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公開番号
2025110064
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-28
出願番号
2024003780
出願日
2024-01-15
発明の名称
ロール体運搬用台車
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65H
19/12 20060101AFI20250718BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】ロール体運搬用台車でロール体を安定的に保持しつつ高さ方向に移動させる。
【解決手段】車輪111が設けられる基部110と、基部110に支持され、媒体Mがロール状に巻かれたロール体R1を載置する載置部120と、載置部120を支持し、基部110に対する載置部120の高さを調整する第1高さ調整部130Aと、載置部120を支持し、基部110に対する載置部120の高さを調整する第2高さ調整部130Bと、第1高さ調整部130A及び第2高さ調整部130Bを操作する操作部140と、を有し、第1高さ調整部130A及び第2高さ調整部130Bは、載置部120に載置された際のロール体R1の軸線方向に間隔をおいて配置され、操作部140は、第1高さ調整部130Aと第2高さ調整部130Bとを同期させて載置部120の高さを調整するロール体運搬用台車100。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
車輪が設けられる基部と、
前記基部に支持され、媒体がロール状に巻かれたロール体を載置する載置部と、
前記載置部を支持し、前記基部に対する前記載置部の高さを調整する第1高さ調整部と、
前記載置部を支持し、前記基部に対する前記載置部の高さを調整する第2高さ調整部と、
前記第1高さ調整部及び前記第2高さ調整部を操作する操作部と、
を有し、
前記第1高さ調整部及び前記第2高さ調整部は、前記載置部に載置された際の前記ロール体の軸線方向に間隔をおいて配置され、
前記操作部は、前記第1高さ調整部と前記第2高さ調整部とを同期させて前記載置部の高さを調整することを特徴とするロール体運搬用台車。
続きを表示(約 890 文字)
【請求項2】
請求項1に記載されたロール体運搬用台車において、
前記載置部は、前記載置部に載置された際の前記ロール体の軸線方向に間隔をおいて設けられた複数の持ち手を有することを特徴とするロール体運搬用台車。
【請求項3】
請求項2に記載されたロール体運搬用台車において、
複数の前記持ち手は、前記載置部に載置された際の前記ロール体の軸線方向において、前記第1高さ調整部及び前記第2高さ調整部を挟む位置に設けられていることを特徴とするロール体運搬用台車。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項に記載されたロール体運搬用台車において、
前記操作部は、ハンドルを回転させてハンドル回転軸を回転させることで操作を行い、
前記ハンドル回転軸は、前記載置部に載置された際の前記ロール体の軸線方向において、前記第1高さ調整部と前記第2高さ調整部との間の位置にあることを特徴とするロール体運搬用台車。
【請求項5】
請求項1から3のいずれか1項に記載されたロール体運搬用台車において、
前記第1高さ調整部及び前記第2高さ調整部は、パンタグラフジャッキであることを特徴とするロール体運搬用台車。
【請求項6】
請求項5に記載されたロール体運搬用台車において、
前記パンタグラフジャッキは、ネジ棒と、菱形の収縮機構を構成するアームと、を有し、
前記アームは、前記ネジ棒に接続され、前記ネジ棒を回転させることで高さ方向の長さが変位することを特徴とするロール体運搬用台車。
【請求項7】
請求項6に記載されたロール体運搬用台車において、
前記ネジ棒は、前記アームの変位範囲を制限する制限部が設けられていることを特徴とするロール体運搬用台車。
【請求項8】
請求項6に記載されたロール体運搬用台車において、
前記パンタグラフジャッキは、前記ネジ棒の前記アームから飛び出す部分を覆うカバーを有することを特徴とするロール体運搬用台車。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ロール体運搬用台車に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、様々な印刷装置が使用されている。このうち、ロール状に巻かれた媒体を搬送しつつ該媒体に画像を形成する印刷装置がある。このような印刷装置においては、媒体がロール状に巻かれたロール体を印刷装置のセット部にセットする必要がある。そこで、例えば、特許文献1には、ロール紙をセット部にセットすることなどを容易にするための、プリンターにおけるロール紙ホルダーにロール紙を装着する際に使用可能な、ロール紙をロール紙ホルダーの高さまで持ち上げるロール紙持ち上げ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-86908号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
媒体がロール状に巻かれたロール体には、大きく重いものがある。また、印刷装置の小型化が求められることに伴ってロール体のセット部が低い位置に設けられる場合がある。ここで、セット部や巻取部が低い位置に設けられる印刷装置では、作業者はかがんだ状態で重いロール体を一定時間、一定の高さに維持しなければならず、作業負荷が大きくなる。なお、例えば特許文献1のロール紙持ち上げ装置では、ロール体を軸線方向における片方の端部ずつ持ち上げることを前提としているため、ロール体全体を安定的に持ち上げることが困難な場合があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための本発明のロール体運搬用台車は、車輪が設けられる基部と、前記基部に支持され、媒体がロール状に巻かれたロール体を載置する載置部と、前記載置部を支持し、前記基部に対する前記載置部の高さを調整する第1高さ調整部と、前記載置部を支持し、前記基部に対する前記載置部の高さを調整する第2高さ調整部と、前記第1高さ調整部及び前記第2高さ調整部を操作する操作部と、を有し、前記第1高さ調整部及び前記第2高さ調整部は、前記載置部に載置された際の前記ロール体の軸線方向に間隔をおいて配置され、前記操作部は、前記第1高さ調整部と前記第2高さ調整部とを同期させて前記載置部の高さを調整することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
本発明の一実施例に係るロール体運搬用台車を使用してロール体をセット及び取り外し可能な印刷装置の概略図。
本発明の一実施例に係るロール体運搬用台車の斜視図であって、ロール体を載せた載置部が最も下方の位置にある状態を表す図。
図2とは異なる角度から見た本発明の一実施例に係るロール体運搬用台車の斜視図であって、載置部が最も下方の位置にある状態を表す図。
本発明の一実施例に係るロール体運搬用台車の斜視図であって、図3の状態に対して載置部を上方に位置させた状態を表す図。
本発明の一実施例に係るロール体運搬用台車の平面図であって、作業者がハンドルを使用可能な状態を表す図。
本発明の一実施例に係るロール体運搬用台車の平面図であって、ハンドルを収容させた状態を表す図。
本発明の一実施例に係るロール体運搬用台車の平面断面図。
図1の印刷装置における本発明の一実施例に係るロール体運搬用台車を収容可能な収容位置周辺を表す斜視図。
本発明の一実施例に係るロール体運搬用台車の側面断面図であって、一部拡大図を含み、載置部が最も下方の位置にある状態を表す図。
本発明の一実施例に係るロール体運搬用台車の側面断面図であって、図9の状態に対して載置部を上方に位置させた状態を表す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
最初に、本発明について概略的に説明する。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様のロール体運搬用台車は、車輪が設けられる基部と、前記基部に支持され、媒体がロール状に巻かれたロール体を載置する載置部と、前記載置部を支持し、前記基部に対する前記載置部の高さを調整する第1高さ調整部と、前記載置部を支持し、前記基部に対する前記載置部の高さを調整する第2高さ調整部と、前記第1高さ調整部及び前記第2高さ調整部を操作する操作部と、を有し、前記第1高さ調整部及び前記第2高さ調整部は、前記載置部に載置された際の前記ロール体の軸線方向に間隔をおいて配置され、前記操作部は、前記第1高さ調整部と前記第2高さ調整部とを同期させて前記載置部の高さを調整することを特徴とする。
【0008】
本態様によれば、載置部に載置された際のロール体の軸線方向に間隔をおいて配置される第1高さ調整部及び第2高さ調整部と、第1高さ調整部及び第2高さ調整部を操作する操作部と、を有し、操作部は第1高さ調整部と第2高さ調整部とを同期させて載置部の高さを調整する。このような構成とすることで、ロール体の軸線方向において第1高さ調整部及び第2高さ調整部という少なくとも2か所で同期しながらロール体の高さ調整ができるので、ロール体を安定的に保持しつつ高さ方向に移動させることができる。
【0009】
本発明の第2の態様のロール体運搬用台車は、第1の態様に従属する態様であって、前記載置部は、前記載置部に載置された際の前記ロール体の軸線方向に間隔をおいて設けられた複数の持ち手を有することを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、載置部は、載置部に載置された際のロール体の軸線方向に間隔をおいて設けられた複数の持ち手を有する。このため、ロール体を運搬する際、作業者は複数の持ち手を持って、好適にロール体を運搬することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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