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公開番号2025117213
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011943
出願日2024-01-30
発明の名称熱源機
出願人リンナイ株式会社
代理人弁理士法人青莪
主分類F24H 9/02 20060101AFI20250804BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】ハウジング内に、バーナを前端に取り付けた、熱交換器を内蔵する燃焼筐と、バーナから下方にのびるガス流入管部に接続されるファンとが収納された熱源機において、メンテナンス時の作業性を向上させるために、ハウジングに燃焼筐を組付けた状態で前方からファンのみを取外すことができるようにする。
【解決手段】ガス流入管部の上流端に設けられる筒状の流入管側ジョイント部22と、ファンの下流端に設けられる、流入管側ジョイント部22に嵌合する筒状のファン側ジョイント部52とを備える。流入管側ジョイント部22に、前後方向に直交する面に沿うように第1突片部221が突設されると共に、ファン側ジョイント部52に、第1突片部221に対し前後方向に重なる第2突片部521が突設される。第1と第2の両突片部221,521を両突片部に形成した前後方向の孔222,522に前方から挿入する締結部材53により締結する。
【選択図】図5

特許請求の範囲【請求項1】
取外し自在な前板を有するハウジング内に、バーナを前端に取り付けた、熱交換器を内蔵する燃焼筐と、バーナから下方にのびるガス流入管部に接続されるファンとが収納され、燃料ガスと一次空気との混合気がファンとガス流入管部とを介してバーナに供給されるようにした熱源機において、
ガス流入管部の上流端に設けられる筒状の流入管側ジョイント部と、ファンの下流端に設けられる、流入管側ジョイント部に嵌合する筒状のファン側ジョイント部とを備え、流入管側ジョイント部に、前後方向に直交する面に沿うように第1突片部が突設されると共に、ファン側ジョイント部に、第1突片部に対し前後方向に重なる第2突片部が突設され、第1と第2の両突片部が両突片部に形成した前後方向の孔に前方から挿入する締結部材により締結されることを特徴とする熱源機。
続きを表示(約 69 文字)【請求項2】
前記第1突片部に、前記第2突片部の下縁に係合するフック部が設けられることを特徴とする請求項1記載の熱源機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、取外し自在な前板を有するハウジング内に、バーナを前端に取り付けた、熱交換器を内蔵する燃焼筐と、バーナから下方にのびるガス流入管部に接続されるファンとが収納され、燃料ガスと一次空気との混合気がファンとガス流入管部とを介してバーナに供給されるようにした熱源機に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来、この種の熱源機として特許文献1に記載のものが知られている。このものでは、ガス流入管部の上流端たる下端のフランジ部とファンの下流端たるファンケーシング上端のフランジ部とを上下に重ねた状態で、両フランジ部を両者に形成した上下方向の孔に上方から挿入するボルトにより締結している。ここで、両フランジ部間のシール性を確保するには、両フランジ部を前方から見てガス流入管部の陰となる後側でも締結する必要がある。そのため、ハウジング内に燃焼筐を組付けた状態で、ガス流入管部の下端のフランジ部にファンケーシング上端のフランジ部を締結することは困難である。そこで、燃焼筐をハウジングに組み付ける前に、ガス流入管部の下端のフランジ部にファンケーシング上端のフランジ部を締結している。
【0003】
上記従来例のものでは、設置後のメンテナンスでファンの点検を行う場合でも、ファンのみを取外すことができない。そのため、ハウジングから燃焼筐を取り出した後に、ガス流入管部の下端のフランジ部に対するファンケーシング上端のフランジ部の締結を解除して、ファンを取外すことが必要になり、メンテナンス時の作業性が悪くなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
EP3524882A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、以上の点に鑑み、メンテナンス時の作業性を向上させるために、ハウジングに燃焼筐を組付けた状態でファンのみを取外すことができるようにした熱源機を提供することをその課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明は、取外し自在な前板を有するハウジング内に、バーナを前端に取り付けた、熱交換器を内蔵する燃焼筐と、バーナから下方にのびるガス流入管部に接続されるファンとが収納され、燃料ガスと一次空気との混合気がファンとガス流入管部とを介してバーナに供給されるようにした熱源機において、ガス流入管部の上流端に設けられる筒状の流入管側ジョイント部と、ファンの下流端に設けられる、流入管側ジョイント部に嵌合する筒状のファン側ジョイント部とを備え、流入管側ジョイント部に、前後方向に直交する面に沿うように第1突片部が突設されると共に、ファン側ジョイント部に、第1突片部に対し前後方向に重なる第2突片部が突設され、第1と第2の両突片部が両突片部に形成した前後方向の孔に前方から挿入する締結部材により締結されることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、ハウジングに燃焼筐を組付けた状態において、第1と第2の両突片部を締結する締結部材を前方からの作業で緩めることにより、両突片部の締結を解除して、ファンのみを取外すことができる。従って、メンテナンス時の作業性が向上する。
【0008】
また、本発明においては、第1突片部に、第2突片部の下縁に係合するフック部を設けることが望ましい。これによれば、第1突片部に第2突片部を締結したり締結解除したりする際に、フック部によりファンを落下しないように保持することができる。従って、第1突片部に第2突片部を締結したり締結解除したりする際に、ファンを手で押さえておく必要がなく、作業性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の実施形態の熱源機の斜視図。
実施形態の熱源機の前板の一部を切除した正面図。
図2のIII-IIIで切断した断面図。
実施形態の熱源機の要部の斜視図。
(a)実施形態の熱源機の流入管側ジョイント部とファン側ジョイント部の斜視図、(b)図5(a)とは異なる方向から見た流入管側ジョイント部とファン側ジョイント部の斜視図、(c)流入管側ジョイント部とファン側ジョイント部の分離状態の斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1乃至図3を参照して、本発明の実施形態の熱源機は、取外し自在な前板11を有するハウジング1を備えている。ハウジング1内には、バーナ2を前端に取り付けた、熱交換器3を内蔵ずる燃焼筐4が収納されている。ハウジング1内には、更に、バーナ2から下方にのびるガス流入管部21に接続されるファン5が収納されている。ファン5の上流側には予混合部6が接続されている。予混合部6には、その内部に設けられる図外のガス吸引部に接続される燃料ガス用のバルブユニット61が付設されている。そして、ファン5を駆動することにより、予混合部6に一次空気が吸引されると共に、ガス管62からの燃料ガスがバルブユニット61とガス吸引部とを介して一次空気に混入され、燃料ガスと一次空気との混合気がファン5とガス流入管部21とを介してバーナ2に供給されるようにしている。
(【0011】以降は省略されています)

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