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公開番号
2025104069
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221901
出願日
2023-12-27
発明の名称
組み込み機器
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06F
11/14 20060101AFI20250702BHJP(計算;計数)
要約
【課題】小規模な組み込み機器であっても装置構成に影響を及ぼさずに大容量の稼働ログを確実に保持することができる組み込み機器を提供する。
【解決手段】上位の主装置に組み込まれる組み込み機器であるコインメック11であって、コインメック11内の制御基板20上において制御基板20上のCPU21に接続され、コインメック11が取り扱う稼働ログをリアルタイムに一時的に記憶するEEPROM24を備え、CPU21は、所定条件が合致したタイミングでEEPROM24に一時記憶された稼働ログをコインメック11内あるいはコインメック11外の他の記憶媒体に転送する。例えば、EEPROM24内の稼働ログをフラッシュROM23内の稼働ログ領域に一括転送する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
上位の主装置に組み込まれる組み込み機器であって、
前記組み込み機器内の制御基板上において該制御基板上のCPUに接続され、該組み込み機器が取り扱う稼働ログをリアルタイムに一時的に記憶するEEPROMを備え、
前記CPUは、所定条件が合致したタイミングで前記EEPROMに一時記憶された前記稼働ログを前記組み込み機器内あるいは前記組み込み機器外の他の記憶媒体に転送することを特徴とする組み込み機器。
続きを表示(約 630 文字)
【請求項2】
前記所定条件は、前記EEPROMの空き領域が所定値未満となる場合であることを特徴とする請求項1に記載の組み込み機器。
【請求項3】
前記所定条件は、前記主装置がアイドル状態となった場合であることを特徴とする請求項1に記載の組み込み機器。
【請求項4】
前記所定条件は、定期的な所定時刻になった場合であることを特徴とする請求項1に記載の組み込み機器。
【請求項5】
前記他の記憶媒体は、前記CPUのフラッシュROMであり、
前記フラッシュROMは、機器制御プログラム領域と稼働ログ領域とに分割され、前記CPUは、前記EEPROMに一時記憶された稼働ログを前記稼働ログ領域に転送することを特徴とする請求項1に記載の組み込み機器。
【請求項6】
前記EEPROMの記憶容量は、前記フラッシュROMの記憶容量よりも小さいことを特徴とする請求項5に記載の組み込み機器。
【請求項7】
前記CPUは、前記EEPROMに一時記憶された前記稼働ログが前記他の記憶媒体に対する転送が完了した場合に前記EEPROM内の稼働ログを消去することを特徴とする請求項1に記載の組み込み機器。
【請求項8】
前記CPUは、前記組み込み機器外の他の記憶媒体に転送する場合、前記稼働ログには、該組み込み機器の識別番号が付されることを特徴とする請求項1に記載の組み込み機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、小規模な組み込み機器であっても装置構成に影響を及ぼさずに大容量の稼働ログを確実に保持することができる組み込み機器に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
自動販売機には、硬貨処理装置(コインメック)や紙幣処理装置(ビルバリ)などが組み込み機器として搭載される。これらの組み込み機器は、貨幣の汚れ、摩擦や粉塵等に起因した障害が発生する場合があり、動作寿命が設けられているとともに、障害発生時の動作状況を把握する必要がある。このため、これらの組み込み機器は稼働ログを記憶するようにしている。稼働データとしては、組み込み機器の保証期間を特定する稼働時間、動作寿命を特定する貨幣の受け入れ枚数や払い出し枚数、故障発生履歴や回数、受け入れ貨幣のセンサーデータ、上位の主装置との通信ログなどである。
【0003】
ここで、特許文献1では、不揮発性メモリであるEEPROM(Electronically Erasable and Programmable Read Only Memory)を組み込み機器内に搭載し、組み込み機器内の稼働ログを選択的に記憶するようにしている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2004-318472号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、組み込み機器内に保持すべき稼働ログの情報量は多い方が望ましいが、小規模かつ安価な組み込み機器では搭載可能な不揮発性メモリが限られる。ここで、EEPROMなどの不揮発性メモリを用いることが考えられるが記憶容量を大きくすると、組み込み機器の装置規模に影響を及ぼすとともにコストアップとなる。
【0006】
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、小規模な組み込み機器であっても装置構成に影響を及ぼさずに大容量の稼働ログを確実に保持することができる組み込み機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、上位の主装置に組み込まれる組み込み機器であって、前記組み込み機器内の制御基板上において該制御基板上のCPUに接続され、該組み込み機器が取り扱う稼働ログをリアルタイムに一時的に記憶するEEPROMを備え、前記CPUは、所定条件が合致したタイミングで前記EEPROMに一時記憶された前記稼働ログを前記組み込み機器内あるいは前記組み込み機器外の他の記憶媒体に転送することを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、上記の発明において、前記所定条件は、前記EEPROMの空き領域が所定値未満となる場合であることを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、上記の発明において、前記所定条件は、前記主装置がアイドル状態となった場合であることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、上記の発明において、前記所定条件は、定期的な所定時刻になった場合であることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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