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公開番号
2025091585
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2023206899
出願日
2023-12-07
発明の名称
自動販売機システム
出願人
富士電機株式会社
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G06Q
20/18 20120101AFI20250612BHJP(計算;計数)
要約
【課題】図形化コードを読み取ることにより行われる商品の決済処理における導入コストの低減化を図ること。
【解決手段】自販機制御部11、決済サーバ20、携帯端末30を備えた自動販売機システム1であって、携帯端末30は、決済アプリ35aを起動させた状態で図形化コード(D)を読み取って決済サーバ20と通信接続することにより、特定の自動販売機10の商品情報を取得して商品選択及び決済手続を可能にし、決済サーバ20は、携帯端末30を通じて商品選択及び決済手続がなされたことを条件として自動販売機10に設けられた情報端末14に対して決済指示を送出し、情報端末14は、決済サーバ20から決済指示が送出されたことを条件として自販機制御部11との間で通信を行い、決済サーバ20にて決済処理がなされた場合に自販機制御部11に決済処理完了した旨を通知し、自販機制御部11は、情報端末14から決済処理完了した旨が通知されたことを条件として選択された商品を搬出させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
商品を販売する自動販売機に設けられた自販機制御部と、
前記商品の決済処理を行う決済サーバと、
前記商品を購入する利用者が携帯し、決済ブランドを用いて前記商品の決済処理が可能な決済アプリを有する携帯端末と
を備えた自動販売機システムであって、
前記自動販売機は、前記自販機制御部及び前記決済サーバと通信可能な情報端末を備えるとともに、自身を特定する自動販売機識別情報を図形化した図形化コードを読み取り可能に掲示するものであり、
前記携帯端末は、前記決済アプリを起動させた状態で前記図形化コードを読み取って前記決済サーバと通信接続することにより、前記図形化コードが示す前記自動販売機識別情報により特定される前記自動販売機の前記商品に関する商品情報を取得し、かつ商品選択及び決済手続を可能にし、
前記決済サーバは、前記携帯端末を通じて商品選択及び決済手続がなされたことを条件として前記情報端末に対して決済指示を送出し、
前記情報端末は、前記決済サーバから決済指示が送出されたことを条件として前記自販機制御部との間で通信を行い、かつ前記決済サーバにて決済処理がなされた場合に該自販機制御部に決済処理完了した旨を通知し、
前記自販機制御部は、前記情報端末から決済処理完了した旨が通知されたことを条件として選択された商品を搬出させることを特徴とする自動販売機システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記情報端末は、前記決済サーバから前記決済指示が送出された場合に、前記自販機制御部に対して商品選択情報を出力し、該自販機制御部から該商品選択情報の応答を入力することにより該自販機制御部に対して決済が行われる旨のモード設定情報を出力し、更に該自販機制御部から該モード設定情報の応答を入力することにより、前記決済サーバに対して決済処理情報を出力し、該決済サーバでの決済処理待ちとなることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機システム。
【請求項3】
前記自販機制御部は、前記携帯端末が前記自動販売機に近接していることを条件として、選択された商品を搬出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の自動販売機システム。
【請求項4】
前記自動販売機は、前記決済サーバから決済指示が送出されることにより前記情報端末と前記自販機制御部とが通信を行う場合、該情報端末から該自販機制御部に前記決済処理完了した旨の通知がなされるまで商品選択を規制することを特徴とする請求項1に記載の自動販売機システム。
【請求項5】
前記自販機制御部は、前記決済サーバから決済指示が送出されることにより前記情報端末と通信を行う場合に、該情報端末から決済処理完了した旨の通知がなされるまで商品選択を規制することを特徴とする請求項4に記載の自動販売機システム。
【請求項6】
前記自販機制御部は、前記情報端末よりモード設定情報を入力してから該情報端末より決済処理完了した旨の通知がなされるまで商品選択を規制することを特徴とする請求項2に記載の自動販売機システム。
【請求項7】
前記情報端末は、前記自動販売機が商品選択を規制する状態において決済サーバより他の決済指示が送出された場合に、該決済サーバに対して商品選択が不可である旨の商品選択不可応答を送出し、
前記決済サーバは、前記情報端末より前記商品選択不可応答を入力した場合、前記他の決済指示の送出の起因となる商品選択及び決済手続が行われた他の携帯端末に対し、決済手続を失敗した旨の決済手続失敗通知を行って、該他の携帯端末に決済手続が失敗したことを報知させることを特徴とする請求項4に記載の自動販売機システム。
【請求項8】
前記情報端末は、前記自動販売機が商品選択を規制する状態において決済サーバより他の決済指示が送出された場合に、該決済サーバに対して商品選択が不可である旨の商品選択不可応答を送出し、
前記決済サーバは、前記情報端末より前記商品選択不可応答を入力した場合、予め決められたリトライ時間が経過するまで前記他の決済指示の送出を繰り返すとともに、前記他の決済指示の送出の起因となる商品選択及び決済手続が行われた他の携帯端末に対して、決済手続を繰り返している旨を報知させることを特徴とする請求項4に記載の自動販売機システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動販売機システムに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、例えばQRコード(登録商標)等の図形化コードを用いて商品を販売する自動販売機が知られており、硬貨等の金銭が入金される入金部と、商品情報を含む図形化コードを表示する表示部とを備えたものが開示されている(例えば、特許文献1参照)。この自動販売機は、硬貨等の金銭を入金して商品を購入することに加えて、商品を購入しようとする利用者の携帯端末によって図形化コードを読み取って商品の購入が可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-046396号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、図形化コードを携帯端末で読み取って商品の購入を行う行為は、それまで利用されてきた近距離無線通信を通じたキャッシュレス決済での商品購入行為(例えば商品選択ボタンで商品を選択した後に例えばICカードをリーダライタ部の通信可能領域に翳す行為)とは異なるので、自動販売機各部の動作を制御する自販機制御部の開発に要するコストの増大により、図形化コードを読み取ることにより行われる商品の決済処理における導入コストの増大化を招来している。
【0005】
本発明は、上記実情に鑑みて、図形化コードを読み取ることにより行われる商品の決済処理における導入コストの低減化を図ることができる自動販売機システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る自動販売機システムは、商品を販売する自動販売機に設けられた自販機制御部と、前記商品の決済処理を行う決済サーバと、前記商品を購入する利用者が携帯し、決済ブランドを用いて前記商品の決済処理が可能な決済アプリを有する携帯端末とを備えた自動販売機システムであって、前記自動販売機は、前記自販機制御部及び前記決済サーバと通信可能な情報端末を備えるとともに、自身を特定する自動販売機識別情報を図形化した図形化コードを読み取り可能に掲示するものであり、前記携帯端末は、前記決済アプリを起動させた状態で前記図形化コードを読み取って前記決済サーバと通信接続することにより、前記図形化コードが示す前記自動販売機識別情報により特定される前記自動販売機の前記商品に関する商品情報を取得し、かつ商品選択及び決済手続を可能にし、前記決済サーバは、前記携帯端末を通じて商品選択及び決済手続がなされたことを条件として前記情報端末に対して決済指示を送出し、前記情報端末は、前記決済サーバから決済指示が送出されたことを条件として前記自販機制御部との間で通信を行い、かつ前記決済サーバにて決済処理がなされた場合に該自販機制御部に決済処理完了した旨を通知し、前記自販機制御部は、前記情報端末から決済処理完了した旨が通知されたことを条件として選択された商品を搬出させることを特徴とする。
【0007】
また本発明は、上記自動販売機システムにおいて、前記情報端末は、前記決済サーバから前記決済指示が送出された場合に、前記自販機制御部に対して商品選択情報を出力し、該自販機制御部から該商品選択情報の応答を入力することにより該自販機制御部に対して決済が行われる旨のモード設定情報を出力し、更に該自販機制御部から該モード設定情報の応答を入力することにより、前記決済サーバに対して決済処理情報を出力し、該決済サーバでの決済処理待ちとなることを特徴とする。
【0008】
また本発明は、上記自動販売機システムにおいて、前記自販機制御部は、前記携帯端末が前記自動販売機に近接していることを条件として、選択された商品を搬出することを特徴とする。
【0009】
また本発明は、上記自動販売機システムにおいて、前記自動販売機は、前記決済サーバから決済指示が送出されることにより前記情報端末と前記自販機制御部とが通信を行う場合、該情報端末から該自販機制御部に前記決済処理完了した旨の通知がなされるまで商品選択を規制することを特徴とする。
【0010】
また本発明は、上記自動販売機システムにおいて、前記自販機制御部は、前記決済サーバから決済指示が送出されることにより前記情報端末と通信を行う場合に、該情報端末から決済処理完了した旨の通知がなされるまで商品選択を規制することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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