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公開番号
2025123232
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-22
出願番号
2025083356,2023149853
出願日
2025-05-19,2019-02-05
発明の名称
新規なプライマーセットを有するLAMPアッセイを用いて芝草中の真菌を検出するための方法
出願人
シンジェンタ パーティシペーションズ アーゲー
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12Q
1/6895 20180101AFI20250815BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】芝草サンプル中の真菌DNAを検出するための方法を提供すること。
【解決手段】ダラースポット病菌、紋枯病菌種、ピシウム・アファニデルマタム、立枯病菌種、紅色雪腐病菌種、マグナポルテ・ポアエ、コレトトリカム・グラミニコーラ、コレトトリカム・セレアレ及びキャベツピシウム腐敗病菌から選択される少なくとも1つの芝の病原性真菌の真菌DNAのプライマーを含むループ介在等温増幅(LAMP)アッセイを用いて、芝草サンプル中の真菌DNAを検出するための方法であって、芝サンプルをLAMP反応に供する工程を含み、LAMP反応は、セット中の各プライマーが15~50の核酸を有する、4つ以上の核酸配列のプライマーセットを使用する、方法を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ダラースポット病菌(Sclerotinia homoeocarpa)、紋枯病菌(Rhizoctonia solani)種、ピシウム・アファニデルマタム(Pythium aphanidermatum)、立枯病菌(Gaeumannomyces graminis)種、紅色雪腐病菌(Microdochium nivale)種、マグナポルテ・ポアエ(Magnaporthe poae)、コレトトリカム・グラミニコーラ(Colletotrichum graminicola)、コレトトリカム・セレアレ(Colletotrichum cereale)及びキャベツピシウム腐敗病菌(Pythium ultimum var.ultimum)から選択される少なくとも1つの芝の病原性真菌の真菌DNA用のプライマーを含むループ介在等温増幅(LAMP)アッセイを用いて、芝草サンプル中の真菌DNAを検出するための方法であって、
前記芝サンプルをLAMP反応に供する工程を含み、前記LAMP反応は、セット中の各プライマーが15~50の核酸を有する、4つ以上の核酸配列のプライマーセットを使用し、前記プライマーのセットが、
(a)配列番号14、15、16及び17と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、ダラースポット病菌(Sclerotinia homoeocarpa)DNAを検出するためのプライマーセット;
(b)配列番号20、21、22及び23と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択されるか、或いは配列番号62、63.66及び67と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、紋枯病菌(Rhizoctonia solani)DNAを検出するためのプライマーセット;
(c)配列番号26、27、28、及び29と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、紅色雪腐病菌変種ニバレ(Microdochium nivale var.nivale)DNAを検出するためのプライマーセット;
(d)配列番号32、33、36、及び37と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、ピシウム・アファニデルマタム(Pythium aphanidermatum)DNAを検出するためのプライマーセット;
(e)配列番号38、39、42及び43と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、ベントグラス立枯病菌(Gaeumannomyces graminis var.avenae)DNAを検出するためのプライマーセット、
(f)配列番号44、45、48及び49と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、紅色雪腐病菌変種マジュス(Microdochium nivale var.majus)DNAを検出するためのプライマーセット;
(g)配列番号50、51、54及び55と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、マグナポルテ・ポアエ(Magnaporthe poae)DNAを検出するためのプライマーセット;
(h)配列番号74 75、78及び79と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、コレトトリカム・グラミニコーラ(Colletotrichum graminicola)DNAを検出するためのプライマーセット;
(i)配列番号80、81、84及び85と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、コレトトリカム・セレアレ(Colletotrichum cereale)DNAを検出するためのプライマーセット;及び
(j)配列番号86、87、90及び91と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、キャベツピシウム腐敗病菌(Pythium ultimum var.Ultimum)DNAを検出するためのプライマーセット
から選択される少なくとも1つのプライマーセットを含む、方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
ダラースポット病菌(Sclerotinia homoeocarpa)DNAを検出するための前記プライマーセットが、配列番号14、15、16、17、18及び19と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
紋枯病菌(Rhizoctonia solani)DNAを検出するための前記プライマーセットが、配列番号62、63、64、65、66及び67と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
紋枯病菌(Rhizoctonia solani)DNAを検出するための前記プライマーセットが、配列番号20、21、22、23、24及び25と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
紅色雪腐病菌変種ニバレ(Microdochium nivale var.nivale)DNAを検出するための前記プライマーセットが、配列番号26、27、28、29、30及び31と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
ピシウム・アファニデルマタム(Pythium aphanidermatum)DNAを検出するための前記プライマーセットが、配列番号32、33、34、35、36及び37と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
ピシウム・アファニデルマタム(Pythium aphanidermatum)DNAを検出するための前記プライマーセットが、配列番号68、69、70、71、72及び73と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
ベントグラス立枯病菌(Gaeumannomyces graminis var.avenae)DNAを検出するための前記プライマーセットが、配列番号38、39、40、41、42及び43と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
ベントグラス立枯病菌(Gaeumannomyces graminis var.avenae)DNAを検出するための前記プライマーセットが、配列番号56、57、58、59、60及び61と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、請求項1に記載の方法。
【請求項10】
紅色雪腐病菌変種マジュス(Microdochium nivale var.majus)DNAを検出するための前記プライマーセットが、配列番号44、45、46、47、48及び49と少なくとも90%同一である配列を各々がそれぞれ有するプライマーを含むか又はそれらから選択される、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、1つ以上の真菌に由来する核酸を検出するために、芝草のサンプルのループ介在等温増幅(LAMP)アッセイを用いて、真菌病原体によって引き起こされるこのような芝草における病害を検出する方法に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、米国特許第6410278号明細書(Eiken)に記載されているLAMP又はループ介在等温増幅は、標的遺伝子上の6つの異なる領域を認識するように特異的に設計された少なくとも4つ以上の異なるプライマー(例えば、http://loopamp.eiken.co.jp/e/lamp/primer.htmlを参照)の使用によって特徴付けられるDNA増幅方法であり、反応プロセスは、鎖置換反応を用いて一定温度で進行する。対象とする標的核酸の増幅及び検出は、生物サンプル又はその核酸抽出物、プライマー、鎖置換活性を有するDNAポリメラーゼ及び基質の混合物を一定温度(約65’C)でインキュベートすることによって、単一工程で完了され得る。それは、高い増幅効率を提供し、DNAが、15~60分間で多数回増幅される。この高い特異性のため、増幅産物の存在は、標的遺伝子の存在を示し得る(http://loopamp.eiken.co.jp/e/lamp/principle.html)。
【0003】
芝草管理者が使用者によって予測される品質基準に芝草を維持する際に直面する多くの課題がある。課題は多いが、病害(真菌病原体によって引き起こされる病害を含む)に関するものが、管理及び制御するのが特に難しい。例えば、病害は、ゴルフ場の芝草植物を侵して、プレーのしやすさ(playability)を含む品質の低下による収益の低下を引き起こし得る。ゴルフ場管理者に共通の課題の一例は、適切且つ適時な管理法を取ることができるようにどの病害が存在するかを知ることである。芝の病原微生物によって引き起こされる関連する芝の病害としては、例えば、炭疽病、テイクオールパッチ、サマーパッチ病、雪腐病、赤焼病、葉腐病及びダラースポット病が挙げられる。
【0004】
殺真菌剤などの病原体を防除するための農業的に有効な薬品は、典型的に、病害圧力の程度、病原体集団、天候などに応じて、必要に応じてゴルフ場において施用される。しかしながら、殺真菌剤の施用は、ゴルフ場の予算(course budget)、適切な設備の利用可能性、及び農業的に有効な薬品を施用するための資格のある人員の利用可能性によって高度に制御される。
【0005】
これらの課題を考慮して、芝の病原性真菌の検出のための迅速で且つ信頼性の高いアッセイは、極めて有用であろう。公知のPCRアッセイは、ゴルフ場又は他の集中的に管理された芝草又は専門的な景観環境において使用するのに実用的でないが、これは、PCRが、特殊な実験技能及び機器を必要とするためである。芝草における真菌病害を検出するための他の分子生物学方法が公知であり、例えば、TRFLP方法に関する国際公開第2009147017号に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
米国特許第6410278号明細書
国際公開第2009147017号
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
したがって、本発明は、例えば、炭疽病、テイクオールパッチ、サマーパッチ病、雪腐病、赤焼病、葉腐病及びダラースポット病を含む、関連する芝の病害を引き起こす選択された真菌病原体に関連する、芝サンプル中のDNAの存在を検出するためのLAMPアッセイに関する。
【0008】
芝草病害病原体の適時な且つ効率的な検出を促進するため、並びに芝草病害処置のコスト及び有効性を改善するために、本発明に係るLAMPアッセイが、関連する芝の病害を引き起こす真菌病原体に関連するDNAを早期に検出するのに用いられ得る。本発明によれば、LAMP方法は、標的病害病原体に由来する少なくとも4つ、好ましくは6つ以上の核酸配列のプライマーセットを好適に使用する。より特定的には、本発明に係る方法は、LAMPアッセイのための選択されたプライマーセットにおいて使用される各プライマーが15~50の核酸を有し、セット中のプライマーが、標的真菌中の特異的なDNA遺伝子座から選択されると規定する。
【0009】
本発明によれば、ダラースポット病菌(Sclerotinia homoeocarpa)、紋枯病菌(Rhizoctonia solani)種、ピシウム・アファニデルマタム(Pythium aphanidermatum)、立枯病菌(Gaeumannomyces graminis)種、紅色雪腐病菌(Microdochium nivale)種、マグナポルテ・ポアエ(Magnaporthe poae)、コレトトリカム・グラミニコーラ(Colletotrichum graminicola)、コレトトリカム・セレアレ(Colletotrichum cereale)及びキャベツピシウム腐敗病菌(Pythium ultimum var.ultimum)(標的真菌)からなる群から選択される芝の病原性真菌の真菌DNA(核酸)のプライマーを含むループ介在等温増幅(LAMP)アッセイを用いて、芝草サンプル中の真菌DNAを検出するための方法が提供される。本発明のLAMPアッセイは、セット中の各プライマーが15~50の核酸を有する、少なくとも4つ、好ましくは6つ以上の核酸配列のプライマーセットを使用し、検出される真菌DNAは、標的真菌病原体から得られる。本LAMPアッセイ方法に有用なプライマーは、改善されたアッセイ結果を得るために、標的真菌の特異的な内部転写スペーサー領域又は遺伝子から選択される。
【0010】
特定の実施形態において、紅色雪腐病菌(Microdochium nivale)種の標的真菌は、紅色雪腐病菌変種ニバレ(Microdochium nivale var.nivale)及び紅色雪腐病菌変種マジュス(Microdochium nivale var.majus)から選択される。別の実施形態において、立枯病菌(Gaeumannomyces graminis)種の標的真菌は、ベントグラス立枯病菌(Gaeumannomyces graminis var.avenae)、日本シバ立枯病菌(Gaeumannomyces graminis var.graminis)及びコムギ立枯病菌(Gaeumannomyces graminis var.tritici)から選択される。さらなる実施形態において、紋枯病菌(Rhizoctonia solani)種の標的真菌は、紋枯病菌(Rhizoctonia solani)AG2-2IV及び紋枯病菌(Rhizoctonia solani)AG2-2IIIBから選択される。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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