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公開番号2025110537
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004424
出願日2024-01-16
発明の名称導通検査装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類G01R 31/54 20200101AFI20250722BHJP(測定;試験)
要約【課題】本発明は、作業効率の向上を図った導通検査装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の電線から構成されたハーネス本体11および該ハーネス本体の端末に設けられた複数のコネクタ12A、12Bを有するワイヤハーネス10の導通検査を行うための導通検査装置1であって、ワイヤハーネスが載置される治具板21と、該治具板21に設置されるとともに、複数のコネクタそれぞれを支持する複数の検査治具2A、2Bと、複数の検査治具に電気的に接続されて当該複数の検査治具を制御する制御部5と、を備え、複数の検査治具2A、2Bは、制御部5に接続される一つの特定検査治具2Aと、他の検査治具2Bと、を有し、他の検査治具2Bは、特定検査治具2Aを介して制御部5に電気的に接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の電線から構成されたハーネス本体および該ハーネス本体の端末に設けられた複数のコネクタを有するワイヤハーネスの導通検査を行うための導通検査装置であって、
前記ワイヤハーネスが載置される治具板と、
該治具板に設置されるとともに、複数のコネクタそれぞれを支持する複数の検査治具と、
前記複数の検査治具に電気的に接続されて当該複数の検査治具を制御する制御部と、を備え、
前記複数の検査治具は、前記制御部に電気的に接続される一つの特定検査治具と、他の検査治具と、を有し、
前記他の検査治具は、前記特定検査治具を介して前記制御部に電気的に接続されていることを特徴とする導通検査装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記制御部に電気的に接続された制御側検査治具を備え、
前記特定検査治具は、複数のコネクタのうち一つのコネクタを支持するコネクタ支持部と、前記他の検査治具に電気的に接続される治具側接続部と、を有し、
前記制御側検査治具は、前記一つのコネクタに嵌合接続可能な相手コネクタと、前記治具側接続部に電気的に接続可能な制御側接続部と、を有し、
前記一つのコネクタと前記相手コネクタ、および、前記治具側接続部と前記制御側接続部は、所定方向に近付いて電気的に接続されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の導通検査装置。
【請求項3】
前記ワイヤハーネスは、前記ハーネス本体に取り付けられる外装部品を備え、
前記外装部品は、前記治具板上で、前記ハーネス本体に取り付けられることを特徴とする請求項1または2に記載の導通検査装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、導通検査装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
自動車等には、種々の電子機器が搭載されており、該電子機器にバッテリなどの電源等からの電力や検査部からの制御信号などを伝えるためのワイヤハーネスが配索されている。
【0003】
ワイヤハーネスは、工場内に設置されたベルトコンベア装置と、該ベルトコンベア装置によって搬送される複数の布線板と、を有するハーネス生産ラインにおいて、該布線板の上で組み立てられるとともに、ハーネス生産ラインの最終段階において、ワイヤハーネスを構成する全ての電線がコネクタ間で確実に導通するか否かが検査されている。
【0004】
このようなワイヤハーネスの導通検査を行う装置の一例として、図4に示された導通検査装置101は、布線板102の所定位置に支持されるとともに、ワイヤハーネスWの端末部に設けられたコネクタW1に接続される複数の検査用コネクタ103と、これら複数の検査用コネクタ103それぞれから引き出された引出し線104と、該引出し線104を介して各検査用コネクタ103に接続されてワイヤハーネスWを構成する各電線W10の導通状態を検査する検査部105と、を備える(例えば特許文献1参照)。
【0005】
この従来の導通検査装置101は、ワイヤハーネスWの端末部に設けられたコネクタW1および検査用コネクタ103がコネクタ接続された状態で、各検査用コネクタ103が引出し線104を介して検査部105に電気的に接続されることにより、検査部105によって、ワイヤハーネスWを構成する各電線W10の導通状態が検査されるようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012-205340号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、ワイヤハーネスWがライン生産される場合において、ワイヤハーネスWのコネクタW1が各検査用コネクタ103に支持された状態でベルトコンベア装置等によって搬送される場合には、ラインにおいて割り当てられた時間内で、各検査用コネクタ103と検査部105から引き出された引出し線104とを接続する必要がある。このため割り当てられた時間内で、コネクタW1の数と同じ数だけ、各検査用コネクタ103と検査部105から引き出された引出し線104との接続作業を行わなければならず、その点において作業効率の改善が求められていた。
【0008】
本発明は、作業効率の向上を図った導通検査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前記課題を解決し目的を達成するために、請求項1に記載された発明は、複数の電線から構成されたハーネス本体および該ハーネス本体の端末に設けられた複数のコネクタを有するワイヤハーネスの導通検査を行うための導通検査装置であって、前記ワイヤハーネスが載置される治具板と、該治具板に設置されるとともに、複数のコネクタそれぞれを支持する複数の検査治具と、前記複数の検査治具に電気的に接続されて当該複数の検査治具を制御する制御部と、を備え、前記複数の検査治具は、前記制御部に電気的に接続される一つの特定検査治具と、他の検査治具と、を有し、前記他の検査治具は、前記特定検査治具を介して前記制御部に電気的に接続されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
請求項1に記載の発明によれば、作業効率の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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