域、および前記記憶装置の読み出しおよび書き込みのタイミングを変更する制御手段と、
を備える画像処理方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、および画像処理方法に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
紙を読み取るための画像読取装置において、メモリ容量の削減とメモリの有効活用を図ることにより、生産性の向上および装置のコストダウンを実現する技術が開発されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、上記の画像読取装置では、異なるサイズの原稿を読み取る際(サイズ混載ともいう)、生産性を落とす必要がある。
【0004】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、サイズ混載時に生産性を落とさないことができる、画像処理装置、および画像処理方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、原稿の表面および裏面の画像データを同時に読み取り可能な両面原稿読取装置を接続可能な画像処理装置であって、前記両面原稿読取装置で読み取られた両面原稿の表面および裏面の2つの前記画像データを記憶装置に同時に任意のタイミングで読み出しおよび書込みが可能なデータ転送手段と、異なるサイズの原稿を読み取るモードかどうかを判断する読取モード判断手段と、前記両面原稿読取装置が異なるサイズの原稿を読み取るモードである場合、前記両面原稿読取装置にて現在読み取っている原稿の画像サイズに応じて、次の原稿の読み取り開始タイミングを判断するタイミング判断手段と、次の原稿の読み取り開始タイミングの判断結果に従って、前記両面原稿読取装置の読み取り、前記記憶装置の読み出しおよび書き込みのアドレス領域、および前記記憶装置の読み出しおよび書き込みのタイミングを変更する制御手段と、を備える。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、サイズ混載時に現在読み取っている原稿の画像サイズによって、次の原稿の読み取り開始タイミングを切り替えることができるので、サイズ混載時に生産性を落とさないことができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、本実施の形態にかかる複合機の概略的なハードウェア構成の一例を示す図である。
図2は、本実施の形態にかかるカラースキャナおよびそれに装着されたADFの原稿画像を読み取る機構を例示する図である。
図3Aは、本実施の形態にかかるカラースキャナ等の画像読取装置の一例のシステム構成を示すブロック図である。
図3Bは、本実施の形態にかかるカラースキャナ等の画像読取装置の機能構成の一例を示す図である。
図4は、本実施の形態にかかる画像読取装置における画像蓄積メモリのアドレス管理方法の例を概略的に示す略線図である。
図5は、本実施の形態にかかる画像読取装置における原稿の読取処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図6は、図5のステップS2における処理の一例を説明するための図である。
図7は、図5のステップS3の動作モードにおけるメモリアクセスの動作概要を説明するための図である。
図8は、図5のステップS3の動作モードにおけるメモリアクセスのタイミングチャートである。
図9は、図5のステップS4の動作モードのメモリアクセスの動作概要を示す図である。
図10は、図5のステップS4の動作モードにおけるメモリアクセスのタイミングチャートである。
図11は、本実施の形態にかかる画像読取装置におけるメモリ空間の使用例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、画像処理装置、および画像処理方法を適用可能な複合機の実施の形態を詳細に説明する。
【0009】
図1は、本実施の形態にかかる複合機の概略的なハードウェア構成の一例を示す図である。まず、本実施の形態にかかる複合機の概略的なハードウェア構成について、図1を用いて説明する。
【0010】
本実施の形態にかかるMF1は、自動原稿供給装置(ADF)230と、操作ボード90と、カラースキャナ210と、カラープリンタ100と、ファクシミリコントロールユニット(FCU)の各ユニットを備える。なお、操作ボード90と、ADF230が装着されたカラースキャナ210は、カラープリンタ100から分離可能なユニットである。本実施の形態では、MF1は、原稿の表面および裏面の画像データを同時に読み取り可能なカラースキャナ210(両面原稿読取装置の一例)を接続可能な画像処理装置の一例である。
(【0011】以降は省略されています)

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