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公開番号
2025100246
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023217471
出願日
2023-12-22
発明の名称
太陽電池モジュール
出願人
AGC株式会社
代理人
個人
主分類
H02S
40/20 20140101AFI20250626BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】夜間でも効率的に発電可能な太陽電池モジュールを提供すること。
【解決手段】本発明の一態様にかかる太陽電池モジュール1は、第1透光部材11と、第1透光部材11と対向するように配置された第2透光部材12と、第1透光部材11と第2透光部材12との間に配置された中間接着膜21と、第1透光部材11と第2透光部材12との間に配置された太陽光発電セル15と、太陽光発電セル15の受光面側に配置された蓄光材料と、を備え、蓄光材料は、600nm以上700nm以下に発光波長のピークを有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第1透光部材と、
前記第1透光部材と対向するように配置された第2透光部材と、
前記第1透光部材と前記第2透光部材との間に配置された中間接着膜と、
前記第1透光部材と前記第2透光部材との間に配置された太陽光発電セルと、
前記太陽光発電セルの受光面側に配置された蓄光材料と、を備え、
前記蓄光材料は、600nm以上700nm以下に発光波長のピークを有する、
太陽電池モジュール。
続きを表示(約 900 文字)
【請求項2】
前記蓄光材料が前記中間接着膜に含まれている、請求項1に記載の太陽電池モジュール。
【請求項3】
前記第1透光部材は、前記太陽光発電セルの受光面側に配置されており、
前記第1透光部材の前記中間接着膜側の面に前記蓄光材料がコーティングされている、
請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項4】
前記中間接着膜は、前記第1透光部材側に配置された第1中間接着膜と、前記太陽光発電セルの受光面側に配置された第2中間接着膜と、を備え、
前記蓄光材料を含む樹脂シートが前記第1中間接着膜と前記第2中間接着膜との間に配置されている、
請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項5】
前記太陽電池モジュールを平面視した際、前記蓄光材料を含む樹脂シートの端部が前記中間接着膜の端部よりも内側に配置されている、請求項4に記載の太陽電池モジュール。
【請求項6】
前記蓄光材料は、可視光領域内に複数の発光波長のピークを有し、前記蓄光材料の600nm以上700nm以下における発光波長のピーク強度は、前記可視光領域内における最も高いピーク強度の20%以上の強度を有する、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項7】
前記蓄光材料は更に、400nm以上500nm未満および500nm以上600nm未満の少なくとも一方に発光波長のピークを有する、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項8】
前記蓄光材料の発光色の白色点からの色差ΔEが20以下である、請求項7に記載の太陽電池モジュール。
【請求項9】
前記蓄光材料を含む中間接着膜の水蒸気透過度が5(g/m
2
・day)以下である、請求項2に記載の太陽電池モジュール。
【請求項10】
前記太陽電池モジュールを平面視した際、前記中間接着膜の周囲に透水防止用の封止材が設けられている、請求項1または2に記載の太陽電池モジュール。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、太陽電池モジュールに関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、自然エネルギーを利用するために、太陽光発電セルが設けられた太陽電池モジュールの利用が進められている。特に、合わせガラスの内部に太陽光発電セルが封入された太陽電池モジュールが広く利用されている。
【0003】
特許文献1には、2枚のガラス板の間に複数の太陽光発電セルを配置したガラス建材に関する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2018/056286号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
太陽電池モジュールは、太陽光を用いて発電するモジュールであため、発電量は太陽光の照射状態に応じて変化する。例えば、曇天の日は太陽光の照射量が少ないため、太陽電池モジュールの発電量も低下する。また、太陽が出ていない夜間は太陽電池モジュールに太陽光が照射されないため、太陽電池モジュールを用いて発電できない。一方、太陽電池モジュールの一日当たりの発電量を増加させるために、夜間でも太陽電池モジュールを用いて効率的に発電したいという要望がある。
【0006】
上記課題に鑑み本発明の目的は、夜間でも効率的に発電可能な太陽電池モジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様にかかる太陽電池モジュールは下記の通りである。
【0008】
[1]
第1透光部材と、
前記第1透光部材と対向するように配置された第2透光部材と、
前記第1透光部材と前記第2透光部材との間に配置された中間接着膜と、
前記第1透光部材と前記第2透光部材との間に配置された太陽光発電セルと、
前記太陽光発電セルの受光面側に配置された蓄光材料と、を備え、
前記蓄光材料は、600nm以上700nm以下に発光波長のピークを有する、
太陽電池モジュール。
【0009】
[2]
前記蓄光材料が前記中間接着膜に含まれている、[1]に記載の太陽電池モジュール。
【0010】
[3]
前記第1透光部材は、前記太陽光発電セルの受光面側に配置されており、
前記第1透光部材の前記中間接着膜側の面に前記蓄光材料がコーティングされている、
[1]または[2]に記載の太陽電池モジュール。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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