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公開番号
2025111618
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-30
出願番号
2025071222,2024053527
出願日
2025-04-23,2014-08-21
発明の名称
表示装置及び電子機器
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G09F
9/30 20060101AFI20250723BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】電子機器の小型化と表示画像の高品位化とを両立させる表示装置を実現する事。
【解決手段】表示装置80は、第一の発光素子830と、第二の発光素子830と、第一の発光素子830からの光が通過する第一のカラーフィルター840と、第二の発光素子830からの光が通過する第二のカラーフィルター840と、を備えている。第一の発光素子830の中心と第一のカラーフィルター840の中心との位置関係は、第二の発光素子830の中心と第二のカラーフィルター840の中心との位置関係と、異なっている。
発光素子830からの光軸に合わせてカラーフィルター840が配置されるので、発光素子830の大きさを或る程度維持したまま画角を広げられ、表示画像の画質と電子機器の小型化とを両立させる事ができる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
第一の発光素子と、
第二の発光素子と、
前記第一の発光素子からの光が通過する第一のカラーフィルターと、
前記第二の発光素子からの光が通過する第二のカラーフィルターと、を備え、
平面視に於ける前記第一の発光素子の中心と前記第一のカラーフィルターの中心との相対的な位置関係が、平面視に於ける前記第二の発光素子の中心と前記第二のカラーフィルターの中心との相対的な位置関係と、異なっている事を特徴とする表示装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記第一の発光素子と前記第一のカラーフィルターと前記第二の発光素子と前記第二のカラーフィルターとは表示領域に配置され、
前記第一の発光素子からの光軸は前記第一の発光素子に対する法線から前記表示領域の中心側に傾斜しており、
平面視に於ける前記第一のカラーフィルターの中心は、平面視に於ける前記第一の発光素子の中心よりも前記表示領域の中心側にずれている事を特徴とする請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記第二の発光素子と前記第二のカラーフィルターとは、前記表示領域内にて前記第一の発光素子と前記第一のカラーフィルターとより内側に配置され、
平面視に於ける前記第一の発光素子の中心と前記第一のカラーフィルターの中心とのずれ量を第一ずれ量とし、平面視に於ける前記第二の発光素子の中心と前記第二のカラーフィルターの中心とのずれ量を第二ずれ量とした際に、前記第二ずれ量は前記第一ずれ量よりも小さい事を特徴とする請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記カラーフィルターを分ける分離部を更に備え、
前記第一ずれ量と前記第二ずれ量との差は、前記第一のカラーフィルターと前記第二のカラーフィルターとの間に配置されている分離部の幅に依ってもたらされる事を特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記カラーフィルターには、赤カラーフィルターと緑カラーフィルターと青カラーフィルターとが含まれ、
前記第一ずれ量と前記第二ずれ量との差は、前記第一のカラーフィルターと前記第二のカラーフィルターとの間に配置され、前記赤カラーフィルターと前記青カラーフィルターとを分けている分離部の幅に依ってもたらされる事を特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項6】
前記表示領域に前記発光素子と前記カラーフィルターとは行列状に配置されており、
前記第一ずれ量と前記第二ずれ量との差を作り出している分離部の行方向の位置は、第一の行と前記第一の行に隣り合う第二の行とでは、異なっている事を特徴とする請求項4又は5に記載の表示装置。
【請求項7】
前記第一ずれ量と前記第二ずれ量との差は、前記第一のカラーフィルターと前記第二のカラーフィルターとの間に配置された別のカラーフィルターの幅に依ってもたらされる事を特徴とする請求項3に記載の表示装置。
【請求項8】
前記カラーフィルターには、赤カラーフィルターと緑カラーフィルターと青カラーフィルターとが含まれ、
前記別のカラーフィルターは前記青カラーフィルターである事を特徴とする請求項7に記載の表示装置。
【請求項9】
前記表示領域に前記発光素子と前記カラーフィルターとは行列状に配置されており、
前記別のカラーフィルターの行方向の位置は、第一の行と前記第一の行に隣り合う第二の行とでは、異なっている事を特徴とする請求項7又は8に記載の表示装置。
【請求項10】
請求項1乃至9のいずれか一項に記載の表示装置を備えた事を特徴とする電子機器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、表示装置及び電子機器に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、ヘッドマウントディスプレイの様に虚像の形成及び観察を可能にする虚像表示装置として、表示素子からの映像光を観察者の瞳に導くタイプのヘッドマウントディスプレイが提案されている。こうした虚像表示装置では、特許文献1に記載されている様に、映像光と外界光とを重畳させるシースルー光学系が採用されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-200553号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載の虚像表示装置では、表示画像の画質と、ヘッドマウントディスプレイ等の電子機器の小型化と、を両立し難いと云った課題があった。従来の虚像表示装置では、表示画像を明るくして高解像度とすると、表示装置が大きくなる為である。換言すると従来は、電子機器に適応させた際に使用者に不快感を与えない程度に軽量小型で、且つ高品位画像を表示する表示装置を実現し難いという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決する為になされたものであり、以下の形態又は適用例として実現する事が可能である。
【0006】
(適用例1)
本適用例に係わる表示装置は、第一の発光素子と、第二の発光素子と、第一の発光素子からの光が通過する第一のカラーフィルターと、第二の発光素子からの光が通過する第二のカラーフィルターと、を備え、平面視に於ける第一の発光素子の中心と第一のカラーフィルターの中心との相対的な位置関係が、平面視に於ける第二の発光素子の中心と第二のカラーフィルターの中心との相対的な位置関係と、異なっている事を特徴とする。
この構成とすると、発光素子からの光軸に合わせてカラーフィルターが配置されるので、発光素子の大きさを或る程度維持したまま、画角を広げる事ができる。従って、表示画像の画質とヘッドマウントディスプレイ等の電子機器の小型化とを両立させる事ができる。
【0007】
(適用例2)
上記適用例1に記載の表示装置に於いて、第一の発光素子と第一のカラーフィルターと第二の発光素子と第二のカラーフィルターとは表示領域に配置され、第一の発光素子からの光軸は第一の発光素子に対する法線から表示領域の中心側に傾斜しており、平面視に於ける第一のカラーフィルターの中心は、平面視に於ける第一の発光素子の中心よりも表示領域の中心側にずれている事が好ましい。
集光光学系を有するヘッドマウントディスプレイ等の電子機器の表示装置では、表示領域の中心部を除いて、発光素子からの光軸は表示領域の中心側に傾斜する。従って、この構成とすると、発光素子に対してカラーフィルターが中心側にずれて配置されているので、発光素子の大きさを或る程度維持したまま、画角を広げる事ができる。即ち、集光光学系を有するヘッドマウントディスプレイ等の電子機器の小型化と、その電子機器に表示される画像の高品位化とを両立させる事ができる。
【0008】
(適用例3)
上記適用例2に記載の表示装置に於いて、第二の発光素子と第二のカラーフィルターとは、表示領域内にて第一の発光素子と第一のカラーフィルターとより内側に配置され、平面視に於ける第一の発光素子の中心と第一のカラーフィルターの中心とのずれ量を第一ずれ量とし、平面視に於ける第二の発光素子の中心と第二のカラーフィルターの中心とのずれ量を第二ずれ量とした際に、第二ずれ量は第一ずれ量よりも小さい事が好ましい。
集光光学系を有するヘッドマウントディスプレイ等の電子機器の表示装置では、表示領域の外側ほど発光素子からの光軸の傾きが大きくなる。この構成とすると、表示領域内での発光素子の位置に応じて発光素子とカラーフィルターとのずれ量が調整されるので、発光素子の大きさを或る程度維持したまま、画角を広げる事ができる。即ち、集光光学系を有するヘッドマウントディスプレイ等の電子機器の小型化と、その電子機器に表示される画像の高品位化とを両立させる事ができる。
【0009】
(適用例4)
上記適用例3に記載の表示装置に於いて、カラーフィルターを分ける分離部を更に備え、第一ずれ量と第二ずれ量との差は、第一のカラーフィルターと第二のカラーフィルターとの間に配置されている分離部の幅に依ってもたらされる事が好ましい。
この構成とすると、分離部の幅を変えるだけで、容易に発光素子とカラーフィルターとの位置関係を調整する事ができる。
【0010】
(適用例5)
上記適用例3に記載の表示装置に於いて、カラーフィルターには、赤カラーフィルターと緑カラーフィルターと青カラーフィルターとが含まれ、第一ずれ量と第二ずれ量との差は、第一のカラーフィルターと第二のカラーフィルターとの間に配置され、赤カラーフィルターと青カラーフィルターとを分けている分離部の幅に依ってもたらされる事が好ましい。
人の視感度は緑が高い。従って、この構成とすると、視感度の高い緑カラーフィルターを避けてずれ量の差を作り出すので、使用者が差を作り出している分離部の存在に気づく可能性を抑制する事ができる。
(【0011】以降は省略されています)
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