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公開番号
2025108080
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024001743
出願日
2024-01-10
発明の名称
接続構造、組立体、及び操作治具
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H01M
50/503 20210101AFI20250715BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】導通部の接圧を確保しやすい接続構造、組立体、及び操作治具を提供する。
【解決手段】一実施形態の接続構造は、第一貫通孔を有する第一バスバと第二貫通孔とを有する第二バスバと、軸部と第一張出部と第二張出部とを備える接続部材と、軸部が貫通している弾性部材とを備え、第一貫通孔は、仮想円の円周に沿う断面形状で、第一対向面から前記第一被押圧面に亘って延びている第一周面と、第一凹面とで規定され、第二貫通孔は、第二周面と第二凹面とで規定され、弾性部材が、仮想円の円周より大きい外周径と、第一張出部の少なくとも最大径より小さい内周径とを有し、第一回転位置において、第二張出部は、第一凹面と第二凹面とで規定される凹部に嵌りながら第一貫通孔と第二貫通孔とに挿通可能であって、第二回転位置において、第二張出部は、貫通方向からみて、第二被押圧面と重なっている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
第一対向面と、前記第一対向面の裏側の第一被押圧面と、前記第一対向面と交差する方向である貫通方向に、前記第一被押圧面から前記第一対向面に亘って貫通している第一貫通孔と、を有する第一バスバと、
前記第一対向面と対向する第二対向面と、前記第二対向面の裏側の第二被押圧面と、前記貫通方向に、前記第二対向面から前記第二被押圧面に亘って貫通している第二貫通孔と、を有する第二バスバと、
第一端と第二端とを有し、前記第一貫通孔と前記第二貫通孔とを連通するように前記第一端から前記第二端へ前記貫通方向に延びている軸部と、前記第一端から前記軸部の径方向に張り出している第一張出部と、前記径方向に張り出している第二張出部と、を備える接続部材と、
前記軸部が貫通している弾性部材と、
を備え、
前記第一貫通孔は、仮想円の円周に沿う断面形状で、前記第一対向面から前記第一被押圧面に亘って延びている第一周面と、前記円周から凹んでいる断面形状で前記第一対向面から前記第一被押圧面に亘って延びている第一凹面とで規定され、
前記第二貫通孔は、前記円周に沿う断面形状で、前記第二対向面から前記第二被押圧面に亘って延びている第二周面と、前記円周から凹んでいる断面形状で前記第二対向面から前記第二被押圧面に亘って延びている第二凹面とで規定され、
前記弾性部材が、前記円周より大きい外周径と、前記第一張出部の少なくとも最大径より小さい内周径と、を有し、
前記軸部の軸線周りの第一回転位置において、前記第二張出部は、前記第一凹面と前記第二凹面とで規定される凹部に嵌りながら前記第一貫通孔と前記第二貫通孔とに挿通可能であって、
前記軸線周りの第二回転位置において、前記第二張出部は、前記貫通方向からみて、前記第二被押圧面と重なっている、
接続構造。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記第一張出部は、前記内周径より大きい外周径を有する第一円盤部を有する、
請求項1に記載の接続構造。
【請求項3】
前記第一張出部は、前記第一円盤部からさらに前記径方向の一方向に突出している第一突出部をさらに有し、
前記第二張出部は、前記円周より小さい外周径を有する第二円盤部と、前記第二円盤部からさらに前記径方向に突出している第二突出部とを有し、
前記第二突出部が、前記第一突出部が突出している前記一方向に突出している、
請求項2に記載の接続構造。
【請求項4】
前記貫通方向からみて、前記第二張出部の輪郭が、前記第一張出部の輪郭の相似形状を有する、
請求項1に記載の接続構造。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載の接続構造と、
前記第一バスバと前記第二バスバとの一方に接続されるバッテリパックと、
前記第一バスバと前記第二バスバとの他方に接続される機器と、
を備える、
組立体。
【請求項6】
請求項1から4のいずれか一項に記載の接続構造が複数並ぶ並列方向に延びている延伸部と、各々が対応する前記第一被押圧面に向かって前記延伸部から前記貫通方向に延びている複数のピンと、を備えるバーと、
前記並列方向に延びていて、各々が対応する前記第一張出部の回転軌道に沿う円弧形状で開口している複数の開口部を有するカバーと、
を備える、
操作治具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、接続構造、組立体、及び操作治具に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
電力供給源としてのバッテリパックが、機器に接続されることは広く知られている。例えば、特許文献1には、電気自動車のヒューズ・コンタクタユニットにバッテリモジュールが接続されることが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-144524号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された組立体では、ヒューズ・コンタクタユニットに接続されている複数の雌側の受電側端子部の各々に、バッテリモジュールに設けられた雄側の給電側端子部が着脱される。しかし、このような端子部による接続構造では、両ユニットの導通部の接圧を確保できないことがある。
【0005】
本発明の一実施形態は、導通部の接圧を確保しやすい接続構造、組立体、及び操作治具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態の接続構造は、第一対向面と、前記第一対向面の裏側の第一被押圧面と、前記第一対向面と交差する方向である貫通方向に、前記第一被押圧面から前記第一対向面に亘って貫通している第一貫通孔と、を有する第一バスバと、前記第一対向面と対向する第二対向面と、前記第二対向面の裏側の第二被押圧面と、前記貫通方向に、前記第二対向面から前記第二被押圧面に亘って貫通している第二貫通孔と、を有する第二バスバと、第一端と第二端とを有し、前記第一貫通孔と前記第二貫通孔とを連通するように前記第一端から前記第二端へ前記貫通方向に延びている軸部と、前記第一端から前記軸部の径方向に張り出している第一張出部と、前記径方向に張り出している第二張出部と、を備える接続部材と、前記軸部が貫通している弾性部材と、を備え、前記第一貫通孔は、仮想円の円周に沿う断面形状で、前記第一対向面から前記第一被押圧面に亘って延びている第一周面と、前記円周から凹んでいる断面形状で前記第一対向面から前記第一被押圧面に亘って延びている第一凹面とで規定され、前記第二貫通孔は、前記円周に沿う断面形状で、前記第二対向面から前記第二被押圧面に亘って延びている第二周面と、前記円周から凹んでいる断面形状で前記第二対向面から前記第二被押圧面に亘って延びている第二凹面とで規定され、前記弾性部材が、前記円周より大きい外周径と、前記第一張出部の少なくとも最大径より小さい内周径と、を有し、前記軸部の軸線周りの第一回転位置において、前記第二張出部は、前記第一凹面と前記第二凹面とで規定される凹部に嵌りながら前記第一貫通孔と前記第二貫通孔とに挿通可能であって、前記軸線周りの第二回転位置において、前記第二張出部は、前記貫通方向からみて、前記第二被押圧面と重なっている。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一実施形態の接続構造、組立体、及び操作治具によれば、導通部の接圧を確保しやすい。
【図面の簡単な説明】
【0008】
各実施形態に係る締結前の組立体の斜視図である。
第一実施形態に係る接続前の接続構造の斜視図である。
第一実施形態に係る接続前の接続構造の平面図である。
第一実施形態に係る接続部材及び弾性部材の斜視図である。
第一実施形態に係る接続後の接続構造の斜視図である。
第一実施形態に係る接続後の接続構造の平面図である。
第一実施形態の変形例に係る組立体の斜視図である。
第二実施形態に係る接続前の接続構造の斜視図である。
第二実施形態に係る接続後の接続構造の斜視図である。
第三実施形態に係る接続構造及び操作治具の斜視図である。
第三実施形態に係るバーの斜視図である。
第三実施形態に係る接続構造及び操作治具の一部の平面図である。
第三実施形態に係る接続前の接続構造の平面図である。
第三実施形態に係る接続後の接続構造の平面図である。
第三実施形態の変形例に係る円弧開口部及び接続構造の平面図である。
第三実施形態の変形例に係る操作治具の一部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第一実施形態>
以下、一実施形態の接続構造及び組立体について、図を用いて説明する。
【0010】
(組立体の構成)
図1に示すように、本実施形態の組立体9は、複数の接続構造1と、機器91と、バッテリパック92と、締結材93とを備える。機器91と、バッテリパック92とが締結材93で締結されることにより、組立体9はユニット化されている。例えば組立体9は、電気自動車等のモビリティユニットに搭載されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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