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公開番号
2025120530
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-18
出願番号
2024015354
出願日
2024-02-05
発明の名称
画像形成装置
出願人
京セラドキュメントソリューションズ株式会社
代理人
個人
主分類
G03G
15/01 20060101AFI20250808BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】 画像幅の狭いオブジェクトのプロセスブラックのエッジ部分の画質を良好にする画像形成装置を得る。
【解決手段】 画像処理部42は、対象画像において、複数の有彩トナーを使用して再現されるプロセスブラックのオブジェクトのトラッピング処理の対象となるエッジを検出し、そのオブジェクトの画像幅がトラッピング処理によるエッジ後退幅以下であるか否かを判定し、その画像幅がエッジ後退幅以下である場合には、オブジェクトの特定色のエッジを後退させずに、そのオブジェクトのブラック成分の一部または全部を複数の有彩トナーの色成分へ均等に変換する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の有彩トナーを使用して画像のプリントを行うプリント装置と、
前記画像に対する画像処理を行う画像処理部とを備え、
前記画像処理部は、(a)前記画像において、前記複数の有彩トナーを使用して再現されるプロセスブラックのオブジェクトのトラッピング処理の対象となるエッジを検出し、(b)前記オブジェクトの画像幅が前記トラッピング処理によるエッジ後退幅以下であるか否かを判定し、(c1)前記画像幅が前記エッジ後退幅以下である場合には、前記オブジェクトの特定色のエッジを後退させずに、前記オブジェクトのブラック成分の一部または全部を前記複数の有彩トナーの色成分へ均等に変換し、(c2)前記画像幅が前記エッジ後退幅以下ではない場合には、前記エッジ後退幅だけ前記オブジェクトの前記特定色のエッジを後退させること、
を特徴とする画像形成装置。
続きを表示(約 220 文字)
【請求項2】
前記オブジェクトは、輝度が所定閾値以下であるオブジェクトであることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記複数の有彩トナーの色は、シアン、マゼンタおよびイエローであり、
前記画像処理部は、前記画像幅が前記エッジ後退幅以下ではない場合には、前記エッジ後退幅だけ前記オブジェクトのシアンおよびマゼンタのエッジを後退させること、
を特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、画像形成装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
ある画像形成装置は、複数の有彩トナー色を使用して再現されるプロセスブラック(コンポジットブラック)のオブジェクトを検出し、シアンプレーンおよびマゼンタプレーンにおけるそのオブジェクトのエッジを後退させている(例えば特許文献1参照)。これにより、当該オブジェクトに無彩色が隣接する場合に目立つ有彩色の着色が抑制される。また、この画像形成装置は、エッジの後退幅より画像幅が狭い場合には、シアンプレーンおよびマゼンタプレーンの色成分を消去し、シアンプレーンおよびマゼンタプレーンの色成分をブラック成分に変換している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-34649号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述の画像形成装置では、エッジの後退幅より画像幅が狭い場合には、シアンプレーンおよびマゼンタプレーンの色成分が消去されてしまうため、色味が変化してしまう。
【0005】
本発明は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、画像幅の狭いオブジェクトのプロセスブラックのエッジ部分の画質を良好にする画像形成装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る画像形成装置は、複数の有彩トナーを使用して画像のプリントを行うプリント装置と、前記画像に対する画像処理を行う画像処理部とを備える。そして、前記画像処理部は、(a)前記画像において、前記複数の有彩トナーを使用して再現されるプロセスブラックのオブジェクトのトラッピング処理の対象となるエッジを検出し、(b)前記オブジェクトの画像幅が前記トラッピング処理によるエッジ後退幅以下であるか否かを判定し、(c1)前記画像幅が前記エッジ後退幅以下である場合には、前記オブジェクトの特定色のエッジを後退させずに、前記オブジェクトのブラック成分の一部または全部を前記複数の有彩トナーの色成分へ均等に変換し、(c2)前記画像幅が前記エッジ後退幅以下ではない場合には、前記エッジ後退幅だけ前記オブジェクトの前記特定色のエッジを後退させる。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、画像幅の狭いオブジェクトのプロセスブラックのエッジ部分の画質を良好にする画像形成装置が得られる。
【0008】
本発明の上記又は他の目的、特徴および優位性は、添付の図面とともに以下の詳細な説明から更に明らかになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置の機械的な内部構成を示す側面図である。
図2は、図1に示す画像形成装置の電気的な構成の一部を示すブロック図である。
図3は、図1および図2に示す画像形成装置の動作について説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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