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公開番号
2025103351
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220694
出願日
2023-12-27
発明の名称
保守最適化システムおよび保守最適化装置
出願人
株式会社日立製作所
代理人
青稜弁理士法人
主分類
G06Q
10/20 20230101AFI20250702BHJP(計算;計数)
要約
【課題】
機械製品の性能低下などによるメンテナンスの適正なタイミングを提供し、機械製品の良好な状態を維持する。
【解決手段】
産業用の機械製品を継続使用するための保守における保守最適化システムであって、製品構成情報と稼働情報と再生情報とを用いて再生費用情報を算出し、前記製品構成情報と前記稼働情報と保守情報とを用いて費用推移情報を算出し、前記稼働情報と前記保守情報とを用いて性能推移情報を算出する算出部を有し、前記算出部は、前記再生費用情報と前記費用推移情報と前記性能推移情報とを用いて、所定製品の保守タイミングと前記保守に係る利益の推移とを表示装置に表示する。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
産業用の機械製品を継続使用するための保守における保守最適化システムであって、
製品構成情報と稼働情報と再生情報とを用いて再生費用情報を算出し、
前記製品構成情報と前記稼働情報と保守情報とを用いて費用推移情報を算出し、
前記稼働情報と前記保守情報とを用いて性能推移情報を算出する算出部を有し、
前記算出部は、前記再生費用情報と前記費用推移情報と前記性能推移情報とを用いて、所定製品の保守タイミングと保守に係る利益の推移とを表示装置に表示する
保守最適化システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の保守最適化システムであって、
前記算出部は、
前記保守に伴う定期的な保守収入および交換費用と不定期な再生費用とから前記利益を算出する
保守最適化システム。
【請求項3】
請求項1に記載の保守最適化システムであって、
前記算出部は、
キー情報入力部から前記所定製品の入力を受け付ける
保守最適化システム。
【請求項4】
請求項1に記載の保守最適化システムであって、
前記算出部は、
キー情報入力部に入力した開始タイミングと終了タイミングを保守期間として、費用推移情報を算出し、
前記保守期間に応じた前記費用推移情報に基づいて、前記保守期間の利益の推移を前記表示装置に表示し、
キー情報入力部から前記保守情報のメンテナンスフィーの入力を受け付ける、
保守最適化システム。
【請求項5】
請求項4に記載の保守最適化システムであって、
前記開始タイミングは、前記機械製品が稼働を開始してから時間経過したタイミングである保守最適化システム。
【請求項6】
請求項1に記載の保守最適化システムであって、
前記算出部が用いる前記再生情報は、再生費が含まれ、
前記再生費は、稼働時間とともに段階的に再生の費用が増えるデータである保守最適化システム。
【請求項7】
請求項1に記載の保守最適化システムであって、
前記算出部は、
前記再生情報に含まれる部品の再生所要時間に基づき、製品の再生所要時間を算出し、
前記再生所要時間を表示装置に表示する
保守最適化システム。
【請求項8】
請求項1に記載の保守最適化システムであって、
前記算出部は、
前記保守タイミングと前記利益の推移とが表示される第1の画面と、前記保守タイミングと効率の推移とが表示される第2の画面との切り替え表示をする
保守最適化システム。
【請求項9】
産業用の機械製品を継続使用するための保守における保守最適化システムであって、
製品構成情報と稼働情報と再生情報とを用いて再生費用情報を算出し、
前記製品構成情報と前記稼働情報と保守情報とを用いて費用推移情報を算出し、
前記稼働情報と前記保守情報とを用いて性能推移情報を算出する算出部を有し、
前記算出部は、前記再生費用情報と前記費用推移情報と前記性能推移情報とを用いて、所定製品の保守タイミングと効率の推移とを表示装置に表示する
保守最適化システム。
【請求項10】
請求項9に記載の保守最適化システムであって、
前記算出部は、
前記稼働情報、前記製品構成情報の一方を用いて前記効率の推移の1つである性能の推移を表示装置に表示する
保守最適化システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、産業用の機械製品を継続使用するための保守における保守最適化システムおよび保守最適化装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
製造物を生産する製造業者(顧客)は、比較的に高価な産業用の機械製品や工作製品の減価償却などを考慮して長期的に使用している。一般に、このような機械製品は、製品購入契約やリース契約と併せてメンテナンス契約を締結している。そして、機械製品の提供業者が委託等しているメンテナンス実施者が、定期的なメンテナンスを行うことで、機械製品の可用性を長期的に維持するビジネスモデルになっている。顧客は、機械製品等の長期使用において、メンテナンスによる過剰の費用を望んでおらず、また機械製品の性能低下、生産した製造物の品質低下も望んでいない。
【0003】
特許文献1には、メンテナンスなどで部品交換を行う際に、製品や部品の使用状況から、候補として複数の交換部品と費用とを提示し選択できる技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2002-023831号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、機械製品の提供業者やメンテナンス実施者は、製造業者(顧客)の使用計画に沿って、機械製品の製品性能などを低下させずに、適切な保守計画を立案し示すことが困難である。特に、保守契約が終了し、他のメンテナンス実施者が保守を引き継ぐ際には、その困難性が著しく増大する。さらに、近年、資源化価格の高騰やサプライチェーンのリスクを背景に、機械製品等の提供業者やメンテナンス実施者は、機械製品に使用する部品の交換、中古部品の活用などを通じて、機械製品のライフサイクルを長期化し、資源を有効に活用し利益を確保する必要性に迫られてもいる。
【0006】
本発明では、機械製品の性能低下などによるメンテナンスの適正なタイミングを提供し、機械製品の良好な状態を維持できることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため、産業用の機械製品を継続使用するための保守における保守最適化システムであって、製品構成情報と稼働情報と再生情報とを用いて再生費用情報を算出し、前記製品構成情報と前記稼働情報と保守情報とを用いて費用推移情報を算出し、前記稼働情報と前記保守情報とを用いて性能推移情報を算出する算出部を有し、前記算出部は、前記再生費用情報と前記費用推移情報と前記性能推移情報とを用いて、所定製品の保守タイミングと前記保守に係る利益の推移とを表示装置に表示する。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、機械製品の性能低下などによるメンテナンスの適正なタイミングを提供し、機械製品の良好な状態を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
保守最適化システムを示す機能ブロック図である。
保守最適化システムを示すハードウェアブロック図である。
製品構成情報の一例を示すデータテーブルである。
製品構成情報の設計性能を示す図である。
稼働情報の一例を示すデータテーブルである。
稼働情報の累計稼働時間を示す図である。
稼働情報の実測製品性能を示す図である。
再生情報の一例を示すデータテーブルである。
再生情報の故障率を示す図である。
再生情報の修理費を示す図である。
再生情報のダウンタイムを示す図である。
再生情報の再生費を示す図である。
再生情報の再生所要時間を示す図である。
保守情報の一例を示すデータテーブルである。
保守スケジュール算出処理のフローチャートの一例である。
再生費用算出処理のフローチャートの一例である。
費用推移出処理のフローチャートの一例である。
性能推移算出処理のフローチャートの一例である。
メンテナンス実施者向け保守スケジュール画面の一例である。
製造業者(顧客)向け保守スケジュール画面の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施の形態にかかる産業用の機械製品を継続使用するための保守における保守最適化システム1について説明する。図1は、保守最適化システム1の構成を示す機能ブロック図である。
(【0011】以降は省略されています)
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