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公開番号
2025113488
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2025090421,2023542158
出願日
2025-05-30,2021-08-20
発明の名称
電動ドライバ装置
出願人
株式会社バンガードシステムズ
代理人
弁理士法人朝日特許事務所
主分類
B23P
19/06 20060101AFI20250725BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】ネジ締め又はネジ緩めが円滑に行われるようにすること。
【解決手段】電動ドライバ装置1は、出力軸312を回転させることによりネジ締め又は緩めを行うドライバ用モータ311と、出力軸312の回転中心線の延長線上に配置された押圧軸413と、押圧軸413に対して、ドライバ用モータ311を前記回転中心線に沿った方向に押圧する力を付与する押圧用モータ411を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
出力軸を回転させることによりネジ締め又は緩めを行うドライバ用モータと、
前記出力軸の回転中心線の延長線上に配置された押圧軸と、
前記押圧軸に対して、前記ドライバ用モータを前記回転中心線に沿った方向に押圧する力を付与する押圧用モータと
を備える電動ドライバ装置。
続きを表示(約 840 文字)
【請求項2】
前記押圧軸は、前記押圧用モータの出力軸と連結され、前記押圧用モータの駆動により当該出力軸が回転することにより、前記押圧軸が前記回転中心線に沿った方向に直進移動可能である
請求項1に記載の電動ドライバ装置。
【請求項3】
前記ドライバ用モータの前記出力軸にはドライバビットが連結され、前記押圧用モータは、前記ドライバ用モータに対して前記ドライバビットが連結される側と反対側の位置の前記回転中心線の延長線上に配置される
請求項1又は2に記載の電動ドライバ装置。
【請求項4】
前記ドライバ用モータを駆動するための回路が設けられた第1の回路基板と、
前記押圧用モータを駆動するための回路が設けられた第2の回路基板と、
前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを接続するケーブルとを備え、
前記第1の回路基板は、前記押圧用モータの駆動により、前記第2の回路基板に対して前記回転中心線方向に沿って相対的に移動し、
前記ケーブルの一端側を前記第1の回路基板に接続するための第1のコネクタは、前記第1の回路基板の前記第2の回路基板と対向する側の辺と反対側の辺の近傍位置に設けられ、
前記ケーブルの他端側を前記第2の回路基板に接続するための第2のコネクタは、前記第2の回路基板の前記第1の回路基板と対向する側の辺と反対側の辺の近傍位置に設けられる
請求項1から3のいずれか1項に記載の電動ドライバ装置。
【請求項5】
前記ドライバ用モータが収納されるケース部材を備え、
前記ケース部材は、前記ドライバ用モータを取り外して他のドライバ用モータを収納可能であり、
前記他のドライバ用モータを取り付けた場合に、前記ドライバ用モータを取り付けた場合に対して前記出力軸の位置が変わらない
請求項1から4のいずれか1項に記載の電動ドライバ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、電動ドライバ装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
ワークに対するネジ締め又はネジ緩めを行うための装置として、特許文献1に示されるような装置が知られている。特許文献1には、回転駆動モータが設けられた電動ドライバユニットを昇降モータにより、上下方向に直進駆動する構成のネジ緩め装置が記載されている。また、回転駆動モータの出力軸に連結されたドライバビットは、バネにより下方に押圧されることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-53768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のネジ緩め装置においては、バネと昇降モータを用いて、ネジを押圧しながらネジ緩めを行うことが可能であるが、バネによる押圧においては、ネジの種類等に応じて押圧力を調整することが困難である。また、昇降モータによる押圧においては、電動ドライバユニットの側方の位置から押圧力をかけるため、ネジや回転駆動モータの出力軸の軸線方向に対して斜め方向の押圧力がかかることが避けられない。この結果、ネジあるいはネジ山に想定外の負荷がかかり、ネジの潰れその他の異常が発生する虞がある。特に、ネジのサイズが微小である場合や、変形しやすい素材で構成されている場合は、このような問題が顕在化し易い。
【0005】
本発明は、ネジ締め又はネジ緩めを円滑に行うことができる電動ドライバ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、出力軸を回転させることによりネジ締め又は緩めを行うドライバ用モータと、前記出力軸の回転中心線の延長線上に配置された押圧軸と、前記押圧軸に対して、前記ドライバ用モータを前記回転中心線に沿った方向に押圧する力を付与する押圧用モータとを備える電動ドライバ装置を第1の態様として提供する。
【0007】
第1の態様の電動ドライバ装置によれば、ドライバ用モータの出力軸の回転中心線の延長線上に押圧軸を配置しているため、ドライバ用モータの出力軸によりネジ締め又はネジ緩めが行われるネジに対しても中心線方向に押圧力を作用させることができ、ネジ締め又はネジ緩めを円滑に行うことができる。
【0008】
第1の態様の電動ドライバ装置において、前記押圧軸は、前記押圧用モータの出力軸と連結され、前記押圧用モータの駆動により当該出力軸が回転することにより、前記押圧軸が前記回転中心軸に沿った方向に直進移動可能である、という構成が第2の態様として採用されてもよい。
第2の態様の電動ドライバ装置によれば、押圧用モータによる回転駆動力を、ドライバ用モータに対する押圧力として作用させることができる。
【0009】
第1又は第2の態様の電動ドライバ装置において、前記ドライバ用モータの前記出力軸にはドライバビットが連結され、前記押圧用モータは、前記ドライバ用モータに対して前記ドライバビットが連結される側と反対側の位置の前記回転中心線の延長線上に配置される、という構成が第3の態様として採用されてもよい。
第3の態様の電動ドライバ装置によれば、ドライバ用モータと押圧用モータを一直線上に配置することができ、幅方向の設置スペースを小さくすることができる。
【0010】
第1から第3のいずれかの態様の電動ドライバ装置において、前記ドライバ用モータを駆動するための回路が設けられた第1の回路基板と、前記押圧用モータを駆動するための回路が設けられた第2の回路基板と、前記第1の回路基板と前記第2の回路基板とを接続するケーブルとを備え、前記第1の回路基板は、前記押圧用モータの駆動により、前記第2の回路基板に対して前記回転中心線方向に沿って相対的に移動し、前記ケーブルの一端側を前記第1の回路基板に接続するための第1のコネクタは、前記第1の回路基板の前記第2の回路基板と対向する側の辺と反対側の辺の近傍位置に設けられ、前記ケーブルの他端側を前記第2の回路基板に接続するための第2のコネクタは、前記第2の回路基板の前記第1の回路基板と対向する側の辺と反対側の辺の近傍位置に設けられる、という構成が第4の態様として採用されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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