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公開番号
2025115485
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024009957
出願日
2024-01-26
発明の名称
間接活線工具用チェンソー
出願人
中国電力株式会社
代理人
弁理士法人維新国際特許事務所
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個人
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個人
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主分類
H02G
1/02 20060101AFI20250731BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】感電のおそれを軽減でき、かつ、疲労を防止できる間接活線工具用チェンソーを提供する。
【解決手段】間接活線工具用チェンソー1は、間接活線工具50の先端50aに装着され、ソーチェンを回動するためのモーターが内蔵されるチェンソー2と、モーターを駆動する駆動手段3と、チェンソー2を先端50aに取り付ける取付部材4を備え、駆動手段3は、高所作業に用いられるバケット70の動作を制御する既設の油圧システム60であり、モーターは、油圧モーターであって、油圧システム60が備える油圧ホース62を介して作動油が供給される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
間接活線工具の先端に装着され、ソーチェンを回動するためのモーターが内蔵されるチェンソーと、
前記モーターを駆動する駆動手段と、
前記チェンソーを前記先端に取り付ける取付部材を備えることを特徴とする間接活線工具用チェンソー。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記駆動手段は、高所作業に用いられるバケットの動作を制御する既設の油圧システムであり、
前記モーターは、油圧モーターであって、前記油圧システムが備える油圧ホースを介して作動油が供給されることを特徴とする請求項1に記載の間接活線工具用チェンソー。
【請求項3】
前記油圧ホースを、前記間接活線工具に沿わせて保持する保持具を備えることを特徴とする請求項2に記載の間接活線工具用チェンソー。
【請求項4】
前記モーターは、電動モーターであって、前記チェンソーに着脱されるバッテリー、又は外部電源から電力が供給されるとともに、前記電動モーターの動作が作業者の手元に配置される手元スイッチを介して制御されることを特徴とする請求項1に記載の間接活線工具用チェンソー。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、植物を伐採するチェンソーに係り、特に、間接活線工具の先端に取り付けられて、電線路付近での高所作業において使用される間接活線工具チェンソーに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、充電中の電線路付近の伐採については、作業者が保護具(活線着、高圧ゴム手袋)を着用して近接距離内に入り、伐採具を直接把持して作業をしている。
しかし、停電作業にできる場合もあるが、やむを得ず停電作業にできない場合もある。この場合、作業者が充電した状態の電線路に近づいて伐採することになるため、感電の可能性が高く危険である。
このような課題を解決するため、近年、伐採具を、電気的に絶縁性を有する操作棒の先端に取り付けた技術が開発されており、それに関して既に発明が開示されている。
【0003】
特許文献1には「枝切り用鋸」という名称で、長尺の操作棒の先端部に固定された枝切り用鋸に関する発明が開示されている。
特許文献1に開示された発明は、操作棒が伸長する方向に延びる片刃の鋸本体と、 操作棒の先端部と回動可能に連結される帯状の揺動板と、揺動板の先端部と回動可能に連結される留め金板と、揺動板の先端部が鋸本体から遠ざかるように、揺動板を回動させる力を付勢する第1ばね部材と、揺動板と留め金板が折り重なるように、揺動板と留め金板が閉じる力を付勢する第2ばね部材と、を備えることを特徴とする。
このような特徴を有する発明においては、鋸本体は、電気的に絶縁性を有する操作棒の先端に取り付けられているから、感電のおそれが軽減される。
また、留め金板に設けた突き刺し刃が枝を保持した状態で、鋸本体を往復動すると、鋸本体が枝から離間しないように、留め金板が枝に追従するので、鋸本体が枝の切り口から外れ難くなる。したがって、枝を容易に切断できるため、作業者の労力を軽減できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2012-170450号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に開示された発明は、簡易な構成の手動操作式であるものの、長時間に亘る作業では、鋸本体を往復動する動作によって作業者の疲労が溜まってくると考えられる。
【0006】
本発明は、このような従来の事情に対処してなされたものであり、感電のおそれを軽減でき、かつ、疲労を防止できる間接活線工具用チェンソーを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、第1の発明は、間接活線工具の先端に装着され、ソーチェンを回動するためのモーターが内蔵されるチェンソーと、モーターを駆動する駆動手段と、チェンソーを先端に取り付ける取付部材を備えることを特徴とする。
このような構成の発明において、間接活線工具は、多種類の先端工具を着脱可能な、汎用性があるものが使用される。また、チェンソーは、一般的な構造を有するものが使用される。
【0008】
さらに、モーターとして、例えば、油圧モーター、電動モーターが想定される。この場合の駆動手段は、それぞれ、油圧モーターを駆動する油圧システム、電動モーターを駆動するバッテリーや外部電源である。
そして、取付部材として、例えば、チェンソーのソーチェン(鎖鋸)を、間接活線工具に対し、角度を変えて着脱可能な菊座が想定される。
【0009】
上記構成の発明においては、チェンソーが、間接活線工具の先端に装着されるため、電線路からある程度離れた位置からでの伐採が可能になる。また、チェンソーのソーチェンは、手動でなく、モーターと駆動手段によって作動するため、枝が容易に伐採される。
【0010】
第2の発明は、第1の発明において、駆動手段は、高所作業に用いられるバケットの動作を制御する既設の油圧システムであり、モーターは、油圧モーターであって、油圧システムが備える油圧ホースを介して作動油が供給されることを特徴とする。
このような構成の発明において、既設の油圧システムは、作業者がその手元で作動油の供給を制御できるスイッチが、作業者が乗り込むバケット内に設置されているものが想定される。また、油圧モーターは、例えば、チェンソーを使用する場合のみ油圧ホースが接続される。
上記構成の発明においては、第1の発明の作用に加えて、作業者が、油圧ホースを油圧モーターに接続後、スイッチを操作して作動油の供給を開始すると、油圧モーターが駆動されてソーチェンが回動し、伐採が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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