TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025117306
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024012069
出願日
2024-01-30
発明の名称
モータ
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H02K
5/20 20060101AFI20250804BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】冷却のためのスペースを抑制しつつ、冷媒の吐出部位等を最適化して効率的に冷却対象を冷却できる技術を提供する。
【解決手段】シャフト4に固定されたロータ6と、ロータ6の中心軸に対して環状であるステータ8、ロータ6及びステータ8を収容するモータケース20と、を備えており、モータケース20は、ステータ8と中心軸の軸方向に対向する面に、鉛直上下方向に冷媒が流れる第1流路42を少なくとも含む冷媒流路40と、冷媒流路40からモータケース20の内部に向けて軸方向に冷媒を吐出する複数の吐出部50と、を有するモータが提供される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
モータであって、
シャフトに固定されたロータと、
前記ロータの中心軸に対して環状であるステータと、
前記ロータ及び前記ステータを収容するモータケースと、
を備え、
前記モータケースは、前記ステータと前記中心軸の軸方向に対向する面に、鉛直上下方向に冷媒が流れる第1流路を少なくとも含む冷媒流路と、前記冷媒流路から前記モータケースの内部に向けて前記軸方向に前記冷媒を吐出する複数の吐出部と、を有する、モータ。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
前記冷媒流路は、前記第1流路から分岐する少なくとも一つの第2流路を含み、
前記複数の吐出部の少なくとも一つが、前記少なくとも一つの第2流路に位置する、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記モータケースは、前記軸方向に対向する面にカバーを備え、
前記カバーの内部に前記冷媒流路を有し、
前記複数の吐出部は、前記カバーにおいて前記冷媒流路と連通する孔である、請求項1に記載のモータ。
【請求項4】
前記複数の吐出部は、前記ステータが有するコイルエンドに向けて前記冷媒を吐出する孔を含む、請求項1に記載のモータ。
【請求項5】
前記複数の吐出部は、前記ステータが有するコイルエンドの内周側に向けて前記冷媒を吐出する孔を含む、請求項1に記載のモータ。
【請求項6】
前記複数の吐出部は、前記シャフトのベアリングに前記ベアリングの潤滑用に前記冷媒を吐出する孔を含む、請求項1に記載のモータ。
【請求項7】
前記複数の吐出部は、孔径の異なる複数の孔を含む、請求項1に記載のモータ。
【請求項8】
前記孔径の異なる複数の孔は、第1孔径を有する第1孔と、前記第1孔径とは異なる第2孔径を有する第2孔と、を含み、
前記第1孔は、前記ステータの鉛直方向上方に配置されるコイルエンド部分に向けて前記冷媒を吐出し、
前記第2孔は、前記ステータの鉛直方向下方に配置されるコイルエンド部分に向けて前記冷媒を吐出する、請求項7に記載のモータ。
【請求項9】
さらに、前記ロータの回転角を検出する回転角センサと前記回転角センサに取り付けられた保護カバーとを有する回転角センサユニットを備え、
前記保護カバーには、前記冷媒流路と連通する連絡流路を備え、
前記複数の孔は、前記連絡流路から前記ステータが有するコイルエンドに向けて前記冷媒を吐出する前記連絡流路に設けられた孔を含む、請求項1に記載のモータ。
【請求項10】
前記複数の孔は、前記コイルエンドの内周側に向けて前記冷媒を吐出する前記孔を含む、請求項9に記載のモータ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、モータに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1にはモータの内部の冷却のために、モータケース内の端部に円環状リングを配置することが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-41487号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうした円環状リングをモータケース内に備えると、モータユニットの体積が大きくなってしまうことがある。また、円環状であるため、冷媒を吐出する部位やその個数が限定されてしまうことがある。
【0005】
本明細書は、モータにおいて、冷却のためのスペースを抑制しつつ、冷媒の吐出部位等を最適化して効率的に冷却対象を冷却できる技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本明細書が開示する技術は、モータに具現化される。モータは、シャフトに固定されたロータと、前記ロータの中心軸に対して環状であるステータと、前記ロータ及びステータを収容するモータケースと、を備える。前記モータケースは、前記ステータと前記中心軸の軸方向に対向する面に、鉛直上下方向に冷媒が流れる第1流路を少なくとも含む冷媒流路と、前記冷媒流路から前記モータケースの内部に向けて前記軸方向に冷媒を吐出する複数の吐出部と、を有する。
【0007】
上記モータによれば、冷媒が、モータケースがステータと軸方向に対向する面から、上記冷媒流路を介して直接ステータ等に吐出される。当該面にこうした冷媒流路を備えることで、冷却部位やその冷却程度に応じて、冷媒流路及び吐出部のパターンを設計して、効率的な冷却が可能となる。また、冷媒の吐出部位の増加に対して冷却のために要するスペースの増大を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
モータケースのカバーに設けた冷媒流路及び吐出部の実施形態を示す断面図である。
冷媒流路及び吐出部のパターンの一例を示す図である。
ステータ及びロータに対する吐出部のパターンの一例を示す図である。
冷媒流路及び吐出部のパターンの他の一例を示す図である。
ステータ及びロータに対する吐出部のパターンの他の一例を示す図である。
ステータ及びロータに対する吐出部のパターンの他の一例を示す図である。
レゾルバを介して冷媒を吐出する実施形態を示す断面図である。
レゾルバに形成した連絡流路と吐出部の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本明細書に開示されるモータの一実施形態は、シャフトに固定されたロータと、前記ロータの中心軸に対して環状であるステータと、前記ロータ及びステータを収容するモータケースと、を備え、前記モータケースは、前記ステータと前記中心軸の軸方向に対向する面に、鉛直上下方向に冷媒が流れる第1流路を少なくとも含む冷媒流路と、前記冷媒流路から前記モータケースの内部に向けて前記軸方向に前記冷媒を吐出する複数の吐出部と、を有する。
【0010】
前記モータの他の一実施形態は、前記冷媒流路は、前記第1流路から分岐する少なくとも一つの第2流路を含み、前記複数の吐出部の少なくとも一つが、前記少なくとも一つの第2流路に位置する。こうすることで、より高い自由度で冷媒流路及び吐出部のパターンを設計して、効率的な冷却が可能となる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
23日前
トヨタ自動車株式会社
車両
13日前
トヨタ自動車株式会社
電池
9日前
トヨタ自動車株式会社
車両
8日前
トヨタ自動車株式会社
車両
13日前
トヨタ自動車株式会社
方法
21日前
トヨタ自動車株式会社
車両
20日前
トヨタ自動車株式会社
電池
2日前
トヨタ自動車株式会社
電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
電池
16日前
トヨタ自動車株式会社
車両
21日前
トヨタ自動車株式会社
膜体
23日前
トヨタ自動車株式会社
車両
7日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
10日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
10日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
1日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
10日前
トヨタ自動車株式会社
減圧弁
10日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
1日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
14日前
トヨタ自動車株式会社
光電極
8日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
2日前
トヨタ自動車株式会社
自動車
15日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
16日前
トヨタ自動車株式会社
燃料電池
2日前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
燃料電池
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
29日前
トヨタ自動車株式会社
押湯入子
2日前
トヨタ自動車株式会社
電子装置
8日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
20日前
トヨタ自動車株式会社
処理装置
2日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
9日前
トヨタ自動車株式会社
コネクタ
10日前
トヨタ自動車株式会社
回転電機
6日前
続きを見る
他の特許を見る