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公開番号
2025107766
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001175
出願日
2024-01-09
発明の名称
経口用組成物およびコラーゲン臭マスキング剤
出願人
株式会社ファンケル
代理人
弁理士法人お茶の水内外特許事務所
主分類
A23L
5/00 20160101AFI20250714BHJP(食品または食料品;他のクラスに包含されないそれらの処理)
要約
【課題】新規な経口用組成物とコラーゲン臭マスキング剤を提供すること。
【解決手段】コラーゲンとアグリモールBを含有することを特徴とする経口用組成物であって、コラーゲンとアグリモールBとの質量比(コラーゲン/アグリモールB)が、400以上1,000,000以下である経口用組成物、および、アグリモールBを含有するコラーゲン臭マスキング剤。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
コラーゲンとアグリモールBを含有することを特徴とする経口用組成物であって、
コラーゲンとアグリモールBとの質量比(コラーゲン/アグリモールB)が、400以上1,000,000以下である経口用組成物。
続きを表示(約 49 文字)
【請求項2】
アグリモールBを含有することを特徴とするコラーゲン臭マスキング剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、経口用組成物とコラーゲン臭マスキング剤に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
コラーゲンは、動物の結合組織を構成するタンパク質である。コラーゲンは、大部分が、グリシルプロリルヒドロキシプロリルあるいはグリシルプロリルアラニルの繰り返し構造で構成されている。コラーゲンは真皮の主要成分であり、コラーゲンの減少は肌のシワ、たるみ等の原因とされている。加水分解処理により水溶性となったコラーゲンや、加水分解コラーゲンを低分子化したもの、コラーゲンを加熱・抽出・精製して得られるゼラチン、ゼラチンを酵素分解などで低分子化したコラーゲンペプチドが、食品原料等として流通しており、特にその美容効果が注目されている。
【0003】
しかし、これらのコラーゲンに由来する原料は、豚皮、魚鱗、魚皮等を原材料としており原材料特有の生臭さ(以下、コラーゲン臭という)を有し、また、低分子化したものは苦みを有することから、それらのマスキング方法が求められている。例えば、特許文献1には、加水分解コラーゲンのコラーゲン臭、苦みを低減し、かつ、無味無臭となるマスキング剤として、エチルオクタノエート、ゲラニオール、β-ダマセノンの混合物が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-236550号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、新規な経口用組成物とコラーゲン臭マスキング剤を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の課題を解決するための手段は、以下の通りである。
1.コラーゲンとアグリモールBを含有することを特徴とする経口用組成物であって、
コラーゲンとアグリモールBとの質量比(コラーゲン/アグリモールB)が、400以上1,000,000以下である経口用組成物。
2.アグリモールBを含有することを特徴とするコラーゲン臭マスキング剤。
【発明の効果】
【0007】
本発明により、コラーゲン臭をマスキングすることができる。本発明により、コラーゲンを含みながらもコラーゲン臭が抑えられた飲食品、医薬部外品、医薬品等の経口用組成物を提供することができる。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本明細書において「A~B」との表記(A、Bは数値)は、その両端を含む数値範囲を意味する。
・コラーゲン臭マスキング剤
本発明のコラーゲン臭マスキング剤は、アグリモールBを含有する。
本発明のコラーゲン臭マスキング剤によりマスキングされるコラーゲンは、コラーゲン臭を有するものであれば特に制限されず、コラーゲンそのもの、加水分解コラーゲン、ゼラチン、コラーゲンペプチド等のコラーゲンを原材料とするものであってもよい。また、コラーゲンの由来は特に制限されず、牛、豚等の哺乳類、鶏等の鳥類、サケ、ヒラメ、サメ、タイ、ティラピア等の魚類等のいずれでもよい。
【0009】
<アグリモールB>
アグリモールBは、下記の化学式1に示す化合物である(分子量:682.75g/mol)。アグリモールBは、化学合成したもの、あるいは植物などの天然物から抽出、分離し、必要に応じて精製したものを用いることができ、混合して使用することもできる。また、市販品を用いることもできる。
【0010】
TIFF
2025107766000001.tif
48
166
(【0011】以降は省略されています)
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