TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025116191
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2025092725,2024168815
出願日
2025-06-03,2021-01-15
発明の名称
排出管理システム
出願人
パナソニックホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人三協国際特許事務所
主分類
E03D
9/00 20060101AFI20250731BHJP(上水;下水)
要約
【課題】排便時又は放屁時に十分な臭気が発生しない人物に対しても排便及び放屁の少なくとも1つが行われたことを正確に判定する。
【解決手段】排出物判定方法は、第1ガスセンサ1が検出したセンシングデータを取得し、カメラ2が撮像した画像データを取得し、センシングデータが示すガス濃度が第1基準濃度より大きいか否かを判定する第1判定を行い、画像データに対して画像処理を実行して画像データに排便を示す画像が含まれているか否かを判定する第2判定を行い、第1判定の判定結果と第2判定の判定結果とに基づいて、排便及び放屁の少なくとも1つが行われたことを判定する第3判定を行い、第3判定の判定結果を出力する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
便器の縁部に掛けられたセンサユニットと、
排出物の判定を行う排出物判定装置と、を備え、
前記センサユニットには、内部に測距センサ及び前記便器のボウル部が撮影可能なカメラが配置されており、
前記センサユニットは、前記縁部の後方に設けられている、
排出管理システム。
続きを表示(約 640 文字)
【請求項2】
前記センサユニットは、前記測距センサが前記縁部の内側の位置で且つ便座を前記縁部の上面に載置した場合における前記便座の鉛直方向下側の位置に配置されるように取り付けられている、
請求項1記載の排出管理システム。
【請求項3】
前記排出物判定装置は、着座を判定すると、前記カメラから画像データを取得する、
請求項1又は2記載の排出管理システム。
【請求項4】
前記排出物判定装置は、ネットワークに接続させる通信部を有し、
前記センサユニットと前記排出物判定装置は有線又は無線で接続されている、
請求項1又は2記載の排出管理システム。
【請求項5】
前記排出物判定装置は、排出行為が行われた日時を示す日時情報を含む排出履歴情報を生成し、前記排出履歴情報を前記通信部を介してサーバへ送信する、
請求項4記載の排出管理システム。
【請求項6】
前記排出物判定装置は、排出者の識別情報を含む排出履歴情報を生成し、前記排出履歴情報を前記通信部を介してサーバへ送信する、
請求項4記載の排出管理システム。
【請求項7】
前記排出物判定装置は、前記カメラが撮影した画像データを取得し前記画像データに対して画像処理を実行して前記画像データに排便及び排尿の少なくとも一方を示す画像が含まれているか否かを判定する、
請求項1又は2記載の排出管理システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、人物から排出された排出物を判定する技術に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、介護施設等では被介護者の排出物を客観的に管理することが求められている。そこで、特許文献1には、温度計測部で計測された温度データが温度閾値を超えるか否かの判定結果と臭気計測部で計測された臭気データが臭気閾値を超えたか否かの判定結果との組み合わせに応じて、ボウル部内で排出される排出物が、排便、排尿、及び排尿のいずれに該当するかを判定する技術が開示されている。
【0003】
ところで、排便時又は放屁時に十分な臭気が発生しない人物が存在する。そのため、温度データ及び臭気データを用いる特許文献1の技術では、このような人物に対して排便及び放屁の少なくとも1つが行われたことを正確に判定できないという課題がある。また、特許文献1の技術では、放屁を伴う排便を検出することは何ら言及されていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-178764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、排便時又は放屁時に十分な臭気が発生しない人物に対しても排便及び放屁の少なくとも1つが行われたことを正確に判定できる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様に係る排出管理システムは、便器の縁部に掛けられたセンサユニットと、排出物の判定を行う排出物判定装置と、を備え、前記センサユニットには、内部に測距センサ及び前記便器のボウル部が撮影可能なカメラが配置されており、前記排出物判定装置は、前記測距センサが検出した物体の距離が基準距離未満の場合、着座したと判定する。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、排便時又は放屁時に十分な臭気が発生しない人物に対しても排出行為が行われたことを正確に判定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の実施の形態1における排出管理システムの構成を示す図である。
本開示の実施の形態1におけるセンサユニット及び排出物判定装置の配置位置を説明するための図である。
本開示の実施の形態1に係る排出物判定処理のフローチャートである。
本開示の実施の形態2における排出管理システムの構成を示す図である。
本開示の実施の形態2に係る排出物判定処理のフローチャートである。
本開示の実施の形態3に係る排出管理システムの構成を示すブロック図である。
本開示の実施の形態3に係る便秘判定処理のフローチャートである。
本開示の実施の形態3に係る服薬状態判定処理のフローチャートである。
本開示の変形例に係る排出物判定処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
【0010】
(本開示に至る経緯)
排尿、排便、及び放屁を排出する排出行為の回数及び時間等を示す排出履歴情報は、人物の健康リスクを把握する上で重要な情報である。特に、便秘になりやすい体質を有する高齢者を多く収容する介護施設では、被介護者の排出履歴情報を客観的に記録し、下剤等の薬剤を被介護者に適切に服薬させることが求められている。しかしながら、介護施設には多数の被介護者がいるため、このような排出履歴情報の記録作業を介護職員に課すことは、介護職員の負担が増大するため容易ではない。そこで、本発明者らはこのような排出履歴情報を人手を介さずに自動的に管理する技術の研究を進めている。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
蛇口
1か月前
株式会社タカギ
水栓装置
1か月前
ヒロテツ工業株式会社
溝カバー
2か月前
TOTO株式会社
便座装置
4か月前
TOTO株式会社
便座装置
4か月前
個人
夜露から水を創る用具と装置
2か月前
株式会社LIXIL
吐水装置
3か月前
個人
集水システム及び集水方法
4か月前
株式会社タカギ
水栓装置
3か月前
株式会社タカギ
水栓装置
20日前
株式会社大林組
雨水桝蓋
1か月前
丸一株式会社
排水栓装置
3か月前
株式会社 林物産発明研究所
土木構造体
2か月前
三興建設株式会社
排泄物処理装置
2か月前
センクシア株式会社
雨水貯留部材
3か月前
日興株式会社
凍結防止装置
3か月前
積水ハウス株式会社
排水装置
4か月前
昭和梱包資材株式会社
円筒状透水材
3か月前
TOTO株式会社
浴室床
7日前
TOTO株式会社
洗い場床
15日前
有限会社彩孔技研
接続継手および工法
3か月前
TOTO株式会社
トイレ装置
19日前
株式会社大林組
雨水流出抑制構造
3か月前
TOTO株式会社
トイレ装置
19日前
TOTO株式会社
トイレ装置
4か月前
TOTO株式会社
トイレ装置
4か月前
TOTO株式会社
排水管継手
今日
株式会社LIXIL
排水装置および浴室
4か月前
TOTO株式会社
排水管継手
今日
丸一株式会社
排水装置及び封水形成部材
1か月前
中国電力株式会社
資源供給システム
1か月前
株式会社KVK
水栓カバー及び水栓
3か月前
TOTO株式会社
衛生洗浄装置
4か月前
TOTO株式会社
衛生洗浄装置
4か月前
株式会社KVK
水栓カバー及び水栓
3か月前
TOTO株式会社
衛生洗浄装置
4か月前
続きを見る
他の特許を見る