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公開番号
2025109433
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-25
出願番号
2024003314
出願日
2024-01-12
発明の名称
掘削撹拌機、掘削攪拌部の回転を停止する回転の停止方法、掘削攪拌システム
出願人
株式会社大林組
代理人
個人
,
個人
主分類
E21B
3/00 20060101AFI20250717BHJP(地中もしくは岩石の削孔;採鉱)
要約
【課題】掘削攪拌部の回転力を受けた場合に掘削攪拌機自体が動くという問題に対応した掘削撹拌機を提供する。
【解決手段】本発明の掘削撹拌機1は、走行体22上に旋回体23の設けられた本体部2と、旋回体23の前方側に設けられ、回転しながら上下動可能な掘削攪拌部3と、旋回体23に設けられ、掘削攪拌部3の回転力による本体部2の左右方向の変位を計測する左右方向変位計測部HDSと、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
走行体上に旋回体の設けられた本体部と、
旋回体の前方側に設けられ、回転しながら上下動可能な掘削攪拌部と、
前記旋回体に設けられ、前記掘削攪拌部の回転力による前記本体部の左右方向の変位を計測する左右方向変位計測部と、を備えることを特徴とする掘削撹拌機。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記左右方向変位計測部が、
前記旋回体の左側に設けられた距離の変化を計測する左側変位センサと、
前記旋回体の右側に設けられた距離の変化を計測する右側変位センサと、を備えることを特徴とする請求項1に記載の掘削撹拌機。
【請求項3】
前記掘削撹拌機が、前記掘削攪拌部の回転を制御する制御部を備え、
前記制御部は、前記左右方向変位計測部が左右方向の変位を検知すると、前記掘削攪拌部の回転の停止、又は、回転トルクの設定値以下への変更を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の掘削撹拌機。
【請求項4】
走行体上に旋回体の設けられた本体部と、旋回体の前方側に設けられ、回転しながら上下動可能な掘削攪拌部と、を備えた掘削撹拌機の前記回転の停止方法であって、
前記本体部が左右方向に変位すると、前記掘削攪拌部の前記回転を停止することを特徴とする回転の停止方法。
【請求項5】
掘削攪拌システムであって、
掘削攪拌機と、照射対象と、を備え、
前記掘削撹拌機が、
走行体上に旋回体の設けられた本体部と、
旋回体の前方側に設けられ、回転しながら上下動可能な掘削攪拌部と、
前記旋回体に設けられ、前記掘削攪拌部の回転力による前記本体部の左右方向の変位を計測する左右方向変位計測部と、を備え、
前記左右方向変位計測部が、
前記旋回体の左側に設けられた距離の変化を計測する左側変位センサと、
前記旋回体の右側に設けられた距離の変化を計測する右側変位センサと、を備え、
前記照射対象が、
前記左側変位センサの距離測定の基準となる左側照射対象物と、
前記右側変位センサの距離測定の基準となる右側照射対象物と、を備えることを特徴とする掘削攪拌システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、掘削撹拌機、掘削攪拌部の回転を停止する回転の停止方法、掘削攪拌システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、先端に掘削ヘッドが接続されたロッドに回転力と上下方向の振動を付与しつつ、掘削ヘッドで地盤を掘削する掘削機であって、ロッドを把持するクランプ装置と、クランプ装置の動作を制御するクランプ制御部と、ロッドを昇降する昇降装置と、昇降装置の移動を検知する移動検知手段と、を備え、クランプ制御部は、前記ロッドが前記クランプ装置に把持された状態で、昇降装置の上昇移動を前記移動検知手段に基づいて検知した場合に、ロッドの把持状態を維持するよう構成された掘削機が開示されている。
【0003】
そして、特許文献1に開示された掘削機によれば、作業員の誤操作による掘削ヘッド及びロッドの掘削孔への落下を防止することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-96357号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、掘削作業においては、掘削攪拌部が硬い地盤等に当たった場合に、掘削攪拌部が回転し難くなる、又は、回転が停止することがある。
そして、そのような場合、掘削攪拌部の回転に伴う反動が掘削撹拌機に加わることになる。
【0006】
しかし、掘削撹拌機は、仮に、掘削攪拌部の回転ができなくなり、その回転トルクの全てが反動として掘削撹拌機に加わったとしても、掘削攪拌機自体が動かないだけの重量を有するように重量設計が行われている。
そうであるにもかかわらず、その反動で掘削攪拌機自体が動くということがあった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、掘削攪拌部の回転力を受けた場合に掘削攪拌機自体が動くという問題に対応した掘削撹拌機、回転の停止方法、及び、掘削攪拌システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記目的を達成するために以下の構成によって把握される。
本発明の掘削撹拌機は、走行体上に旋回体の設けられた本体部と、旋回体の前方側に設けられ、回転しながら上下動可能な掘削攪拌部と、前記旋回体に設けられ、前記掘削攪拌部の回転力による前記本体部の左右方向の変位を計測する左右方向変位計測部と、を備える。
【0009】
本発明の回転の停止方法は、走行体上に旋回体の設けられた本体部と、旋回体の前方側に設けられ、回転しながら上下動可能な掘削攪拌部と、を備えた掘削撹拌機の前記回転の停止方法であって、前記本体部が左右方向に変位すると、前記掘削攪拌部の前記回転を停止する。
【0010】
本発明の掘削攪拌システムは、掘削攪拌機と、照射対象と、を備え、前記掘削撹拌機が、
走行体上に旋回体の設けられた本体部と、旋回体の前方側に設けられ、回転しながら上下動可能な掘削攪拌部と、前記旋回体に設けられ、前記掘削攪拌部の回転力による前記本体部の左右方向の変位を計測する左右方向変位計測部と、を備え、前記左右方向変位計測部が、前記旋回体の左側に設けられた距離の変化を計測する左側変位センサと、前記旋回体の右側に設けられた距離の変化を計測する右側変位センサと、を備え、前記照射対象が、前記左側変位センサの距離測定の基準となる左側照射対象物と、前記右側変位センサの距離測定の基準となる右側照射対象物と、を備える。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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