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公開番号2025103842
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221501
出願日2023-12-27
発明の名称充放電制御システム
出願人大和ハウス工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H02J 3/00 20060101AFI20250702BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】容易に売電収益を増大させることができる充放電制御システムを提供する。
【解決手段】太陽光発電部21によって発電された電力を充放電可能な蓄電池31の充放電計画を作成する充放電制御システム100であって、太陽光発電部21による単位時間ごとの発電量の予測値である予測発電量、及び単位時間ごとの電力需要量の予測値である予測電力需要量を取得する(ステップS11及びS12)情報取得部110及び制御部120と、情報取得部110及び制御部120によって取得された予測発電量及び予測電力需要量に基づいて、充放電計画を作成する(ステップS13からS16)制御部120(計画作成部)と、を具備する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
自然エネルギーを用いて発電可能な発電部によって発電された電力を充放電可能な蓄電池の充放電計画を作成する充放電計画制御システムであって、
前記発電部による単位時間ごとの発電量の予測値である予測発電量、及び前記単位時間ごとの電力需要量の予測値である予測電力需要量を取得する取得部と、
前記取得部によって取得された前記予測発電量及び前記予測電力需要量に基づいて、前記充放電計画を作成する計画作成部と、
を具備する、
充放電制御システム。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記計画作成部は、
前記予測発電量が前記蓄電池の蓄電可能量よりも少ないと予測される場合、前記予測発電量の全てを前記蓄電池に充電するように、前記充放電計画を作成する、
請求項1に記載の充放電制御システム。
【請求項3】
前記計画作成部は、
前記予測発電量が前記蓄電池の蓄電可能量以上であると予測される場合、前記予測発電量の多い時間帯から順に前記蓄電池への充電を実施する時間に割り当てる、
請求項1又は請求項2に記載の充放電制御システム。
【請求項4】
前記計画作成部は、
前記予測電力需要量の多い時間帯から順に前記蓄電池への放電を実施する時間に割り当てる、
請求項1又は請求項2に記載の充放電制御システム。
【請求項5】
前記計画作成部は、
前記単位時間それぞれに対して前記予測電力需要量の多い順に順位付けし、連続する前記単位時間の順位の平均順位が最も高い時間帯に前記蓄電池からの放電を実施するように、前記充放電計画を作成する、
請求項1又は請求項2に記載の充放電制御システム。
【請求項6】
前記計画作成部によって作成された前記充放電計画に基づいて前記蓄電池の充放電を制御する制御部を具備し、
前記制御部は、
前記発電部による実際の発電量である実績発電量が、前記充放電計画における売電量である計画売電量より少ない場合、前記計画売電量と前記実績発電量の差分だけ前記蓄電池からの放電を実施する、
請求項1に記載の充放電制御システム。
【請求項7】
前記制御部は、
前記蓄電池の実際の蓄電量が所定の値以下となると、前記蓄電池からの放電を停止する、
請求項6に記載の充放電制御システム。
【請求項8】
前記制御部は、
前記実績発電量が前記計画売電量以上である場合、前記実績発電量と前記計画売電量の差分だけ前記蓄電池への充電を実施する、
請求項6に記載の充放電制御システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電池の充放電を制御する充放電制御システムの技術に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
従来、蓄電池の充放電を制御する充放電制御システムの技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
【0003】
特許文献1には、再生可能エネルギー電源の発電予測値及び電力市場単価の予測値に基づいて蓄電池の充放電計画を作成するシステムが開示されている。特許文献1に記載のシステムにおいては、このように作成した充放電計画に従って蓄電池の充放電を制御することにより、売電収益の増大(最大化)を図っている。
【0004】
しかしながら、電力市場単価の予測値は入手が容易でない場合があり、容易に売電収益の増大を図ることができるシステムが望まれる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第7048797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、以上の如き状況を鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、容易に売電収益の増大を図ることができる充放電制御システムを提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0008】
即ち、請求項1においては、自然エネルギーを用いて発電可能な発電部によって発電された電力を充放電可能な蓄電池の充放電計画を作成する充放電計画制御システムであって、前記発電部による単位時間ごとの発電量の予測値である予測発電量、及び前記単位時間ごとの電力需要量の予測値である予測電力需要量を取得する取得部と、前記取得部によって取得された前記予測発電量及び前記予測電力需要量に基づいて、前記充放電計画を作成する計画作成部と、を具備するものである。
【0009】
請求項2においては、前記計画作成部は、前記予測発電量が前記蓄電池の蓄電可能量よりも少ないと予測される場合、前記予測発電量の全てを前記蓄電池に充電するように、前記充放電計画を作成するものである。
【0010】
請求項3においては、前記計画作成部は、前記予測発電量が前記蓄電池の蓄電可能量以上であると予測される場合、前記予測発電量の多い時間帯から順に前記蓄電池への充電を実施する時間に割り当てるものである。
(【0011】以降は省略されています)

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