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公開番号
2025115414
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024009856
出願日
2024-01-26
発明の名称
切断片排出装置、及び切断片の回収方法
出願人
JFEスチール株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B23D
33/00 20060101AFI20250731BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】より確実に切断片を切断片回収ボックスに収容可能とすることを目的とする。
【解決手段】切断機で切断された金属板のクロップ片を下方に案内して、上部が開口したクロップ片回収ボックス内にクロップ片を回収させるクロップシュート2を有するクロップ片排出装置であって、上面視で、上記クロップシュート2の下端部2Aを、上記クロップ片回収ボックスと重なるように配置し、更に、上記クロップシュート2の下端部2Aと上記クロップ片回収ボックス3との間に配置され、上記クロップ片回収ボックス3を上方に変位させた際に、上記クロップ片回収ボックス3が上記クロップシュート2の下端部2Aに接触する前に上記クロップ片回収ボックスに当接する接触防止体6を備える。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
圧延設備に設けられた切断片排出装置であり、切断機で切断された金属板の切断片を下方に案内して、上部が開口した切断片回収ボックス内に切断片を回収させる案内路を有する切断片排出装置であって、
上面視で、上記案内路の下端部を、上記切断片回収ボックスと重なるように配置し、
更に、上記案内路の下端部と上記切断片回収ボックスとの間に配置され、上記切断片回収ボックスを上方に変位させた際に、上記切断片回収ボックスが上記案内路の下端部に接触する前に上記切断片回収ボックスに当接する接触防止体を備える、
切断片排出装置。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
上記接触防止体は、
上記案内路の下方で該案内路の幅方向に延びる横架材と、
上記横架材に延在方向に並んでそれぞれが該横架材に固定された複数のブラケットと、
を備え、
上記各ブラケットは、上記横架材から上記切断片回収ボックス側に突出して、上方に変位した上記切断片回収ボックスと接触可能となっている、
請求項1に記載した切断片排出装置。
【請求項3】
上記ブラケットの上記先端面の形状は、下側から上側に向けて、連続して若しくは断続的に、上記切断片回収ボックス側への突出量が増加した形状となっている、
請求項2に記載した切断片排出装置。
【請求項4】
上記横架材の端部は、設備の躯体に対し着脱可能に取り付けられている、
請求項2に記載した切断片排出装置。
【請求項5】
設備の躯体に固定される支持板を有し、
上記横架材の端部は、上記支持板に対しボルト締結によって着脱可能に固定され、
更に、
上記支持板に対し、上記切断片回収ボックス側に張り出したフック部を設けると共に、上記横架材の端部の下部に、上記フック部に上側から引っ掛け可能な凹部を形成した、
請求項4に記載した切断片排出装置。
【請求項6】
上記ブラケットの先端面における最大の突出位置は、上面視で、上記案内路の下端部の先端位置と等しいか、該案内路の下端部の先端位置よりも上記切断片回収ボックス側に突出している、
請求項2に記載した切断片排出装置。
【請求項7】
上記切断片が、クロップ片である、
請求項1~請求項6のいずれか1項に記載した切断片排出装置。
【請求項8】
請求項1~請求項6のいずれか1項に記載の切断片排出装置で、切断された切断片を上記切断片回収ボックスに順次回収し、
上記切断片を回収した上記切断片回収ボックスの移動は、クレーンで当該切断片回収ボックスを吊り上げて他の場所に搬送する、
切断片の回収方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、切断された金属製の切断片を、案内路によって切断片回収ボックスに案内(誘導)して、該切断片を切断片回収ボックスに回収させるための切断片排出装置、及びその切断片排出装置を用いた切断片の回収方法に関する。なお、本発明は、熱間粗圧延やスキンパス圧延などの圧延設備で発生するクロップ片の排出に好適な技術である。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
圧延設備においては、特許文献1や特許文献2などに記載されているように、切断されたクロップ片は、傾斜路(案内路)を構成するクロップシュート上に落下して、順次、クロップシュート上に載置される。クロップシュートに載ったクロップ片は、クロップシュートに案内されて下方に落下し、クロップシュートの下端部から、クロップ片回収ボックス内に落下する。これによって、クロップ片が、順次、クロップ片回収ボックス内に回収される。
【0003】
そして、クロップ片回収ボックス内のクロップ片が満杯になった場合や鋼種の選別などを行う必要が発生した場合には、クロップ片回収ボックスの交換作業を行う。このクロップ片回収ボックスの交換作業は、クロップ片を収容したクロップ片回収ボックスを他のエリアに搬送し、新たなクロップ片回収ボックスをクロップ片の回収位置に配置することで実行される。
【0004】
なお、クロップ片を収容したクロップ片回収ボックスは、重量物である。この重量物であるクロップ片回収ボックスの搬送(回収)には、複数の回収方式がある。
【0005】
その回収方式の一つとして、クロップ片回収ボックスをクレーンで吊り上げて回収する方式がある。この回収方式では、クレーンの吊り具(ワイヤやチェーン)の先端部(フック部)をクロップ片回収ボックスに引っ掛けて、クロップ片回収ボックスを持ち上げる(図1参照)。そして、クロップ片回収ボックスを他のエリアに搬送する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2009-61457号公報
特開平10-109219号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ここで、一般に、クロップシュートの下端部の先端面を、上下に延びる設置面と面一になるように設計される。また、クロップ片回収ボックスは、上記設置面に寄せて該設置面に当接させるように配置される。設置面は、クロップ片回収ボックスのクロップシュート側の位置を規制する。
【0008】
この場合、上面視で、クロップシュートの下端部とクロップ片回収ボックスとの間に隙間が出来るおそれがある。隙間が出来た場合、クロップ片回収ボックスに収容されないクロップ片が存在し、そのクロップ片は、クロップ片回収ボックスの設置部(床面)に落ちる。このようなことが進行すると、更に、クロップ片回収ボックスとクロップシュートの下端部との隙間が大きくなり、ライン停止となるおそれがある。
【0009】
本発明は、このような点に着目してなされたものであり、より確実に切断片を切断片回収ボックスに収容可能とすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明者は、より確実に切断した切断片を切断片回収ボックスに収容することを検討した。そして、上面視において、案内路の下端部を、切断片回収ボックス内に張り出すことを考えた。
(【0011】以降は省略されています)
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