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公開番号2025115495
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024009971
出願日2024-01-26
発明の名称冷却庫
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類F25D 23/00 20060101AFI20250731BHJP(冷凍または冷却;加熱と冷凍との組み合わせシステム;ヒートポンプシステム;氷の製造または貯蔵;気体の液化または固体化)
要約【課題】野菜室等のケース内の湿度を適度に保つことのできる冷却庫を提供する。
【解決手段】冷却庫は、互いに隣接する第1冷却室および第2冷却室を備える。第1冷却室はケース内の空間である。ケースは、第2冷却室との境界部に調湿部を有する。調湿部は、第1調湿部材と第2調湿部材とを含む。第1調湿部材は、調湿部の第1冷却室側に配置され、周囲の湿度が第1湿度より高いときに吸湿し、周囲の湿度が第2湿度より低いときに放湿する。第2調湿部材は、調湿部の第2冷却室側に配置され、周囲の湿度が第3湿度より高いときに吸湿する。第1湿度、第2湿度、および第3湿度は、「第1湿度≧第2湿度>第3湿度」の関係を満たす。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
互いに隣接する第1冷却室および第2冷却室を備え、
前記第1冷却室はケース内の空間であり、
前記ケースは、前記第2冷却室との境界部に調湿部を有し、
前記調湿部は、
前記調湿部の前記第1冷却室側に配置され、周囲の湿度が第1湿度より高いときに吸湿し、周囲の湿度が第2湿度より低いときに放湿する、第1調湿部材と、
前記調湿部の前記第2冷却室側に配置され、周囲の湿度が第3湿度より高いときに吸湿する第2調湿部材と、を含み、
前記第1湿度、前記第2湿度、および前記第3湿度は、下式の関係を満たす、冷却庫。
第1湿度≧第2湿度>第3湿度
続きを表示(約 200 文字)【請求項2】
前記調湿部は、前記第1調湿部材と前記第2調湿部材との間に間隙部を有する、請求項1に記載の冷却庫。
【請求項3】
前記第2冷却室は前記第1冷却室の上方に配置されており、
前記ケースの前記境界部は、前記ケースの天井部である、請求項1に記載の冷却庫。
【請求項4】
前記第1冷却室は野菜室であり、前記第2冷却室は冷蔵室である、請求項1に記載の冷却庫。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、冷却庫に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
冷蔵庫には、引き出し式のケース(収納室)を備えているものがある。この引き出し式のケースは、例えば、野菜室、冷凍室などとして利用される。
【0003】
特許文献1には、吸湿率が大きいポリアクリル酸アンモニウムを含む除湿剤を収納ケースの蓋部分に設けた食品保存庫が開示されている。
特許文献2には、野菜室の天井部に高分子吸収体及びシリカゲルを含む除湿剤が配置された冷蔵庫が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平5-317636号公報
特開平5-302781号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、野菜室として利用されるケースでは、野菜等の鮮度保持のために、野菜等からの水分の蒸散を阻止できる程度にケース内の湿度を高く維持することが望ましい。このために、例えば、該ケースは、密閉構造に近い構造を有している場合がある。このような場合、ケース内の湿度が高くなると共に、結露が発生し易くなる。
【0006】
特許文献1および2のように、ケースに調湿部材を設けることにより、結露の発生は抑制され得る。
ただし、特許文献1及び2で調湿剤と称されているシリカゲル等の除湿剤は、吸水量が飽和するまでは吸湿し続けるため、除湿剤によってケース内の湿度が低下し過ぎてしまう(乾燥し過ぎてしまう)可能性がある。
【0007】
本開示の目的は、野菜室等のケース内の湿度を適度に保つことのできる冷却庫を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の一局面にかかる冷却庫は、互いに隣接する第1冷却室および第2冷却室を備える。
第1冷却室はケース内の空間である。
ケースは、第2冷却室との境界部に調湿部を有する。
調湿部は、第1調湿部材と第2調湿部材とを含む。
第1調湿部材は、調湿部の第1冷却室側に配置され、周囲の湿度が第1湿度より高いときに吸湿し、周囲の湿度が第2湿度より低いときに放湿する。
第2調湿部材は、調湿部の第2冷却室側に配置され、周囲の湿度が第3湿度より高いときに吸湿する。
第1湿度、第2湿度、および第3湿度は、下式の関係を満たす。
第1湿度≧第2湿度>第3湿度
【発明の効果】
【0009】
本開示の一局面によれば、野菜室等のケース内の湿度を適度に保つことのできる冷却庫を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態の冷却庫の斜視図である。
図1に示す冷却庫の正面図である。
図2に示す冷却庫のIII-III面における断面図である。
実施形態の冷却庫の野菜室のケースを示す斜視図である。
図4に示すケースの分解斜視図である。
図4に示すケースの正面図である。
図6に示すケースのVII-VII面における断面図である。
図7に示すケースの断面における調湿部の周辺の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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