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公開番号
2025125590
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-28
出願番号
2024021589
出願日
2024-02-16
発明の名称
化粧水
出願人
株式会社シーエスラボ
代理人
個人
主分類
A61K
8/55 20060101AFI20250821BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】油滴の経時安定性が向上し、さらに使用後の保湿性が向上した化粧水を提供する。
【解決手段】((A)HLB12~16のラウリン酸ポリグリセリル、HLB11~14のステアリン酸ポリグリセリルおよびHLB11~14のイソステアリン酸ポリグリセリルよりなる群から選ばれる1種以上と、(B)水添レシチンと、(C)油性成分と、(D)水と、を有する化粧水である。また、(E)HLB11~15の前記ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を有することが好ましく、(F)アルキルグルコシドを有することが好ましい。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
(A)HLB12~16のラウリン酸ポリグリセリル、HLB11~14のステアリン酸ポリグリセリルおよびHLB11~14のイソステアリン酸ポリグリセリルよりなる群から選ばれる1種以上と、
(B)水添レシチンと、
(C)油性成分と、
(D)水と、
を有することを特徴とする化粧水。
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【請求項2】
(E)HLB11~15の前記ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を有する請求項1記載の化粧水。
【請求項3】
(F)アルキルグルコシドを有する請求項1または2記載の化粧水。
【請求項4】
(G)水膨潤性粘土鉱物を有する請求項1または2記載の化粧水。
【請求項5】
(H)アシルアミノ酸の塩を有する請求項1または2記載の化粧水。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、化粧水に関し、具体的には、白濁した化粧水(乳化化粧料)であり、特に、油滴の経時安定性が向上し、さらに使用後の保湿性が向上した化粧水に関する。
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【背景技術】
【0002】
従来から化粧料では、肌への保湿効果や水分や油分の補給等を目的として、多種類の水性成分や油性成分が配合されている。しかしながら、水と油は、表面張力に大きな差があるため混じりあわず分離する問題点があった。そこで、水性成分と油性成分を混ぜるために種々の方法が検討されている。
【0003】
かかる方法として、例えば、特許文献1には、安定性が良好で塗布後の感触がよい乳化化粧料を提供することを目的に、(A)多価アルコールと、(B)ジェミニ型界面活性剤と、(C)非ジェミニ型のノニオン界面活性剤と、(D)油性成分と、(E)水と、を含有してなることを特徴とする乳化化粧料が、開示されている。また、特許文献2には、強度の機械的外力を負荷することなく、ステロール類を安定的に配合した、低コストで安全性の高い非水乳化組成物等を提供することを目的に、0重量%超過2.3重量%未満のステロール類、0重量%超過13重量%以下のレシチン又はレシチン誘導体、20重量%以上40重量%以下の不飽和脂肪酸又は分岐脂肪酸からなる脂肪酸とポリグリセリンとからなるポリグリセリン脂肪酸エステル、3価以上の多価アルコール及び非極性油を含む非水乳化組成物が、開示されている。
【0004】
さらに、特許文献3には、機能性油剤を含む油性成分を含有しながらも、安定性、使用感に優れるベシクル分散物及びベシクル分散物を含有する化粧料を提供することを目的に、(A)水、(B)3重量%以上のペンチレングリコール、(C)0.55重量%以上0.9重量%以下のレシチン及びフィトステロールズを含む化合物、(D)機能性油剤、及び(E)ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油又はイソステアリン酸ポリグリセリルを含む、ベシクル分散物が、開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2013-6818号公報
特開2021-50177号公報
特開2022-127207号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、特許文献1記載の技術は、その請求項3に「前記(B)ジェミニ型界面活性剤が、レシチンおよび水添レシチンよりなる群から選ばれる1種以上である請求項1または2記載の乳化化粧料。」、請求項5に「前記(C)非ジェミニ型のノニオン界面活性剤が、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン水添ダイマージオール、モノステアリン酸ポリグリセリル、モノイソステアリン酸ポリグリセリル、モノミリスチン酸デカグリセリル、モノラウリン酸ポリグリセリルおよびモノオレイン酸ポリグリセリルよりなる群から選ばれる1種以上である請求項1~4のうちいずれか一項に記載の乳化化粧料。」との記載はあるものの、実施例にはレシチンと、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテトラデシルエーテル、ポリオキシエチレン水添ダイマージオールとの組合せの記載はあるものの、水添レシチンと脂肪酸ポリグリセリルの組合せに関しては記載がなく十分検討されていなかった。
【0007】
また、特許文献2記載の技術は、その明細書の段落[0032]に「目視で不透明白濁又はクリーミングが生じている場合には「×」とした」との記載があるように、非水乳化を用いた透明な化粧料に関するもので、にコレステロールを必須成分とするものであることから、本発明の化粧水とは目的・効果が異なるものであった。さらに、特許文献3記載の技術も同様に、その明細書の段落[0033]の記載やフィトステロールズを必須成分とするものであることから、本発明の化粧水とは目的・効果が異なるものであった。
【0008】
そこで、本発明の目的は、前記の従来技術の問題点を解決し、油滴の経時安定性が向上し、さらに使用後の保湿性が向上した化粧水を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明者らは、前記課題を解決すべく鋭意検討を行った結果、特定の界面活性剤と水添レシチンを組合せることによって、前記目的を達成し得ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0010】
即ち、本発明の化粧水は、(A)HLB12~16のラウリン酸ポリグリセリル、HLB11~14のステアリン酸ポリグリセリルおよびHLB11~14のイソステアリン酸ポリグリセリルよりなる群から選ばれる1種以上と、
(B)水添レシチンと、
(C)油性成分と、
(D)水と、
を有することを特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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