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公開番号
2025107315
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-17
出願番号
2025075567,2022537497
出願日
2025-04-30,2020-12-18
発明の名称
認知障害を処置するためのベンゾジアゼピン誘導体、組成物および方法
出願人
エージンバイオ, インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C07D
487/14 20060101AFI20250710BHJP(有機化学)
要約
【課題】認知障害を処置するためのベンゾジアゼピン誘導体、組成物および方法を提供すること。
【解決手段】本発明は、ベンゾジアゼピン誘導体、治療有効量のそれらの誘導体を含む組成物、およびCNS障害に関連する認知障害を処置する際にそれらの誘導体または組成物を使用する方法に関する。本発明はまた、加齢関連性認知障害、軽度認知障害(MCI)、健忘性MCI、加齢に伴う記憶障害、加齢関連性認知低下、認知症、アルツハイマー病(AD)、前駆AD、PTSD、統合失調症、双極性障害、ALS、がん治療に関連する認知障害、精神遅滞、パーキンソン病、自閉スペクトラム障害、脆弱X障害、レット症候群、強迫行動および物質嗜癖を含む、CNS障害に関連する認知障害の処置を必要とする対象またはそのリスクのある対象における、CNS障害に関連する認知障害の処置に、α5含有GABA
A
受容体アゴニストの使用に関する。本発明はまた、脳がん(脳腫瘍、例えば髄芽腫を含む)、および脳がんに関連する認知障害の処置における、α5含有GABA
A
受容体アゴニストの使用に関する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
明細書中に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
政府支援の陳述
本発明は、合衆国政府の機関である、米国国立衛生研究所(NIH)、特にその米国国立老化研究所(NIA)部門により授与された助成金番号U01 AG041140、助成金番号UH2NS101856および助成金番号UH3NS101856の下、政府支援によりなされたものである。合衆国政府は、本発明においてある特定の権利を有する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
関連出願
本出願は、2019年12月19日出願の、米国仮出願第62/950,886号の利益および優先権を主張し、この米国仮出願は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
【0003】
発明の分野
本発明は、中枢神経系(CNS)障害に関連する認知障害、脳がんに関連する認知障害および脳がんの処置を必要とする対象における、中枢神経系(CNS)障害に関連する認知障害、脳がんに関連する認知障害および脳がんを処置するための化合物、組成物および方法に関する。
【背景技術】
【0004】
発明の背景
認知能力は、加齢の正常な結果または中枢神経障害の結果として低下することがある。
【0005】
例えば、かなりの高齢者集団が、正常な加齢における典型的なものを超える認知能力の低下を経験する。そのような認知機能の加齢関連性喪失は、記憶、認知、推論および判断の進行性の喪失によって臨床的に特徴付けられる。軽度認知障害(MCI)、加齢に伴う記憶障害(AAMI)、加齢関連性認知低下(ARCD)または類似の臨床上の分類が、そのような認知機能の加齢関連性喪失に関連するものである。いくつかの推定によると、米国だけで1600万を超える人がAAMIであり(Barker et al., 1995)、米国において65歳を超える550~700万人がMCIに罹患していると推定されている(Plassman et al., 2008)。
【0006】
認知障害は、認知症、アルツハイマー病(AD)、前駆AD、心的外傷後ストレス障害(PTSD)、統合失調症、双極性障害(特に、躁病)、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、がん治療に関連する認知障害、精神遅滞、パーキンソン病(PD)、自閉スペクトラム障害、脆弱X障害、レット症候群、強迫行動および物質嗜癖などの他の中枢神経系(CNS)障害にも関連する。
【0007】
したがって、中枢神経系(CNS)障害に関連する認知障害の有効な処置、および例えば、加齢関連性認知障害、MCI、健忘症MCI、AAMI、ARCD、認知症、AD、前駆AD、PTSD、統合失調症もしくは双極性障害(特に、躁病)、筋萎縮性側索硬化症(ALS)、がん治療に関連する認知障害、精神遅滞、パーキンソン病(PD)、自閉スペクトラム障害、脆弱X障害、レット症候群、強迫行動および物質嗜癖、ならびに認知障害に関連する類似の中枢神経系(CNS)障害と診断された患者、またはそれらを発症するリスクのある患者における認知機能を改善する有効な処置が必要とされている。
【0008】
GABA
A
受容体(GABA
A
R)は、神経伝達物質γ-アミノ酪酸(GABA)によって作動されるCl-透過性チャネルを形成する、様々なサブユニット(α1~6、β1
~3、γ1~3、δ、ε、π、θ)のプールに由来する五量体の集合体である。不安障害、癲癇、不眠、麻酔前の鎮静および筋弛緩を含めた、様々な薬理学的効果が、様々なGABA
A
サブタイプによって媒介される。
【0009】
様々な研究により、GABAシグナル伝達の低下が、認知障害に関連する様々なCNS障害に関連することが実証されている。特に、哺乳動物の脳において比較的低密度であるα5含有GABA
A
Rが、学習および記憶の改変においてある役割を果たす。以前の研究から、加齢関連性認知低下を有するラットでは、GABA
A
受容体のα5サブユニットの発現が海馬において低下していることが実証された(国際特許公報WO2007/019312号を参照されたい)。そのような結果は、α5含有GABA
A
Rの機能の上方調節が、前記CNS障害に関連する認知障害の処置において有効であり得ることを示唆する。
したがって、前記CNS障害に関連する認知障害を処置するための治療用調製物において有用なα5含有GABA
A
Rのポジティブアロステリックモジュレーターが必要とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0010】
国際公開第2007/019312号
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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