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公開番号2025120624
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024015543
出願日2024-02-05
発明の名称光照射装置
出願人ウシオ電機株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類A61F 9/007 20060101AFI20250808BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】近視進行を効率的に抑制することができる光照射装置を提供する。
【解決手段】紫外線を含む光を放射する紫外線光源と、紫外線光源から放射された紫外線を内部において伝播させかつ外部から入射される外光を透過可能な材質からなり、少なくとも一部が眼球の正面を覆う位置に眼球に近接して配置され、内部を伝播されてきた紫外線を出射領域10bから出射させて眼球内に入射させる導光部材3と、紫外線光源から出射領域10bまでの間に配置され、紫外線の一部を可視光に変換して外部に出射する波長変換部材とを備える光照射装置1である。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
紫外線を含む光を放射する紫外線光源と、
該紫外線光源から放射された前記紫外線を内部において伝播させかつ外部から入射される外光を透過可能な材質からなり、少なくとも一部が眼球の正面を覆う位置に該眼球に近接して配置され、内部を伝播されてきた前記紫外線を出射領域から出射させて前記眼球内に入射させる導光部材と、
前記紫外線光源から前記出射領域までの間に配置され、前記紫外線の一部を可視光に変換して外部に出射する波長変換部材とを備える光照射装置。
続きを表示(約 850 文字)【請求項2】
前記紫外線光源から放射された前記紫外線を、内部で全反射させながら前記導光部材に向かって導光するライトパイプを備え、
該ライトパイプの一部に、導光されている一部の前記紫外線を全反射させずに外部に取り出す光取出部が設けられ、
前記波長変換部材が、前記光取出部に対向して配置されている請求項1に記載の光照射装置。
【請求項3】
前記光取出部が、前記ライトパイプの一部の形状を凹状または凸状に形成することにより構成されている請求項2に記載の光照射装置。
【請求項4】
前記光取出部が、前記ライトパイプの一部の表面を粗面化することにより構成されている請求項2に記載の光照射装置。
【請求項5】
前記紫外線光源から前記出射領域までの間において、前記紫外線の一部を分岐して前記波長変換部材に入射させるハーフミラーを備える請求項1または請求項2に記載の光照射装置。
【請求項6】
前記波長変換部材が、前記光取出部に密着して配置されている請求項2に記載の光照射装置。
【請求項7】
前記紫外線光源および前記ライトパイプが、眼鏡フレームのつるに内蔵され、
前記導光部材が、眼鏡レンズの位置に配置されている請求項2に記載の光照射装置。
【請求項8】
前記つるの一部に、該つるの内外に光を透過可能な窓部が設けられ、
前記波長変換部材が、前記窓部に対応する位置に配置されている請求項7に記載の光照射装置。
【請求項9】
前記波長変換部材が前記窓部を構成している請求項8に記載の光照射装置。
【請求項10】
前記導光部材の一部に、該導光部材の内部に入射された前記紫外線の一部を外部に取り出す光取出部が設けられ、
前記波長変換部材が、前記光取出部に対向して配置されている請求項1に記載の光照射装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光照射装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、近視の進行を抑制することを目的として、360nm~400nmの紫外光を眼球に照射するウェアラブルデバイスが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6175210号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のデバイスは、患者が装着するメガネの縁あるいは帽子の鍔などに紫外線光源を配置して、紫外線光源から発せられた紫外光を患者の視界の邪魔にならない隅の位置から眼球内に入射させる装置である。このようなデバイスでは、紫外線光源からの紫外光は360nm~400nmの波長を有し、肉眼では非常に確認し難い光であるため、紫外線が放射されているか確認することが難しく、さらに、網膜の最適な範囲に照射されているか否かを確認することが困難である。
したがって、網膜に紫外光が照射されているか否かを簡易に確認できることが望まれている。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1の態様は、紫外線を含む光を放射する紫外線光源と、該紫外線光源から放射された前記紫外線を内部において伝播させかつ外部から入射される外光を透過可能な材質からなり、少なくとも一部が眼球の正面を覆う位置に該眼球に近接して配置され、内部を伝播されてきた前記紫外線を出射領域から出射させて前記眼球内に入射させる導光部材と、前記紫外線光源から前記出射領域までの間に配置され、前記紫外線の一部を可視光に変換して外部に出射する波長変換部材とを備える光照射装置である。
【0006】
本態様によれば、紫外線光源から放射された紫外線は、患者の眼球の正面を覆う位置に少なくとも一部が配置された導光部材の内部に入射され、導光部材の内部を伝播した後に、出射領域から眼球に向けて出射させられる。これにより、紫外線を眼球内の網膜に照射させ、近視進行を効率的に抑制することができる。
【0007】
紫外線光源から放射された紫外線の一部は、出射領域までの間に配置された波長変換部材によって可視光に変換され、外部に出射される。紫外線は視覚による知覚困難な波長の光であるため直接観察できないが、その一部が波長変換部材によって変換された可視光を観察することにより、紫外線光源から放射されていることを確認することができる。
【0008】
上記態様においては、前記紫外線光源から放射された前記紫外線を、内部で全反射させながら前記導光部材に向かって導光するライトパイプを備え、該ライトパイプの一部に、導光されている一部の前記紫外線を全反射させずに外部に取り出す光取出部が設けられ、前記波長変換部材が、前記光取出部に対向して配置されていてもよい。
【0009】
紫外線光源から放射された紫外線は、ライトパイプに入射されると、その大部分が、ライトパイプの内部において全反射を繰り返しながら導光され、導光部材に向かって出射され、対象者の近視進行の抑制に利用される。ライトパイプ内を全反射しながら導光される紫外線の一部は、ライトパイプの一部に設けられた光取出部において、全反射条件を満たさず、全反射することなくライトパイプの外部に取り出される。外部に取り出された紫外線は、光取出部に対向して配置されている波長変換部材に入射されることにより、可視光に変換されて外部に出射される。これにより、出射された可視光の観察によって、紫外線が紫外線光源から放射されていることを容易に確認することができる。
【0010】
また、上記態様においては、前記光取出部が、前記ライトパイプの一部の形状を凹状または凸状に形成することにより構成されていてもよい。
ライトパイプの一部の形状を凹状または凸状に形成することにより、その部分における全反射条件が満たされず、ライトパイプの内部を全反射しながら導光されてくる紫外線の一部をライトパイプの外部に容易に取り出すことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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