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特許ウォッチ
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公開番号
2025112916
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024007454
出願日
2024-01-22
発明の名称
ウォールユニット
出願人
株式会社ケアコム
代理人
個人
主分類
A61G
12/00 20060101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】過度な外力による懸架部材の破損が生じにくく、面倒な操作を行わなくてもナースコール子機のプラグをコネクタに差し込むことができ、かつ、懸架部材の形状およびサイズに関して設計の自由度を高くすることが可能なウォールユニットを提供する。
【解決手段】カバープレートの開口に嵌め込まれるベースユニット10においてベース面11から前方に土台12を突設し、コネクタピン21が前方正面に対して所定の傾斜角度で下側を向くような姿勢となる態様でコネクタ20を土台12の内部に設けるとともに、ナースコール子機を懸架するためのホルダ30を土台12に対して着脱可能に取り付けられるようにし、土台12およびホルダ30の双方の装着面が互いに複数箇所で接触する状態で、土台12に対してホルダ30が回動不能に装着されるように構成する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
ナースコールシステムにおいて壁面に埋め込み設置されるウォールユニットであって、
上記壁面に設置されるカバープレートの開口に嵌め込まれるベースユニットと、
上記ベースユニットにおいてベース面から前方に突設された土台の内部に、コネクタピンが前方正面に対して所定の傾斜角度で下側を向くような姿勢となるように設けられたコネクタと、
上記土台に対して着脱可能に取り付けられる、ナースコール子機を懸架するためのホルダとを備え、
上記土台および上記ホルダの双方の装着面が互いに複数箇所で接触する状態で、上記ホルダが上記土台に対して回動不能に装着される
ことを特徴とするウォールユニット。
続きを表示(約 370 文字)
【請求項2】
上記ホルダは、
上記土台に対して篏合するように形成された凹構造を有する基部と、
上記基部の左右の側面から突出された一対の挟持片とを備え、
少なくとも上記一対の挟持片が弾性部材により構成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のウォールユニット。
【請求項3】
上記ホルダは、
上記基部および上記一対の挟持片を含む全体が弾性部材により構成され、
上記基部の上記凹構造が上記土台の外形に篏合する形状に構成され、
上記凹構造の開口下端部において内側に突出する凸状係止部を備え、
上記土台は、
上記ベース面に接する下端部に、上記凸状係止部と係合状態となる凹状係止部を備えた
ことを特徴とする請求項2に記載のウォールユニット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ナースコールシステムにおいて壁面に埋め込み設置されるウォールユニットに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的に、ナースコールシステムは、ベッドサイド等に設置されるナースコール子機と、ベッドサイド等の壁面に埋め込み設置されるウォールユニットと、病室の出入口近傍に設置される廊下灯と、看護師などの医療従事者が常駐するナースステーション等に設置されるナースコール親機とを備えて構成されている。
【0003】
ウォールユニットには種々のタイプがある。例えば、ナースコール子機のコードの先端に設けられたプラグを接続する差込口を備えるとともに、呼出ボタン、スピーカおよびマイクを備えて通話を行うことが可能なタイプの壁埋込形子機と呼ばれるウォールユニットが存在する。また、ナースコール子機のプラグを接続する差込口を備えているが、呼出ボタン、スピーカおよびマイクを備えていないタイプのコンセントと呼ばれるウォールユニットも存在する。
【0004】
従来、ナースコール子機のプラグを接続するコネクタと、ナースコール子機のハンガーを懸架するためのフックとをプレート前面において並設したウォールユニット(プレート子機)が知られている。また、この構造だとプレート子機が大型化してしまうという問題や、コネクタが常に露出しているためコネクタに埃等が溜まりやすいという問題があることに鑑みて、小型でコネクタに埃等が溜まりにくくなるようにしたナースコール子機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
【0005】
特許文献1に記載のプレート子機では、ハンド形子機のハンガーを引っ掛けるためのフックを、その舌片部がプレート側コネクタの差込孔の前方を覆うような位置で回動自在となるように設けている。また、舌片部の後面を前方へ膨出する形状とし、当該膨出した舌片部の後面と差込孔との間に、差込孔を介して収納ボックス内のプレート側コネクタへ差し込まれたハンド側コネクタから延びるケーブルをフックの外側へ逃がすためのスペースを形成している。
【0006】
また、特許文献1に記載のプレート子機では、プレート側コネクタのピンがプレート子機の設置面に対して20°~30°の傾斜角度で下側を向くような姿勢でプレート側コネクタを取り付けることにより、当該プレート側コネクタにハンド側コネクタを接続した際、設置面に直交する方向へ差し込んでいた従来のコネクタ構造と比較して、設置面からのハンド側コネクタの突出量が小さくなるようにしている。
【0007】
特許文献1の記載によれば、コネクタとフックとがプレート前面に並設されていた従来のナースコール子機よりも小型化を図ることが可能とされる。また、フックの舌片部が差込孔の前方を覆っているため、差込孔から埃等が収納ボックス内へ侵入しにくくなり、本体ケース内やコネクタに埃等が溜まりにくくなるようにすることが可能とされる。
【0008】
しかしながら、特許文献1に記載のプレート子機では、フックを回動自在とするために、フックはその上端に設けられた軸部を本体ケースの軸受け部に挿通することによって軸支されるだけの構造となっている。そのため、フックにハンド形子機のハンガーが懸架された状態のままハンド形子機が無理に引っ張られたり、患者や看護師の身体がフックに強く当たったりした場合、フックに過度な外力が加わり、フックの軸支構造部分に損壊を招く恐れがあるという問題があった。
【0009】
また、特許文献1に記載のプレート子機では、フックを回動させて差込孔を露出させなければプレート側コネクタにハンド側コネクタを差し込むことができない。そのため、コネクタの抜き差しを行うたびにフックを一々回動させる必要があって面倒であるという問題もあった。
【0010】
また、特許文献1に記載のプレート子機では、フックの軸部を本体ケースの軸受け部に挿通することによってフックを回動可能とする構造上、フックは本体ケースと一体的に構成せざるを得ない。そのため、特許文献1の図2、図10に示されるように壁面の裏側に収納ボックスを収容して本体ケースを壁面の表側に露出させて使用するためには、本体ケースおよびそれと一体的に構成されるフックを、壁面の表側に設置される化粧パネルの開口を通過可能なサイズに設計する必要がある。その結果、フックの形状およびサイズに関して設計の自由度が小さくなるという問題もあった。
【先行技術文献】
【特許文献】
(【0011】以降は省略されています)
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