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公開番号2025115614
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010169
出願日2024-01-26
発明の名称スライド棚のロック構造
出願人中日産業株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A47B 46/00 20060101AFI20250731BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】上下方向におけるどのような位置においても、操作性の低下を抑制できるスライド棚のロック構造を提供。
【解決手段】スライド棚60のロック構造200は、連結部材74に、操作部材90と係止可能な被係止部75が配設され、操作部材90の、上壁92の左右の端部に、被係止部75に被係止部75と係止可能な係止部94が下方に延設され、前壁93に、操作者によって操作される操作部93aが配設される。被係止部75と係止部94とが係止されることで、スライド部62がロックされ、操作部93aを、陳列棚部材80の前部壁82側に回動させることで、被係止部75と係止部94の係止状態が解除され、スライド部62がロック解除される。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
支持部と、スライドレールを介して前記支持部に対して前後方向に沿って移動可能なスライド部と、を備えるスライド棚のロック構造であって、
前記支持部は、一対の棚板ブラケットと、一対の前記棚板ブラケットの先端側において架け渡される連結部材と、を備え、
前記スライド部は、陳列棚部材と、前記陳列棚部材に対して左右方向を軸として回動可能であるとともに前記陳列棚部材の裏面側において左右方向における略全幅にわたって配される操作部材と、を備え、
前記連結部材には、凹状又は凸状に形成され、前記操作部材と係止可能な被係止部が配設され、
前記操作部材は、左右一対の側壁と、前記側壁の上端部と連設される上壁と、前記上壁の前端部と連設される前壁と、を備え、
前記上壁の左右の端部には、前記被係止部に対応する凹状又は凸状に形成された部分を含んだ、前記被係止部と係止可能な係止部が下方に延設され、
前記前壁には、操作者によって操作される操作部が配設され、
前記陳列棚部材は、上部壁と、前記上部壁の前端部と連設される前部壁と、前記上部壁の左右の端部において、側壁部分を構成する取付部と、を備え、
前記被係止部と前記係止部とが係止されることで、前記スライド部がロックされ、
前記操作部を、前記陳列棚部材の前記前部壁側に回動させることで、前記被係止部と前記係止部の係止状態が解除され、前記スライド部がロック解除されることを特徴とするスライド棚のロック構造。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記操作部が前記操作者の親指以外の指で操作可能とされ、
前記陳列棚部材の前記前部壁が前記操作者の親指と接触可能な接触部とされることを特徴とする請求項1記載のスライド棚のロック構造。
【請求項3】
前記操作部が、前記操作部材の回動軸より上側に配され、
前記被係止部と前記係止部との係止部分が、前記操作部材の回動軸より上側かつ後側に配されていることを特徴とする請求項1記載のスライド棚のロック構造。
【請求項4】
前記操作部材は、自由端側が自重で下方に回動可能とされ、
前記陳列棚部材の前記取付部には、前記操作部材が下側に回動することを規制するストッパが配設され、
前記操作部材の前記側壁には、前記ストッパと当接して前記操作部材が下側に回動することを規制する当接部が配設されていることを特徴とする請求項1記載のスライド棚のロック構造。
【請求項5】
前記係止部が凸状に形成され、前記被係止部が凹状に形成され、
前記係止部には、前記係止部を前記被係止部までガイドするガイド部が配設されていることを特徴とする請求項4記載のスライド棚のロック構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、支持部に対して前後方向に沿って移動可能なスライド部を備えるスライド棚のロック構造に関するものである。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来のスライド棚のロック構造として、特許文献1に記載されるものがあった。これによれば、前後方向に延びる左右一対の固定側レール部を備える固定側支持部と、固定側レール部に前後方向に移動自在に嵌合するスライド側レール部を有するスライド棚板本体部と、一対の固定側レール部間で固定側レール部寄りに付設される、スライド棚板本体部の前方移動を規制する起立状の左右一対の係止突起と、左右一対のスライド側レール部間で、且つスライド棚板本体部の裏面側において、上下方向に回動自在となるように取り付けられ、且つスライド棚板本体部の裏面側で左右方向に関してスライド棚板本体部の略全幅にわたるとともにスリット孔が形成された板状体であるロック部と、スリット孔に係止するとともに該スリット孔に遊嵌状態で差し込まれる差し込み片を有する支持枠と、を備えていた。
【0003】
ロック部は、スライド棚板本体部が手前に引き出された状態において、ロック部が、スライド棚板本体部の裏面に当接し、当接点と、ロック部とスリット孔の第2当接点の2点で支持され、ぶら下がり状で保持されていた。
【0004】
スライド棚板本体部は、収納状態においてロック部の先端が、係止突起の後方に位置し、スライド棚板本体部の引き出しは、ロック部の裏面を上方に押し上げ、押し上げた状態を維持し、係止突起を乗り越えて手前に引くことで行われていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-109295号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上記のスライド棚のロック構造では、操作者は、スライド棚板本体部の下側から、指を伸ばした状態で、スライド棚板本体部の裏面に向かって指を動かさなければならないので、上下方向におけるスライド棚板本体部の位置によっては、特に下方に位置する場合には、操作性が低下するという問題があった。
【0007】
本発明は、上記事情に鑑み、上下方向におけるどのような位置においても、操作性の低下を抑制できるスライド棚のロック構造を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1記載の発明では、支持部と、スライドレールを介して前記支持部に対して前後方向に沿って移動可能なスライド部と、を備えるスライド棚のロック構造であって、
前記支持部は、一対の棚板ブラケットと、一対の前記棚板ブラケットの先端側において架け渡される連結部材と、を備え、
前記スライド部は、陳列棚部材と、前記陳列棚部材に対して左右方向を軸として回動可能であるとともに前記陳列棚部材の裏面側において左右方向における略全幅にわたって配される操作部材と、を備え、
前記連結部材には、凹状又は凸状に形成され、前記操作部材と係止可能な被係止部が配設され、
前記操作部材は、左右一対の側壁と、前記側壁の上端部と連設される上壁と、前記上壁の前端部と連設される前壁と、を備え、
前記上壁の左右の端部には、前記被係止部に対応する凹状又は凸状に形成された部分を含んだ、前記被係止部と係止可能な係止部が下方に延設され、
前記前壁には、操作者によって操作される操作部が配設され、
前記陳列棚部材は、上部壁と、前記上部壁の前端部と連設される前部壁と、前記上部壁の左右の端部において、側壁部分を構成する取付部と、を備え、
前記被係止部と前記係止部とが係止されることで、前記スライド部がロックされ、
前記操作部を、前記陳列棚部材の前記前部壁側に回動させることで、前記被係止部と前記係止部の係止状態が解除され、前記スライド部がロック解除される。
【0009】
これによれば、操作者が、指を手前側に曲げる動作で、被係止部と係止部の係止状態を解除可能となるので、スライド棚の操作性の低下を抑制できる。
【0010】
また、前記操作部が前記操作者の親指以外の指で操作可能とされ、
前記陳列棚部材の前記前部壁が前記操作者の親指と接触可能な接触部とされる。
(【0011】以降は省略されています)

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