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公開番号2025120741
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024015788
出願日2024-02-05
発明の名称モータ
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類H02K 1/20 20060101AFI20250808BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】モータの性能低下やアンバランスに伴う振動悪化を抑制することができるモータを提供すること。
【解決手段】モータは、ロータと、コイルが巻回されたステータコアと、ステータコアの内部において、ロータの回転軸の方向に延びる油路と、を備え、油路が、回転軸に対して所定角度傾けて形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ロータと、
コイルが巻回されたステータコアと、
前記ステータコアの内部において、前記ロータの回転軸の方向に延びる油路と、
を備え、
前記油路は、前記回転軸に対して所定角度傾けて形成されている、
モータ。
続きを表示（約 52 文字）【請求項２】
前記ステータコアは、圧粉磁心により構成されている請求項１に記載のモータ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、モータに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、ステータコアの内部に、ロータの回転軸方向に対して平行に延びる油路を形成する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２００９－２４０１１３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１で提案された技術では、油路が回転軸方向に対して平行に延びているため、油路が形成された特定の場所ごとに磁束密度が異なってしまい、モータの性能低下やアンバランスに伴う振動悪化が生じるおそれがある。
【０００５】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、モータの性能低下やアンバランスに伴う振動悪化を抑制することができるモータを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示に係るモータは、ロータと、コイルが巻回されたステータコアと、前記ステータコアの内部において、前記ロータの回転軸の方向に延びる油路と、を備え、前記油路が、前記回転軸に対して所定角度傾けて形成されている。
【発明の効果】
【０００７】
本開示によれば、油路をロータの回転軸方向に対して所定角度傾けて形成することにより、ステータコアの位相ごとのばらつきを抑制し、モータの性能低下やアンバランスに伴う振動悪化を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、実施形態に係るモータの構成の一例を示す断面図である。
図２は、実施形態に係るモータを、図１のＡ－Ａ線で切断した状態を示す断面図である。
図３は、実施形態に係るモータのステータコアおよびコイルを正面から見た状態を示す正面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本開示の実施形態に係るモータについて、図面を参照しながら説明する。なお、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
【００１０】
実施形態に係るモータについて、図１～図３を参照しながら説明する。実施形態に係るモータは、例えば車両の動力源として用いられる。実施形態に係るモータは、例えばハイブリッド車（ＨＥＶ：Hybrid Electric Vehicle）、プラグインハイブリッド車（ＰＨＥＶ：Plug-in Hybrid Electric Vehicle）等に搭載される。また、実施形態に係るモータは、例えば燃料電池車（ＦＣＥＶ：Fuel Cell Electric Vehicle）、電気自動車（ＢＥＶ：Battery Electric Vehicle）等に搭載されてもよい。
（【００１１】以降は省略されています）

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