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公開番号2025115585
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010124
出願日2024-01-26
発明の名称空気調和機
出願人パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人個人,個人
主分類F24F 11/74 20180101AFI20250731BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】下側吹き出し口を備える床置き型の空気調和機において、床面での結露の発生を抑制する。
【解決手段】暖房運転および加湿運転を実行可能な床置き型の空気調和機10は、吸い込み口72c、上部に設けられた上側吹き出し口72a、および下部に設けられた下側吹き出し口72bを含む流路を備える筺体72と、吸い込み口72cから上側および下側吹き出し口72a、72bそれぞれに向かう空気の流れを流路内に発生させるファン24と、暖房運転時に流路内の空気を加熱する加熱装置22と、加湿運転時に流路内の空気を加湿する加湿装置50とを有する。暖房運転且つ加湿運転が開始された後、所定の条件が成立するまでは、下側吹き出し口72bからの加湿空気の吹き出しを制限する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
暖房運転および加湿運転を実行可能な床置き型の空気調和機であって、
吸い込み口、上部に設けられた上側吹き出し口、および下部に設けられた下側吹き出し口を含む流路を備える筺体と、
前記吸い込み口から前記上側および下側吹き出し口それぞれに向かう空気の流れを前記流路内に発生させるファンと、
前記暖房運転時に前記流路内の空気を加熱する加熱装置と、
前記加湿運転時に前記流路内の空気を加湿する加湿装置と、を有し、
前記暖房運転且つ前記加湿運転が開始された後、所定の条件が成立するまでは、前記下側吹き出し口からの加湿空気の吹き出しを制限する、空気調和機。
続きを表示(約 970 文字)【請求項2】
前記吸い込み口近傍に設けられ、前記吸い込み口を通過する吸い込み空気の温度および湿度を検出するための吸い込み温湿度センサと、
室内の床面温度を検出するための床面温度センサと、
前記吸い込み温湿度センサによって検出された温度および湿度に基づいて、吸い込み空気の露点温度を算出する制御装置と、をさらに有し、
前記所定の条件が、室内の床面温度が吸い込み空気の露点温度に比べて高い場合に成立する、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項3】
前記吸い込み温湿度センサを前記床面温度センサとして使用し、
前記制御装置が、前記吸い込み温湿度センサによって検出された吸い込み空気の温度に基づいて床面温度を算出する、請求項2に記載の空気調和機。
【請求項4】
室内の床面温度を検出する床面温度センサを、さらに有し、
前記所定の条件の成立が、室内の床面温度が所定の温度に比べて高い場合に成立し、
前記所定の条件の成立後、前記加湿装置が、前記床面温度に基づいて空気への加湿量を調整する、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項5】
前記所定の条件が、前記暖房運転且つ前記加湿運転が開始されて所定の時間経過後に成立する、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項6】
前記下側吹き出し口を開閉する下側ルーバを、さらに有し、
前記暖房運転且つ前記加湿運転が開始された後、前記所定の条件が成立するまでは、前記下側ルーバが、前記下側吹き出し口を閉じ、
前記所定の条件が成立すると、前記下側ルーバが前記下側吹き出し口を開く、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項7】
前記ファンが、前記上側吹き出し口の上流側に配置された第1のファンと、前記下側吹き出し口の上流側に配置された第2のファンとを含み、
前記暖房運転且つ前記加湿運転が開始された後、前記所定の条件が成立するまでは、前記第2のファンの回転速度をゼロに制限する、請求項1に記載の空気調和機。
【請求項8】
前記加湿装置が、室外空気を加湿して前記筺体の前記流路に供給することにより、前記流路内の空気を加湿する、請求項1に記載の空気調和機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、空気調和機に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、例えば、特許文献1に記載するように、室内の床面に据え置かれて使用される空気調和機が知られている。特許文献1に記載された空気調和機は、室内の天井に向かうように空気を吹き出す上側吹き出し口と、床面に沿うように空気を吹き出す下側吹き出し口とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-94512号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載された空気調和機の場合、高い湿度の空気が下側吹き出し口から吹き出され、床面が低温であると、床面に結露が発生する可能性がある。すなわち、下側吹き出し口から吹き出された空気に含む水蒸気が、床面によって冷却されて凝縮する可能性がある。
【0005】
そこで、本開示は、下側吹き出し口を備える床置き型の空気調和機において、床面での結露の発生を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の課題を解決するために、本発明の一態様によれば、
暖房運転および加湿運転を実行可能な床置き型の空気調和機であって、
吸い込み口、上部に設けられた上側吹き出し口、および下部に設けられた下側吹き出し口を含む流路を備える筺体と、
前記吸い込み口から前記上側および下側吹き出し口それぞれに向かう空気の流れを前記流路内に発生させるファンと、
前記暖房運転時に前記流路内の空気を加熱する加熱装置と、
前記加湿運転時に前記流路内の空気を加湿する加湿装置と、を有し、
前記暖房運転且つ前記加湿運転が開始された後、所定の条件が成立するまでは、前記下側吹き出し口からの加湿空気の吹き出しを制限する、空気調和機が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、下側吹き出し口を備える床置き型の空気調和機において、床面での結露の発生を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態1に係る空気調和機の概略図
空気調和機における室内機の概略的な正面図
空気調和機における換気装置の概略図
本実施の形態1に係る空気調和機の制御系を示すブロック図
本実施の形態1に係る空気調和機における、床面結露防止制御の流れを示す一例のフローチャート
本実施の形態2に係る空気調和機における、床面結露防止制御の流れを示す一例のフローチャート
本実施の形態3に係る空気調和機における、床面結露防止制御の流れを示す一例のフローチャート
別の実施の形態に係る空気調和機における室内機の概略図
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の一態様の空気調和機は、暖房運転および加湿運転を実行可能な床置き型の空気調和機であって、吸い込み口、上部に設けられた上側吹き出し口、および下部に設けられた下側吹き出し口を含む流路を備える筺体と、前記吸い込み口から前記上側および下側吹き出し口それぞれに向かう空気の流れを前記流路内に発生させるファンと、前記暖房運転時に前記流路内の空気を加熱する加熱装置と、前記加湿運転時に前記流路内の空気を加湿する加湿装置と、を有し、前記暖房運転且つ前記加湿運転が開始された後、所定の条件が成立するまでは、前記下側吹き出し口からの加湿空気の吹き出しを制限する。
【0010】
このような一態様によれば、下側吹き出し口を備える床置き型の空気調和機において、床面での結露の発生を抑制することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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