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10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025126919
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-29
出願番号
2025074246,2023092396
出願日
2025-04-28,2018-07-20
発明の名称
ヒトジストロフィンプレmRNAのエクソン51に結合するアンチセンスオリゴヌクレオチド
出願人
ザ ガヴァナーズ オブ ザ ユニヴァーシティー オブ アルバータ
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12N
15/113 20100101AFI20250822BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】患者において観察される有効性が非常に低いというエクソンスキッピング療法における現在の大きな課題を解決する。
【解決手段】本発明は、ヒトジストロフィンプレmRNAのエクソン51に結合してエクソンスキッピングを誘導する治療用アンチセンスオリゴヌクレオチド、ならびにDMDの治療のためのそのコンジュゲートおよび組成物に関する。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
ヒトジストロフィンプレmRNAのエクソン51に結合することができるアンチセンスオリゴヌクレオチドであって、アンチセンスオリゴヌクレオチドの結合は、プレmRNA配列の0~+89の間の領域内でその全体が起こり、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、少なくとも27塩基を含む、アンチセンスオリゴヌクレオチド。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
少なくとも28塩基、少なくとも29塩基、または少なくとも30塩基を含む、請求項1に記載のアンチセンスオリゴヌクレオチド。
【請求項3】
30塩基からなる、請求項1または2に記載のアンチセンスオリゴヌクレオチド。
【請求項4】
アンチセンスオリゴヌクレオチドの結合が、ヒトジストロフィンプレmRNAのエクソン51の0~+88、0~+87、0~+86、0~+85、0~+84、0~+83、0~+82、0~+81、0~+80、0~+79、または0~+78の間の領域内でその全体が起こる、請求項1から3のいずれか1項に記載のアンチセンスオリゴヌクレオチド。
【請求項5】
アンチセンスオリゴヌクレオチドの結合が、プレmRNA配列の0~+78の間の領域内でその全体が起こる、請求項1から4のいずれか1項に記載のアンチセンスオリゴヌクレオチド。
【請求項6】
前記領域内にあるヒトジストロフィンプレmRNAのエクソン51の配列に少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、少なくとも99%相補的である、請求項1から5のいずれか1項に記載のアンチセンスオリゴヌクレオチド。
【請求項7】
前記領域内にあるヒトジストロフィンプレmRNAのエクソン51の配列とハイブリダイズ可能である、請求項1から6のいずれか1項に記載のアンチセンスオリゴヌクレオチド。
【請求項8】
以下の配列:配列番号1(Ac0)、配列番号2(Ac5)、配列番号3(Ac26)、配列番号4(Ac30)、または配列番号5(Ac48)のうちの1つの少なくとも27塩基を含む、請求項1から7のいずれか1項に記載のアンチセンスオリゴヌクレオチド。
【請求項9】
以下の配列:配列番号1(Ac0)、配列番号2(Ac5)、配列番号3(Ac26)、配列番号4(Ac30)、または配列番号5(Ac48)のうちの1つと少なくとも70%、少なくとも80%、少なくとも90%、少なくとも95%、少なくとも96%、少なくとも97%、少なくとも98%、または少なくとも99%の同一性および/または相同性を有する、請求項1から8のいずれか1項に記載のアンチセンスオリゴヌクレオチド。
【請求項10】
以下の配列:配列番号1(Ac0)、配列番号2(Ac5)、配列番号3(Ac26)、配列番号4(Ac30)、または配列番号5(Ac48)のうちの1つを含む、請求項1から9のいずれか1項に記載のアンチセンスオリゴヌクレオチド。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
この出願は2017年7月21日に提出された英国特許出願第1711809.2号の優先権を主張し、その内容は参照により本明細書に組み込まれる。
本発明は、ヒトジストロフィンプレmRNAのエクソン51に結合してエクソンスキッピングを誘導する治療用アンチセンスオリゴヌクレオチド、ならびにそのコンジュゲートおよび組成物に関する。本発明はさらに、筋障害、特にデュシェンヌ型筋ジストロフィーの治療のための方法およびアンチセンスオリゴヌクレオチドの使用に関する。
続きを表示(約 7,200 文字)
【背景技術】
【0002】
選択的スプライシングの破壊が多くの疾患の根底にあり、アンチセンスオリゴヌクレオチドを用いたスプライシングの調節は治療的な意味を有しうる。スプライススイッチングアンチセンスオリゴヌクレオチド(SSO)は、アンチセンス媒介エクソンスキッピングがオープンリーディングフレームを回復させ、非機能的タンパク質の代わりに部分的または完全に機能的なタンパク質の合成を可能にしうる、神経筋疾患の新進の治療法であり、現在、脊髄性筋萎縮症(SMA)やデュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)などの状態について、いくつかのSSOで臨床試験が行われている。
【0003】
デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)は、世界中の男児において最も一般的な致死的遺伝性障害の1つであり、その発生率は、男性の出生数3,600~9,337人中、約1人である。DMDは、ジストロフィン(DMD)遺伝子の変異によるジストロフィンタンパク質の欠如によって引き起こされる。タンパク質をコードする遺伝子は、200万ヌクレオチド以上のDNAにまたがる79個のエクソンを含有する。エクソンのリーディングフレームを変更する、または終止コドンを導入する、または1つまたは複数のエクソンまたは1つ以上のエクソンの重複全てのフレームからの除去を特徴とする任意のエクソン変異が、機能的なジストロフィンの産生を破壊し、DMDを生じさせる可能性を持つ。より軽度の筋ジストロフィーであるベッカー型筋ジストロフィー(BMD)は、通常1つ以上のエクソンの欠失などの変異が、ジストロフィン転写産物全体にわたって正しいリーディングフレームを生じ、mRNAのタンパク質への翻訳が早まって終結しない場合に生じることが見出されている。変異したジストロフィンプレmRNAのプロセッシングにおける上流と下流のエクソンの結合が、遺伝子の正しいリーディングフレームを維持する場合、その結果は、ベッカー表現型をもたらす、活性をいくらか保持した短い内部欠失を有するタンパク質をコードするmRNAである。ジストロフィンタンパク質のリーディングフレームを変えない1つまたは複数のエクソンの欠失は、BMD表現型を引き起こす一方、フレームシフトを引き起こすエクソンの欠失は、DMDを引き起こすであろう(Monaco, Bertelson et al. 1988)。一般に、リーディングフレームを変更し、適切なタンパク質の翻訳を妨げる点変異やエクソン欠失を含むジストロフィン変異は、DMDをもたらす。
【0004】
現在、最も有望な治療手段の1つは、アンチセンスオリゴヌクレオチド(AO)を用いたエクソンスキッピングである。エクソンスキッピングは、変異エクソンおよび/またはその隣接エクソンをDMDプレmRNAから除去することでリーディングフレームを回復させ、短縮型であるが部分的に機能的なジストロフィンタンパク質の生産を可能にする。DMD患者の大多数は欠失変異を抱えており、これらの20%はエクソン51のスキッピングに適している。
2016年9月、米国食品医薬品局(FDA)は、変異DMDからエクソン51を排除するために開発された、最初のDMDアンチセンス薬であるエテプリルセン(エクソンディス51)を条件付きで承認した。エテプリルセンは、その安全性と有効性の観点から定評のあるアンチセンス化学であるホスホロジアミデートモルホリノオリゴマー(モルホリノまたはPMO)で修飾されたAOである。しかしながら、エテプリルセンは、ジストロフィンタンパク質を治療的に有益なレベルにまで回復すること、および臨床転帰を改善することの両方に関して、薬物の有効性を支持する弱い証拠しかないため、依然として議論の的となっている。FDAは以前に、DMDエクソン51スキッピングに関する別の候補薬である2’-O-メチル-ホスホロチオエートベースのAO「ドリサペルセン」を拒絶している。治療薬は、最小限のリスクで最大限の利益を保証する必要があるが、ドリサペルセンによる治療では、筋機能の有意な改善が実証されず、その使用は安全性に対する懸念を導いた。
したがって、多くの動物試験において有意な治療効果が実証されているという事実にもかかわらず、エクソンスキッピング療法は現在、患者において観察される有効性が非常に低いという大きな課題に直面している。
【0005】
エクソンスキッピングの効率は、AO標的配列に大きく依存する。しかしながら、エテプリルセンとドリサペルセンにより標的とされる配列が、エクソンスキッピング療法のための最適な選択肢ではないかもしれないという議論や考察はほとんどなかった。いくつかのグループが、効果的なAO配列を計算的および経験的に決定するために、大規模なAOスクリーニングの取り組みを行ってきた。しかしながら、設計されたAOのエクソンスキッピング有効性は、定量的および統計的の両方で評価されていない。ジストロフィンタンパク質の発現を回復させることは、ジストロフィーの筋機能を改善するために必要であるが、ジストロフィンタンパク質の発現をレスキューするAOの能力は、以前のAOスクリーニング研究では十分な定量方法により報告されていない。他の研究は、初代DMD筋細胞からのRT-PCRに大きく依存していた。エテプリルセンとドリサペルセンのAO配列が、この状況でしか決定されていないことは注目に値する。
したがって、エクソン51スキッピング療法の有効性は、より最適なAO配列を選択することにより、また臨床試験において進められるベストなアンチセンスオリゴヌクレオチドを検証するために、DMDにおいてレスキューされたジストロフィンタンパク質など、より信頼性が高く直接的な生物学的測定を使用して、より厳密なAOスクリーニングを実施することにより、改善されうる。
【0006】
本発明の1つ以上の態様の目的は、当該技術分野における1つ以上のそのような課題に対処することである。
【発明の概要】
【0007】
本発明の第1の態様によれば、ヒトジストロフィンプレmRNAのエクソン51に結合することができるアンチセンスオリゴヌクレオチドが提供され、ここで、アンチセンスオリゴヌクレオチドの結合は、プレmRNA配列の0~+89の間の領域内でその全体が(entirely)起こり、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、少なくとも27塩基を含む。
本発明の第2の態様によれば、第1の態様によるアンチセンスオリゴヌクレオチドおよび担体を含むコンジュゲートが提供され、ここで、担体はアンチセンスオリゴヌクレオチドにコンジュゲートされている。
本発明の第3の態様によれば、第2の態様のコンジュゲートを負荷された細胞が提供される。
本発明の第4の態様によれば、第1の態様によるアンチセンスオリゴヌクレオチド、および/または第2の態様によるコンジュゲート、および薬学的に許容される賦形剤を含む医薬組成物が提供される。
【0008】
本発明の第5の態様によれば、ヒトジストロフィンプレmRNAのエクソン51に結合することができる有効量のアンチセンスオリゴヌクレオチドを対象に投与することを含む、対象における筋障害を治療する方法が提供され、ここで、アンチセンスオリゴヌクレオチドの結合は、プレmRNA配列の0~+89の間の領域内でその全体が起こり、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、少なくとも27塩基を含む。
本発明の第6の態様によれば、対象の筋障害の治療における使用のためのヒトジストロフィンプレmRNAのエクソン51に結合することができるアンチセンスオリゴヌクレオチドが提供され、ここで、アンチセンスオリゴヌクレオチドの結合は、プレmRNA配列の0~+89の間の領域内でその全体が起こり、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、少なくとも27塩基を含む。
本発明の第7の態様によれば、ヒトジストロフィンプレmRNAのエクソン51に結合することができるアンチセンスオリゴヌクレオチドの有効量と細胞を接触させることを含む、細胞におけるヒトジストロフィンタンパク質発現を増加させる方法が提供され、ここで、アンチセンスオリゴヌクレオチドの結合は、プレmRNA配列の0~+89の間の領域内でその全体が起こり、アンチセンスオリゴヌクレオチドは、少なくとも27塩基を含む。
本発明の特定の実施形態が、以下の図および表を参照して、これから説明される:
【図面の簡単な説明】
【0009】
エクソン52欠失DMD骨格筋細胞不死化クローン(KM571)における、10μMのアンチセンスオリゴヌクレオチド(AO)ならびにエテプリルセン(aEte)およびドリサペルセン(aDri)のアナログAOのin vitroスクリーニングを示す図である。分化した筋管をトランスフェクション後5日目に回収した。(A)ワンステップRT-PCRで測定したエクソン51スキッピングの効率。代表的な画像が示される。M、100bpマーカー;ブランク、RNAテンプレートなし。(B)抗ジストロフィンC末端抗体を用いた定量的ウエスタンブロッティングで測定した短縮型ジストロフィンタンパク質の誘導効率。健常な8220細胞の検量線を使用して、レスキューされたジストロフィンタンパク質のレベルを計算する。データは3~4回の独立した実験の平均±SDを表す。
**
aEteに対しp<0.01、†aDriに対しp<0.05および††p<0.01、§§(A)の全てのAOおよび(B)のAc0に対しp<0.01。
5μMのAc0、Ac48、ならびにエテプリルセンおよびドリサペルセンのアナログAOをトランスフェクトしたエクソン52欠失DMD-KM571細胞株におけるジストロフィンのエクソン51スキッピングおよびタンパク質の経時変化分析を示す図である。サンプルをトランスフェクション後2日目および11日目に回収した。(A)エクソン51スキッピングのRT-PCR分析。M、100bpマーカー;R、複製番号;ブランク、RNAテンプレートなし。(B)抗ジストロフィンC末端抗体を用いたウエスタンブロッティングによる誘導ジストロフィンタンパク質の定量。3回の独立した実験の代表的な複製が示される。
ワンステップRT-PCRおよび定量的ウエスタンブロッティングで測定した、不死化DMD骨格筋細胞におけるAc0、Ac48、ならびにエテプリルセンおよびドリサペルセンのアナログAOの用量依存効果を示す図である。DMD骨格筋細胞に1、3、および10μMのAOをトランスフェクトし、トランスフェクション後5日目に回収した。(A)および(B)は、エクソン52欠失変異を有するDMD筋細胞(ID KM571)におけるエクソン51のスキッピング効率と、レスキューされたジストロフィンタンパク質の発現レベルをそれぞれ示す。エクソン48~50の欠失変異を有するDMD筋細胞(ID 6594)においてエクソン51をスキップし、ジストロフィンタンパク質の発現をレスキューする効率が(C)および(D)にそれぞれ示される。データは、KM571細胞株での3~7回の独立した実験、および6594細胞株での3~4回の独立した実験の平均±SDを表す。
*
aEteに対しp<0.05、
**
p<0.01;†Ac48に対しp<0.05および††p<0.01;§同じ濃度のaDriに対しp<0.05、§§p<0.01、NS、次の投与でのAc0に対し有意性なし;ns、10μMでのAc0に対し有意性なし。(E)回帰モデルによって分析されたAOに対する用量反応性。スキッピングとジストロフィンタンパク質の産生における回帰式の統計的妥当性は、それぞれp<0.008およびp<0.014であった。プロットは、回帰分析で予測されたエクソンスキッピングまたはジストロフィンタンパク質レベルの値を示す。回帰スロープと95%信頼区間(CI)が個々のAOにおいて示される。
エクソン52(ID KM571)およびエクソン48~50の欠失変異(ID 6594)を含む不死化DMD患者由来骨格筋細胞の免疫細胞化学を示す図である。10μMのAc0、Ac48、およびアナログエテプリルセン(aEte)によるトランスフェクション後5日目の細胞を抗ジストロフィンC末端抗体で染色した。灰色の線は、ジストロフィン陽性の筋管を示す。白い点は、DAPIで対比染色された核を示す。*は、収縮または培養プレートからの剥離による代表的な偽陽性筋管を示す。示される代表的な画像は、3回の独立した実験からのものである。スケールバー:100μm。
Ac0モルホリノアンチセンスオリゴヌクレオチドの長さの最適化を示す図である。不死化DMD筋細胞に25-、26-、27-、28-、29-、および30-merの長さからなるAc0モルホリノをトランスフェクトした。エクソン52が欠失したDMD筋細胞(KM571)において1μM(AおよびB)および3μM(CおよびD)のAc0モルホリノによって誘導されたエクソン51のスキッピングの代表的な画像と定量がRT-PCRにより表されるように示される。(E~H)は、エクソン48~50が欠失した不死化DMD細胞の結果を示す。データは3回の独立した実験をもとに示される。
初代DMD骨格筋細胞と健常な骨格筋細胞においてAc0、Ac48、エテプリルセン(aEte)およびドリサペルセン(aDri)のアナログAOによって誘導されたエクソン51のスキッピング効率を示す図である。分化した筋管に10μMのAc0、Ac48、ならびにアナログエテプリルセンおよびドリサペルセンをトランスフェクトし、3日後に回収した。ワンステップRT-PCRにより表されるエクソン51のスキッピング効率が、エクソン45~50(ID 4546)(AおよびB)またはエクソン49~50(ID 4555)(CおよびD)の欠失変異を有する初代DMD細胞、および健常な初代筋細胞(EおよびF)において示された。データは、各条件における少なくとも3連のウェルからの平均値±SDを表す。M、100bpマーカー。
*
Ac48に対しp<0.05および
**
p<0.01、††aEteに対しp<0.01、§§aDriに対し<0.01。
hDMD/Dmd-nullマウスモデルにおける30-merのAc0アンチセンスモルホリノオリゴヌクレオチドのin vivoでの有効性を示す図である。エクソンスキッピングの効率をAc0モルホリノまたはアナログエテプリルセン、aEte(生理食塩水30μL中50μg)の筋肉内注射の2週間後に、前脛骨筋を用いたRT-PCRによって分析した。(A)マイクロチップベースのキャピラリー電気泳動システムで表されるエクソン51スキッピングのデンシトメトリー分析。(B)エクソン51スキッピング効率の平均割合(平均±SE)。各グループにおいてN=7。M、マーカー;NT、未処置の筋肉、UM、上部マーカー色素;LM、下部マーカー色素。
hDMD/Dmd-nullマウスモデルにおける30-merのAc48アンチセンスモルホリノオリゴヌクレオチドのin vivoでの有効性を示す図である。エクソンスキッピングの効率をAc48モルホリノまたはアナログドリサペルセンaDri(生理食塩水30μL中50μg)の筋肉内注射の2週間後に、前脛骨筋を用いたRT-PCRによって分析した。マイクロチップベースのキャピラリー電気泳動システムで表されるエクソン51スキッピングのデンシトメトリー分析。M、マーカー;NT、未処置の筋肉、UM、上部マーカー色素;LM、下部マーカー色素。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明者らは、ジストロフィンプレmRNA配列のエクソン51の0~+89の初期領域内に結合し、少なくとも27塩基の通常の長さよりも長い、それぞれが顕著な効率と有効性を有する一連のアンチセンスオリゴヌクレオチドを開発した。
アンチセンスオリゴヌクレオチドを生成するために、本発明者らはin silico、in vitro、およびin vivo試験を含む体系的なスクリーニング方法を使用して、エクソン51スキッピングに対するモルホリノベースのアンチセンスオリゴヌクレオチドの有効性を定量的に評価する研究を行った。
本発明者らは、設計されたアンチセンスオリゴヌクレオチド配列のエクソンスキッピング効率を予測するための計算分析と、その後の不死化DMD患者由来筋細胞株におけるモルホリノアンチセンスオリゴヌクレオチドのin vitro試験を使用した、組み合わせスクリーニングを実施した。この研究は、ヒトジストロフィンエクソン51配列の冒頭、特に配列の0~+89の領域が、エクソンスキッピングを誘導するための非常に有望な標的領域であることを明らかにした。これは、公知のエテプリルセンおよびドリサペルセンアンチセンス療法により標的とされる内部領域とは著しく異なる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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