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公開番号
2025113442
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2025088812,2022198382
出願日
2025-05-28,2017-06-13
発明の名称
医用画像処理装置、医用画像処理方法及び医用画像処理プログラム
出願人
キヤノンメディカルシステムズ株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
A61B
6/50 20240101AFI20250725BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】血流の流体解析をより高い精度で行うことができる医用画像処理装置、医用画像処理方法及び医用画像処理プログラムを提供すること。
【解決手段】実施形態に係る医用画像処理装置は、取得部と、解析部と、特定部とを備える。取得部は、被検体の血管を含む画像データを取得する。解析部は、前記画像データを用いた流体解析を行うことによって、前記血管における血流パラメータの空間分布を求める。特定部は、前記画像データを用いて、前記血管に関する画像解析を行うことで前記流体解析に関する信頼度を算出し、前記画像データに基づいて、前記血管から分岐する血管である分枝を検出し、当該分枝と前記血管との接続箇所における前記分枝の血管径を算出し、当該血管径が所定の閾値以上であった場合に、前記接続箇所を含む、前記流体解析の信頼度が低い領域を示す情報と、警告用のメッセージとを表示する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
被検体の血管を含む画像データを取得する取得部と、
前記画像データを用いた流体解析を行うことによって、前記血管における血流パラメータの空間分布を求める解析部と、
前記画像データを用いて、前記血管に関する画像解析を行うことで前記流体解析に関する信頼度を算出し、前記画像データに基づいて、前記血管から分岐する血管である分枝を検出し、当該分枝と前記血管との接続箇所における前記分枝の血管径を算出し、当該血管径が所定の閾値以上であった場合に、前記接続箇所を含む、前記流体解析の信頼度が低い領域を示す情報と、警告用のメッセージとを表示する特定部と
を備える、医用画像処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
被検体の血管を含む画像データを取得する取得部と、
前記画像データを用いた流体解析を行うことによって、前記血管における血流パラメータの空間分布を求める解析部と、
前記画像データを用いて、前記血管に関する画像解析を行うことで前記流体解析に関する信頼度を算出し、前記画像データに基づいて、前記血管から分岐する血管である分枝を検出し、当該分枝と前記血管との接続箇所における前記分枝の血管径を算出し、前記分枝の血管径が所定の閾値以上であり、かつ前記流体解析の信頼度が所定の閾値より低い領域について、警告用のメッセージを表示する特定部と
を備える、医用画像処理装置。
【請求項3】
前記特定部は、前記流体解析の信頼度が低い領域を示す情報と、警告用のメッセージとを、前記血流パラメータの空間分布とともに表示する、
請求項1又は2に記載の医用画像処理装置。
【請求項4】
前記特定部は、カルシウムの量に基づいて、前記血管の各位置において前記流体解析の信頼度を算出する、
請求項1~3のいずれか一つに記載の医用画像処理装置。
【請求項5】
前記特定部は、アーティファクトが発生している量に基づいて、前記血管の各位置において前記流体解析の信頼度を算出する、
請求項1~3のいずれか一つに記載の医用画像処理装置。
【請求項6】
前記特定部は、血管形状を示すグラフィック上に前記流体解析の信頼度を表示する、
請求項1~5のいずれか一つに記載の医用画像処理装置。
【請求項7】
前記特定部は、前記流体解析の信頼度を表示する際に、前記血管形状を示すグラフィック上に前記血流パラメータの値の分布をさらに表示する、
請求項6に記載の医用画像処理装置。
【請求項8】
前記特定部は、前記血管形状を示すグラフィックに対して色を付けることにより、前記流体解析の信頼度を表示する、
請求項6に記載の医用画像処理装置。
【請求項9】
前記特定部は、前記血管形状を示すグラフィック上又は近傍に前記信頼度を示す数値を表示することにより、前記流体解析の信頼度を表示する、
請求項6に記載の医用画像処理装置。
【請求項10】
被検体の血管を含む画像データを取得し、
前記画像データを用いた流体解析を行うことによって、前記血管における血流パラメータの空間分布を求め、
前記画像データを用いて、前記血管に関する画像解析を行うことで前記流体解析に関する信頼度を算出し、前記画像データに基づいて、前記血管から分岐する血管である分枝を検出し、当該分枝と前記血管との接続箇所における前記分枝の血管径を算出し、当該血管径が所定の閾値以上であった場合に、前記接続箇所を含む、前記流体解析の信頼度が低い領域を示す情報と、警告用のメッセージとを表示する
ことを含む、医用画像処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、医用画像処理装置、医用画像処理方法及び医用画像処理プログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、X線CT(Computed Tomography)装置やMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等の医用画像診断装置によって収集された画像データを用いて、シミュレーションによって血流の流体解析を行う技術が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
米国特許出願公開第2014/0249784号明細書
米国特許出願公開第2015/0112191号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、血流の流体解析をより高い精度で行うことができる医用画像処理装置、医用画像処理方法及び医用画像処理プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
実施形態に係る医用画像処理装置は、取得部と、解析部と、特定部とを備える。取得部は、被検体の血管を含む画像データを取得する。解析部は、前記画像データを用いた流体解析を行うことによって、前記血管における血流パラメータの空間分布を求める。特定部は、前記画像データを用いて、前記血管に関する画像解析を行うことで前記流体解析に関する信頼度を算出し、前記画像データに基づいて、前記血管から分岐する血管である分枝を検出し、当該分枝と前記血管との接続箇所における前記分枝の血管径を算出し、当該血管径が所定の閾値以上であった場合に、前記接続箇所を含む、前記流体解析の信頼度が低い領域を示す情報と、警告用のメッセージとを表示する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、第1の実施形態に係る医用画像処理装置の構成例を示す図である。
図2は、第1の実施形態に係る医用画像処理装置によって行われる流体解析の処理手順を示すフローチャートである。
図3は、第1の実施形態に係る特定機能によって生成される解析モデルの一例を示す図である。
図4は、第1の実施形態に係る特定機能によって表示される解析結果及び関心領域の一例を示す図である。
図5は、第1の実施形態に係る解析機能によって生成される合成モデルの一例を示す図である。
図6は、第1の実施形態に係る特定機能によって表示される解析結果及び関心領域の他の例を示す図である。
図7は、第1の実施形態に係る解析機能によって表示される最終結果の一例を示す図である。
図8は、第1の実施形態の第1の変形例に係る医用画像処理装置によって行われる流体解析の処理手順を示すフローチャートである。
図9は、第1の実施形態の第4の変形例に係る解析機能によって行われる解析モデルの空間補間の一例を示す図である。
図10は、第1の実施形態の第5の変形例に係る解析機能によって行われる流体解析の一例を示す図である。
図11は、第1の実施形態の第7の変形例に係る特定機能によって行われる血管の分枝に関する警告表示の一例を示す図である。
図12は、第2の実施形態に係るX線CT装置の構成の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を参照しながら、医用画像処理装置、医用画像処理方法及び医用画像処理プログラムの実施形態について詳細に説明する。
【0008】
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る医用画像処理装置の構成例を示す図である。例えば、図1に示すように、本実施形態に係る医用画像処理装置100は、ネットワーク200を介して、X線CT(Computed Tomography)装置300及び医用画像保管装置400と相互に通信可能に接続される。なお、医用画像処理装置100は、ネットワーク200を介して、MRI(Magnetic Resonance Imaging)装置やX線診断装置、超音波診断装置、PET(Positron Emission Tomography)装置等の他の医用画像診断装置にさらに接続されてもよい。
【0009】
X線CT装置300は、被検体に関するCT画像データを収集する。具体的には、X線CT装置300は、被検体を略中心にX線管及びX線検出器を旋回移動させ、被検体を透過したX線を検出して投影データを収集する。そして、X線CT装置300は、収集された投影データに基づいて、2次元又は3次元CT画像データを生成する。
【0010】
医用画像保管装置400は、ネットワーク200を介して、X線CT装置300からCT画像データや投影データを取得し、取得したCT画像データや投影データを装置内又は装置外に設けられた記憶回路に記憶させる。例えば、医用画像保管装置400は、サーバ装置等のコンピュータ機器によって実現される。
(【0011】以降は省略されています)
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