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公開番号2025115358
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024181502
出願日2024-10-17
発明の名称空調制御方法、装置及びエアコン室内機
出願人日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社
代理人弁理士法人MIP
主分類F24F 11/50 20180101AFI20250730BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】新旧エアコンの互換性を実現し、エアコンの新機能の開発コストを低減することができる空調制御方法、装置及びエアコン室内機を提供する。
【解決手段】空調制御方法は、エアコン室内機の少なくとも1つの目標機能状態を調整する目標指令を含む第1の操作指令を受信することと、1つの目標機能状態に対応する機能調整指令を少なくとも1つ含み、前記エアコン室内機で認識可能な操作指令である第2の操作指令に、前記第1の操作指令を変換することとを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
空調制御方法であって、
エアコン室内機の少なくとも１つの目標機能状態を調整する目標指令を含む第１の操作指令を受信することと、
１つの目標機能状態に対応する機能調整指令を少なくとも１つ含み、前記エアコン室内機で認識可能な操作指令である第２の操作指令に、前記第１の操作指令を変換することとを含むことを特徴とする方法。
続きを表示（約 1,700 文字）【請求項２】
請求項１に記載の方法であって、
前記第２の操作指令に前記第１の操作指令を変換することは、
前記エアコン室内機の少なくとも１つの目標機能状態に対応する少なくとも１つの調整されたパラメータ値を含み、前記第１の操作指令に対応する操作情報セットを取得することと、
前記操作情報セット及び前記エアコン室内機の少なくとも１つの目標機能状態に対応する第１の値に基づいて、少なくとも１つの目標機能状態のそれぞれに対応する機能調整指令を取得することと、
前記少なくとも１つの目標機能状態に対応する機能調整指令を第２の操作指令として決定することとを含むことを特徴とする方法。
【請求項３】
請求項１に記載の方法であって、
前記エアコン室内機の初期コントローラであって前記エアコン室内機に対応する第１のコントローラに、前記第２の操作指令を送信することを更に含むことを特徴とする方法。
【請求項４】
請求項１～３のいずれか一項に記載の方法であって、
前記第１の操作指令にリアルタイム調整指令が含まれる場合、環境状態情報を取得することと、
前記リアルタイム調整指令に関連付けられた目標機能状態を決定することと、
前記環境状態情報及び前記エアコン室内機の少なくとも１つの目標機能状態に対応する第２の値に基づいて、前記リアルタイム調整指令に関連付けられた目標機能状態のそれぞれに対応する機能調整指令を含む第３の操作指令を生成することとを更に含むことを特徴とする方法。
【請求項５】
請求項４に記載の方法であって、
前記環境状態情報は、
環境温度、環境湿度及び風量の少なくとも１つを含むことを特徴とする方法。
【請求項６】
空調制御装置であって、
エアコン室内機の少なくとも１つの目標機能状態を調整する目標指令を含む第１の操作指令を受信するための受信モジュールと、
１つの目標機能状態に対応する機能調整指令を少なくとも１つ含み、前記エアコン室内機で認識可能な操作指令である第２の操作指令に、前記第１の操作指令を変換するための変換モジュールとを含むことを特徴とする装置。
【請求項７】
請求項６に記載の装置であって、
前記変換モジュールは、
前記エアコン室内機の少なくとも１つの目標機能状態に対応する少なくとも１つの調整されたパラメータ値を含み、前記第１の操作指令に対応する操作情報セットを取得するための第１の取得ユニットと、
前記操作情報セット及び前記エアコン室内機の少なくとも１つの目標機能状態に対応する第１の値に基づいて、少なくとも１つの目標機能状態のそれぞれに対応する機能調整指令を取得するための第２の取得ユニットと、
前記少なくとも１つの目標機能状態に対応する機能調整指令を第２の操作指令として決定するための決定ユニットとを含むことを特徴とする装置。
【請求項８】
請求項６に記載の装置であって、
前記エアコン室内機の初期コントローラであって前記エアコン室内機に対応する第１のコントローラに、前記第２の操作指令を送信するための送信モジュールを更に含むことを特徴とする装置。
【請求項９】
請求項６～８のいずれか一項に記載の装置であって、
前記第１の操作指令にリアルタイム調整指令が含まれる場合、環境状態情報を取得するための取得モジュールと、
前記リアルタイム調整指令に関連付けられた目標機能状態を決定するための決定モジュールと、
前記環境状態情報及び前記エアコン室内機の少なくとも１つの目標機能状態に対応する第２の値に基づいて、前記リアルタイム調整指令に関連付けられた目標機能状態のそれぞれに対応する機能調整指令を含む第３の操作指令を生成するための生成モジュールとを更に含むことを特徴とする装置。
【請求項１０】
請求項６～８のいずれか一項に記載の空調制御装置を含むことを特徴とするエアコン室内機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本願は、空調技術分野に属し、特に空調制御方法、装置及びエアコン室内機に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
エアコン、すなわち空気調和機（ＡｉｒＣｏｎｄｉｔｉｏｎｅｒ）とは、人工的な手段を用いて、建物や構築物内の環境空気の温度、湿度、流速などのパラメータを調整・制御する設備のことを指す。
【０００３】
エアコンの主な形態は、キャビネットエアコン、壁掛けエアコン、水冷式エアコン、窓用エアコン（室内と室外に半々である）、セントラル空調、ツインタイプエアコン（１つの室外機が同時に２つの室内機を制御する）などの形態に分けられる。
【０００４】
エアコンは、現代生活に不可欠なものであり、人々に涼しさと暖かさを提供している。科学技術の発展に伴い、エアコンも絶えず新機能の更新が行われており、同じ内蔵機能を備えていないエアコン室内機（つまり室内機）、有線リモコン及び無線リモコン／その受信機は互換性がない。そのため、新機能を追加するたびにすべての開発が必要となり、多大な労力、コストがかかる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本願の実施例は、エアコンの新機能の開発コストを低減することができる空調制御方法、装置及びエアコン室内機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
上記技術的課題を解決するために、本願は、以下のようにして実現される。
【０００７】
第１の態様によれば、本願の実施例は、エアコン室内機の少なくとも１つの目標機能状態を調整する目標指令を含む第１の操作指令を受信することと、１つの目標機能状態に対応する機能調整指令を少なくとも１つ含み、前記エアコン室内機で認識可能な操作指令である第２の操作指令に、前記第１の操作指令を変換することとを含む空調制御方法を提供する。
【０００８】
任意選択的に、前記第２の操作指令に前記第１の操作指令を変換することは、前記エアコン室内機の少なくとも１つの目標機能状態に対応する少なくとも１つの調整されたパラメータ値を含み、前記第１の操作指令に対応する操作情報セットを取得することと、前記操作情報セット及び前記エアコン室内機の少なくとも１つの目標機能状態に対応する第１の値に基づいて、少なくとも１つの目標機能状態のそれぞれに対応する機能調整指令を取得することと、前記少なくとも１つの目標機能状態に対応する機能調整指令を第２の操作指令として決定することとを含む。
【０００９】
任意選択的に、前記方法は、前記エアコン室内機の初期コントローラであって前記エアコン室内機に対応する第１のコントローラに、前記第２の操作指令を送信することを更に含む。
【００１０】
任意選択的に、前記方法は、前記第１の操作指令にリアルタイム調整指令が含まれる場合、環境状態情報を取得することと、前記リアルタイム調整指令に関連付けられた目標機能状態を決定することと、前記環境状態情報及び前記エアコン室内機の少なくとも１つの目標機能状態に対応する第２の値に基づいて、前記リアルタイム調整指令に関連付けられた目標機能状態のそれぞれに対応する機能調整指令を含む第３の操作指令を生成することとを更に含む。
（【００１１】以降は省略されています）

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