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公開番号2025125214
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024021132
出願日2024-02-15
発明の名称ブラトップ
出願人株式会社ラングレー
代理人弁理士法人みなとみらい特許事務所
主分類A41C 3/08 20060101AFI20250820BHJP(衣類)
要約【課題】厚みの増大を抑制しつつ、胸の保持機能を維持し、良好な着け心地としたブラトップを提供する。
【解決手段】着用者の上半身を被覆するブラトップ本体X1と、ブラトップ本体X1の内周面に取付けられて着用者のバストを保持する、ニット地のインナー部X2と、を備え、インナー部X2は、着用者の胸部下部及び背部上部を囲って構成される、緯編地のインナー部本体と、インナー部本体に連接される連接部と、を有し、連接部は、全針ニット組織を形成する第一コースと、1針のニット組織と複数針連続するウェルト組織とが交互に隣接配置されることで構成される第二コースと、により構成され、インナー部本体の緯編地は、各コースについて、一のコースにおける第一組織部の全体が、隣接する他のコースにおける第二組織部と、ウェル方向に沿って隣接して配置されるように編成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
着用者の上半身を被覆するブラトップ本体と、前記ブラトップ本体の内周面に取付けられて前記着用者のバストを保持する、ニット地のインナー部と、を備え、
前記インナー部は、前記着用者の胸部下部及び背部上部を囲って構成される、緯編地のインナー部本体と、前記インナー部本体に連接される連接部と、を有し、
前記連接部は、左右一対のパッドがそれぞれ取付けられるパッド取付け部と、前記パッド取付け部に連接されて前記着用者の前方に配置される前身頃構成体と、前記着用者の後方に配置される後身頃構成体と、を有し、
前記インナー部本体の緯編地を構成する各コースは、2針連続してニット組織を形成する第一組織部と、3針連続してウェルト組織を形成する第二組織部とが、交互に配置されることで構成され、
前記インナー部本体の緯編地は、各コースについて、一のコースにおける前記第一組織部の全体が、隣接する他のコースにおける前記第二組織部と、ウェル方向に沿って隣接して配置されるように編成されている、ブラトップ。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記連接部は、緯編地で編成され、
前記連接部の緯編地を構成するコースは、全針ニット組織を形成する第一コースと、1針のニット組織と複数針連続するウェルト組織とが交互に隣接配置されることで構成される第二コースと、により構成され、
前記連接部の緯編地は、前記第一コースと前記第二コースとが、ウェル方向に交互に配置されるように編成されている、請求項1に記載のブラトップ。
【請求項3】
前記インナー部は、前記インナー部本体の下端全周に連接される、アンダーバスト帯を有する、請求項2に記載のブラトップ。
【請求項4】
前記アンダーバスト帯は、緯編地で編成され、
前記アンダーバスト帯の緯編地は、前記第一コースと前記第二コースとが、ウェル方向に交互に配置されるように編成され、
前記連接部の緯編地における、前記第二コースのウェルト組織の針数は、前記アンダーバスト帯の緯編地における、前記第二コースのウェルト組織の針数よりも少なく構成されている、請求項3に記載のブラトップ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、インナーウェアにブラジャーとしての機能を持たせた、ブラトップに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、タンクトップやキャミソールの内側に、ブラジャーの代わりとなるパッドが取付けられて構成された、所謂ブラトップと呼ばれるインナーウェアが普及している。
【0003】
ブラトップは、通常のブラジャーを着ける場合と比較して、締付け感が少なく着け心地が良好である点、ブラストラップやブラホックが目立たない点、洗濯等の手入れが楽である点等のメリットを有しており、多様なメーカーから製造されている。
【0004】
このようなブラトップに関する発明として、特許文献1や特許文献2に示されるような発明が開示されている。
【0005】
特許文献1には、バスト部における肌触りの良さやカップの安定性を向上させるために、カップ周りの生地の連結構造に工夫を施したインナーウェアが記載されている。
【0006】
特許文献2には、胸回り周辺の運動量に応じて生地の伸縮性を適切に選択し、ずれ上りを抑制するために、カップ、カップを除く前身頃及びアンダーバスト部それぞれで、生地の構成を異なるものとしたインナーウェアが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特許第6867580号公報
特開2001-81602号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、上記したブラトップは、胸を安定的に保持するためには、通常バスト部を二層の生地として構成する必要がある。
このところ、夏等暑い時期に着用する場合、二層構造とすると、厚みの増大により蒸れやすくなり、着け心地の良好性に悪影響を及ぼす。
また、上記を解決するためにバスト部を一層の生地として構成した場合であっても、胸の保持機能が低下することで横流れが発生し、やはり着け心地に悪影響を及ぼす。
【0009】
本発明は上記のような実状に鑑みてなされたものであって、厚みの増大を抑制しつつ、胸の保持機能を維持し、良好な着け心地としたブラトップを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するための本発明は、着用者の上半身を被覆するブラトップ本体と、前記ブラトップ本体の内周面に取付けられて前記着用者のバストを保持する、ニット地のインナー部と、を備え、
前記インナー部は、前記着用者の胸部下部及び背部上部を囲って構成される、緯編地のインナー部本体と、前記インナー部本体に連接される連接部と、を有し、
前記連接部は、左右一対のパッドがそれぞれ取付けられるパッド取付け部と、前記パッド取付け部に連接されて前記着用者の前方に配置される前身頃構成体と、前記着用者の後方に配置される後身頃構成体と、を有し、
前記インナー部本体の緯編地を構成する各コースは、2針連続してニット組織を形成する第一組織部と、3針連続してウェルト組織を形成する第二組織部とが、交互に配置されることで構成され、
前記インナー部本体の緯編地は、各コースについて、一のコースにおける前記第一組織部の全体が、隣接する他のコースにおける前記第二組織部と、ウェル方向に沿って隣接して配置されるように編成されている。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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