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公開番号
2025117985
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013019
出願日
2024-01-31
発明の名称
吐出器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
主分類
B65D
47/34 20060101AFI20250805BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 操作レバーをロック状態及び非ロック状態に切り替えるストッパ部材の操作性を改善した吐出器を創出することを課題とする。
【解決手段】装着キャップ11、ポンプ機構20、ステム22、吐出ヘッド23、操作レバー24、ロック状態及び非ロック状態に設定するストッパ部材30及び支持部15を備え、ストッパ部材30は操作主面31、開口部32Aを有する操作側面32、規制部33、拡幅部34及びバネ部32Bとを有し、支持部15は、操作レバー24の回転軸15a、ストッパ部材30の軸部13a及び係止突起16を有し、ストッパ部材30と支持部15には、非ロック状態からロック状態に切り替わるのを防止する切り替え防止機構Aが設けられ、切り替え防止機構Aが、ストッパ部材30を支持部15から離れる後方に引く操作を行うと、非ロック状態からロック状態に切り替え可能な構成とする。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
容器本体(2)が装着される装着キャップ(11)と、前記容器本体(2)から内容液を吸い上げるポンプ機構(20)と、該ポンプ機構(20)に対して上下動可能に設けられたステム(22)と、該ステム(22)の上端に連結されると共に前記ステム(22)を通じて吸い上げられた内容液を吐出する吐出ヘッド(23)と、該吐出ヘッド(23)を押し下げて前記ポンプ機構(20)を駆動させる操作レバー(24)と、前記操作レバー(24)を、一方に回動させたときには前記吐出ヘッド(23)の押し下げを規制するロック状態に設定し、他方に回動させたときには前記吐出ヘッド(23)の押し下げを許容する非ロック状態に設定するストッパ部材(30)と、前記装着キャップ(11)に設けられて前記操作レバー(24)及び前記ストッパ部材(30)を回動可能に支持する支持部(15)と、を備えた吐出器であって、
前記ストッパ部材(30)は、操作主面(31)と、開口部(32A)を有して前記操作主面(31)に連設された一対の操作側面(32)と、前記ステム(22)に対して嵌合可能に設けられた規制部(33)と、回動自在に支持する拡幅部(34)と、前記操作側面(32)と前記拡幅部(34)との間隔を変位させるバネ部(32B)とを有し、
前記支持部(15)は、前記操作レバー(24)を回動可能に軸支する回転軸(15a)と、前記ストッパ部材(30)を回転可能に軸支する軸部(13a)と、前記開口部(32A)内に配置される係止突起(16)とを有し、
前記ストッパ部材(30)と前記支持部(15)には、前記操作レバー(24)を操作した際に、前記非ロック状態から前記ロック状態に切り替わるのを防止する切り替え防止機構(A)が設けられており、
前記切り替え防止機構(A)は、前記ストッパ部材(30)を前記支持部(15)から離れる後方に引く操作を行うと、前記非ロック状態から前記ロック状態に切り替えることが可能とされていることを特徴とする吐出器。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
切り替え防止機構(A)が、開口部(32A)内に操作側面(32)の後端部から前端部に向かって延設された係止片(32a)と、係止突起(16)に形成された切欠き係止部(16a)とにより構成される請求項1記載の吐出器。
【請求項3】
規制部(33)が略半円筒状の半筒部(33A)で形成されている請求項1又は2記載の吐出器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、操作レバーの操作を規制するストッパ部材を備えた吐出器に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
操作レバー(トリガーレバー)を操作すると、それに連係して吐出ヘッド付きステムが押し下げられてポンプ機構が駆動され、内容液が容器本体からステムを通じて吸い上げられ、更に吐出ヘッドから吐出されるようにした吐出器において、操作レバーが誤操作されることによる内容液の液漏れ等を防止すべく、操作レバーを規制すると共にその規制解除を行うストッパ部材を、支持部の一対の側壁部に形成された第2支持凹部に対して揺動可能に設け、吐出ヘッドの下降移動を規制するロック状態と、ロック状態から後方に揺動して吐出ヘッドの下方移動を許容する非ロック状態と、に切り替え可能に設けられた吐出器が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-98241公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、特許文献1に記載の吐出器では、ストッパ部材がステムと支持部の間の狭い空間内で揺動する構成であり、しかも操作レバーと支持部との間の隠れた操作し難い位置に設けられた構成であるため、ストッパ部材を小さくする必要があり、ストッパ部材によるロック及びロック解除を行う際の操作性(使用性)になお改善の余地があった。
【0005】
本発明は、上記した従来技術における問題点を解消すべく、操作レバーをロック状態及び非ロック状態に切り替えるストッパ部材の操作性を改善した吐出器を創出することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための手段のうち、本発明の第1の手段は、
容器本体が装着される装着キャップと、前記容器本体から内容液を吸い上げるポンプ機構と、該ポンプ機構に対して上下動可能に設けられたステムと、該ステムの上端に連結されると共に前記ステムを通じて吸い上げられた内容液を吐出する吐出ヘッドと、該吐出ヘッドを押し下げて前記ポンプ機構を駆動させる操作レバーと、前記操作レバーを、一方に回動させたときには前記吐出ヘッドの押し下げを規制するロック状態に設定し、他方に回動させたときには前記吐出ヘッドの押し下げを許容する非ロック状態に設定するストッパ部材と、前記装着キャップに設けられて前記操作レバー及び前記ストッパ部材を回動可能に支持する支持部と、を備えた吐出器であって、
前記ストッパ部材は、操作主面と、開口部を有して前記操作主面に連設された一対の操作側面と、前記ステムに対して嵌合可能に設けられた規制部と、回動自在に支持する拡幅部と、前記操作側面と前記拡幅部との間隔を変位させるバネ部とを有し、
前記支持部は、前記操作レバーを回動可能に軸支する回転軸と、前記ストッパ部材を回転可能に軸支する軸部と、前記開口部内に配置される係止突起とを有し、
前記ストッパ部材と前記支持部には、前記操作レバーを操作した際に、前記非ロック状態から前記ロック状態に切り替わるのを防止する切り替え防止機構が設けられており、
前記切り替え防止機構は、前記ストッパ部材を前記支持部から離れる後方に引く操作を行うと、前記非ロック状態から前記ロック状態に切り替えることが可能とされていることを特徴とする、と云うものである。
本発明の第1の手段では、操作レバーで吐出操作を行った際に、ストッパ前記装着キャップ(11)に設けられて部材が一緒に回動して意図せずに非ロック状態からロック状態に切り替わることを防止できるため、吐出操作を継続して行うことができる。また非ロック状態において、操作側面を後方に引くと、バネ部が弾性変形して操作側面と拡幅部との間隔が広がるため、係止片と切欠き係止部との干渉を避けながらスムーズにロック状態に戻すことができる。
【0007】
また本発明の第2の手段は、上記第1の手段に、切り替え防止機構が、開口部内に操作側面の後端部から前端部に向かって延設された係止片と、係止突起に形成された切欠き係止部とにより構成される、との手段を加えたものである。
上記手段では、切り替え防止機構を簡単な構成とすることができる。
【0008】
また本発明の第3の手段は、上記いずれかの手段に、規制部が略半円筒状の半筒部で形成されている、との手段を加えたものである。
上記手段では、ステムを後方から嵌合することが可能となるため、容易にロック状態に設定することができる。
【発明の効果】
【0009】
本発明では、操作レバーで吐出操作を行った際に、ストッパ部材が一緒に回動して意図せずに非ロック状態からロック状態に切り替わることを防止できるため、吐出操作を継続して行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の実施の形態としての吐出容器の側面図である。
本発明に係る吐出器の分解斜視図である。
(a)はロック状態を示す吐出容器の側面図、(b)は(a)のA-A線における矢視方向断面図である。
(a)非ロック状態を示す吐出容器の側面図、(b)は(a)のB-B線における矢視方向断面図である。
ロック状態に戻す場合の最初の操作手順を示す吐出容器の側面図である。
図5に続く操作手順を示す吐出容器の側面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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