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公開番号
2025121523
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-20
出願番号
2024016959
出願日
2024-02-07
発明の名称
薬剤カセット搬送システム
出願人
株式会社湯山製作所
代理人
弁理士法人サンクレスト国際特許事務所
主分類
A61J
3/00 20060101AFI20250813BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】人手による作業に比べ簡単かつ迅速に薬剤カセットを搬送する。
【解決手段】薬剤カセットを収容しかつ薬剤カセットから薬剤を払い出す主収容装置、薬剤カセットを収容する副収容装置、及び主収容装置に対して薬剤カセットを装着又は脱離するための所定の主着脱領域と、副収容装置に対して薬剤カセットを装着又は脱離するための所定の副着脱領域との間で薬剤カセットを搬送する搬送装置、を備え、主収容装置は、薬剤カセットを保持する主保持部、及び主保持部で保持された薬剤カセットを主着脱領域に移動させる主移動機構、を含む主収容部を有し、副収容装置は、薬剤カセットを保持する副保持部、及び副保持部で保持された薬剤カセットを副着脱領域に移動させる副移動機構、を含む副収容部を有している。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
薬剤カセットを収容しかつ前記薬剤カセットから薬剤を払い出す主収容装置、
薬剤カセットを収容する副収容装置、及び
前記主収容装置に対して前記薬剤カセットを装着又は脱離するための所定の主着脱領域と、前記副収容装置に対して前記薬剤カセットを装着又は脱離するための所定の副着脱領域との間で前記薬剤カセットを搬送する搬送装置、を備え、
前記主収容装置は、
前記薬剤カセットを保持する主保持部、及び
前記主保持部で保持された前記薬剤カセットを前記主着脱領域に移動させる主移動機構、を含む主収容部を有し、
前記副収容装置は、
前記薬剤カセットを保持する副保持部、及び
前記副保持部で保持された前記薬剤カセットを前記副着脱領域に移動させる副移動機構、を含む副収容部を有している、薬剤カセット搬送システム。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記主収容装置は、2つの前記主収容部を含み、
一方の前記主収容部における前記主移動機構と他方の前記主収容部における前記主移動機構とが個別に動作する、請求項1に記載の薬剤カセット搬送システム。
【請求項3】
前記主保持部は、複数の前記薬剤カセットを保持し、
前記主移動機構は、前記各薬剤カセットを前記主着脱領域に移動させる、請求項2に記載の薬剤カセット搬送システム。
【請求項4】
前記主保持部は、複数の薬剤カセットを並べて保持し、
前記主移動機構は、複数の前記薬剤カセットの並び方向に前記各薬剤カセットを移動させる、請求項3に記載の薬剤カセット搬送システム。
【請求項5】
前記主着脱領域が、2つの前記主収容部のそれぞれに対して設定され、
前記搬送装置は、双方の前記主収容部の前記主着脱領域において前記薬剤カセットを装着又は脱離する1つの搬送部を有する、請求項2~4のいずれか1項に記載の薬剤カセット搬送システム。
【請求項6】
2つの前記主収容部が上下に配置され、
前記主収容装置は、
上側の前記主収容部の前記主保持部に保持された前記薬剤カセットから払い出される薬剤と、下側の前記主収容部の前記主保持部に保持された前記薬剤カセットから払い出される薬剤との双方を通過させる共通の通路と、
上側の前記主収容部の前記主保持部に保持された前記薬剤カセットと前記通路とを連通する上排出口と、
下側の前記主収容部の前記主保持部に保持された前記薬剤カセットと前記通路とを連通する下排出口と、
少なくとも一部が前記下排出口の上側に配置され上方から前記下排出口への薬剤の侵入を防止する侵入防止部材と、を有する、請求項2~4のいずれか1項に記載の薬剤カセット搬送システム。
【請求項7】
前記主収容装置は、
一方の前記主収容部における前記主保持部と、他方の前記主収容部における前記主保持部とを相対移動可能に連結する軸受を有する、請求項2~4のいずれか1項に記載の薬剤カセット搬送システム。
【請求項8】
前記主収容部に対して2つの前記主着脱領域が設定され、
前記搬送装置が、前記各主着脱領域において前記薬剤カセットを装着又は脱離する2つの搬送部を含む、請求項1~4のいずれか1項に記載の薬剤カセット搬送システム。
【請求項9】
一方の前記搬送部が一方の前記主着脱領域で前記薬剤カセットを装着し、他方の前記搬送部が他方の前記主着脱領域で前記薬剤カセットを脱離する、請求項8に記載の薬剤カセット搬送システム。
【請求項10】
前記副収容装置は、2つの前記副収容部を含み、
一方の前記副収容部における前記副移動機構と他方の前記副収容部における前記副移動機構とが個別に動作する、請求項1に記載の薬剤カセット搬送システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、薬剤カセット搬送システムに関する。
続きを表示(約 2,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、複数の薬剤カセットから必要な薬剤を払い出して分包する薬剤分包機が開示されている。この薬剤分包機は、複数の薬剤カセットを着脱自在に保持する薬品庫部と、薬剤を受け入れて区分封入する分包装置と、薬剤カセットから排出された薬剤を収集して分包装置に引き渡す薬剤収集機構と、予備となる複数の薬剤カセットを着脱可能に保持する予備庫部と、を備えている。薬品庫部のいずれかの薬剤カセットが空になった場合、当該薬剤カセットを薬品庫部から取り外し、予備庫部内の予備の薬剤カセットと交換することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-187053号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示された薬剤分包機では、予備庫部から薬剤カセットを取り出して薬品庫部に装着する作業が人手によって行われていたため、煩雑で時間を要する作業となっていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一態様に係る薬剤カセット搬送システムは、
薬剤カセットを収容しかつ前記薬剤カセットから薬剤を払い出す主収容装置、
薬剤カセットを収容する副収容装置、及び
前記主収容装置に対して前記薬剤カセットを装着又は脱離するための所定の主着脱領域と、前記副収容装置に対して前記薬剤カセットを装着又は脱離するための所定の副着脱領域との間で前記薬剤カセットを搬送する搬送装置、を備え、
前記主収容装置は、
前記薬剤カセットを保持する主保持部、及び
前記主保持部で保持された前記薬剤カセットを前記主着脱領域に移動させる主移動機構、を含む主収容部を有し、
前記副収容装置は、
前記薬剤カセットを保持する副保持部、及び
前記副保持部で保持された前記薬剤カセットを前記副着脱領域に移動させる副移動機構、を含む副収容部を有している。
【0006】
本開示は、上記のような特徴的な構成を備える薬剤カセット搬送システムとして実現することができるだけでなく、薬剤カセットの搬送方法として実現したり、薬剤カセット搬送システムが適用される薬剤包装システムとして実現したり、薬剤カセットの搬送を制御する制御装置として実現したりすることができる。本開示は、コンピュータを制御装置として機能させるコンピュータプログラムとして実現したり、制御装置の一部又は全部を半導体集積回路として実現したりすることができる。また、本開示は、上記のような特徴的な構成を備える薬剤カセット搬送システムの個々の装置として実現することができる。
【発明の効果】
【0007】
本開示の薬剤カセット搬送システムによれば、主収容部の主保持部で保持された薬剤カセットを主移動機構により主着脱領域に移動させ、副収容部の副保持部で保持された薬剤カセットを副移動機構により副着脱領域に移動させ、搬送装置によって主着脱領域及び副着脱領域の一方から他方へ薬剤カセットを搬送することができる。そのため、人手による作業に比べ簡単かつ迅速に薬剤カセットを搬送することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係る薬剤包装システムの全体構成の一例を示す斜視図である。
図2は、薬剤包装システムの全体構成の概略的な正面図である。
図3は、薬剤包装システムの全体構成の概略的な平面図である。
図4は、図2のIV-IV矢視における概略的な断面図である。
図5は、図4のV-V矢視における概略的な断面図である。
図6は、主収容装置における主着脱領域を示す概略的な側面図である。
図7は、薬剤の払い出し構造を示す説明図である。
図8は、電線の支持構造を示す説明図である。
図9は、主収容部の回転範囲を示す説明図である。
図10は、電線の支持構造を示す説明図である。
図11は、図2のXI-XI矢視における概略的な断面図である。
図12は、図11のXII-XII矢視における概略的な断面図である。
図13は、副収容装置における副着脱領域を示す概略的な側面図である。
図14は、搬送装置の平面図である。
図15は、搬送装置の搬送部の正面図である。
図16は、搬送装置の搬送部の平面図である。
図17Aは、搬送装置の動作を示す説明図である。
図17Bは、搬送装置の動作を示す説明図である。
図17Cは、搬送装置の動作を示す説明図である。
図17Dは、搬送装置の動作を示す説明図である。
図18は、薬剤カセットの斜視図である。
図19は、薬剤包装システムの他の構成例を示す概略的な正面図である。
図20は、薬剤包装システムのさらに他の構成例を示す概略的な正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<本開示の実施形態の概要>
以下、本開示の実施形態の概要を列記して説明する。
【0010】
(1) 本実施形態に係る薬剤カセット搬送システムは、
薬剤カセットを収容しかつ前記薬剤カセットから薬剤を払い出す主収容装置、
薬剤カセットを収容する副収容装置、及び
前記主収容装置に対して前記薬剤カセットを装着又は脱離するための所定の主着脱領域と、前記副収容装置に対して前記薬剤カセットを装着又は脱離するための所定の副着脱領域との間で前記薬剤カセットを搬送する搬送装置、を備え、
前記主収容装置は、
前記薬剤カセットを保持する主保持部、及び
前記主保持部で保持された前記薬剤カセットを前記主着脱領域に移動させる主移動機構、を含む主収容部を有し、
前記副収容装置は、
前記薬剤カセットを保持する副保持部、及び
前記副保持部で保持された前記薬剤カセットを前記副着脱領域に移動させる副移動機構、を含む副収容部を有している。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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