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公開番号
2025109271
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003023
出願日
2024-01-12
発明の名称
画像処理装置、画像処理装置の作動方法、画像処理プログラム、及び、診断支援装置
出願人
富士フイルム株式会社
,
学校法人藤田学園
代理人
弁理士法人小林国際特許事務所
主分類
A61B
1/045 20060101AFI20250717BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】嚥下に関する客観的かつ精度が高い指標を手間なく得ることができる画像処理装置、画像処理装置の作動方法、画像処理プログラム、及び、診断支援装置を提供する。
【解決手段】画像処理装置は、嚥下内視鏡検査において観察対象を撮影した検査動画を取得し、検査動画が含むフレーム画像のそれぞれに、予め設定した複数の嚥下の段階のうち、いずれの段階の観察対象を撮影した画像であるかを示す段階情報を付与し、検査動画が含む複数のフレーム画像のそれぞれに付与された段階情報に基づいて、観察対象を有する被検者の嚥下に関する特徴を示す特徴量を算出する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
制御用プロセッサを備え、
前記制御用プロセッサは、
嚥下内視鏡検査において観察対象を撮影した検査動画を取得し、
前記検査動画に対してフレーム画像毎に認識処理を行うことにより、前記フレーム画像のそれぞれに、予め設定した複数の嚥下の段階のうち、いずれの段階の前記観察対象を撮影した画像であるかを示す段階情報を付与し、
前記検査動画が含む複数の前記フレーム画像のそれぞれに付与された前記段階情報に基づいて、前記観察対象を有する被検者の嚥下に関する特徴を示す特徴量を算出する画像処理装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記段階情報は、前記観察対象が嚥下中であることを示す嚥下中段階と、前記観察対象が非嚥下中であることを示す非嚥下中段階とを含み、
前記嚥下中段階は、前記観察対象が嚥下中の初期段階であることを示す嚥下中初期段階と、前記観察対象が嚥下中の後期段階であることを示す嚥下中後期段階とを含む請求項1に記載の画像処理装置。
【請求項3】
前記制御用プロセッサは、前記観察対象による1回の嚥下動作を撮影した前記フレーム画像群である嚥下ブロックを検出し、前記嚥下ブロックは、前記段階情報が前記嚥下中段階である連続した複数の前記フレーム画像を含む請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項4】
前記特徴量は、前記嚥下ブロックの数である請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項5】
前記特徴量は、前記嚥下ブロックのそれぞれが含む前記フレーム画像の数に基づく基本統計量である請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項6】
前記特徴量は、前記段階情報が前記嚥下中初期段階である前記フレーム画像の数である請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項7】
前記特徴量は、前記嚥下ブロックに含まれる前記フレーム画像において、前記段階情報が前記嚥下中初期段階である前記フレーム画像の数に基づく基本統計量である請求項3に記載の画像処理装置。
【請求項8】
前記非嚥下中段階は、直前の前記フレーム画像の前記段階情報が前記嚥下中後期段階である嚥下直後段階と、前記嚥下直後段階以外の開放段階とを含む請求項2に記載の画像処理装置。
【請求項9】
前記特徴量は、前記段階情報が前記嚥下直後段階である前記フレーム画像の数である請求項8に記載の画像処理装置。
【請求項10】
前記制御用プロセッサは、前記段階情報が前記嚥下中初期段階である前記フレーム画像におけるハレーション領域の面積を算出し、
前記特徴量は、前記ハレーション領域の面積である請求項2に記載の画像処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像処理装置、画像処理装置の作動方法、画像処理プログラム、及び、診断支援装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
嚥下障害は高齢や神経系の疾患に伴って発生することから、近年の高齢化社会において嚥下機能の検査を行うことの重要性はますます高まってきている。嚥下機能の検査は、誤嚥の病態を特定し、嚥下障害の治療や予防を適切に行うために行われる。嚥下内視鏡検査(VE:VideoEndoscopic examination of swallowing、または、FEES:Fiberoptic Endoscopic Evaluation of Swallowing)が嚥下障害の評価方法(嚥下機能評価検査)として確立されている。
【0003】
嚥下内視鏡検査において、取得された検査画像に基づいて評価等を行うための各種の装置等が知られている(特許文献1又は特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-179218号公報
特開2022-179222号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の嚥下内視鏡検査では、内視鏡を通して得られる嚥下運動の画像を医師が観察することにより評価、診断等を行っていた。すなわち、主に医師の主観的評価により診断が行われていた。
【0006】
しかしながら、医師の目視による主観的評価による診断のみでは、医師の技量等に応じて診断結果が異なる、より高い精度での診断が難しい、等の問題があった。
【0007】
本発明は、嚥下に関する客観的かつ精度が高い指標を手間なく得ることができる画像処理装置、画像処理装置の作動方法、画像処理プログラム、及び、診断支援装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の画像処理装置は、制御用プロセッサを備え、制御用プロセッサは、嚥下内視鏡検査において観察対象を撮影した検査動画を取得し、検査動画に対してフレーム画像毎に認識処理を行うことにより、フレーム画像のそれぞれに、予め設定した複数の嚥下の段階のうち、いずれの段階の観察対象を撮影した画像であるかを示す段階情報を付与し、検査動画が含む複数のフレーム画像のそれぞれに付与された段階情報に基づいて、観察対象を有する被検者の嚥下に関する特徴を示す特徴量を算出する。
【0009】
段階情報は、観察対象が嚥下中であることを示す嚥下中段階と、観察対象が非嚥下中であることを示す非嚥下中段階とを含み、嚥下中段階は、観察対象が嚥下中の初期段階であることを示す嚥下中初期段階と、観察対象が嚥下中の後期段階であることを示す嚥下中後期段階とを含むことが好ましい。
【0010】
制御用プロセッサは、観察対象による1回の嚥下動作を撮影したフレーム画像群である嚥下ブロックを検出し、嚥下ブロックは、段階情報が嚥下中段階である連続した複数のフレーム画像を含むことが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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