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公開番号
2025128819
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-03
出願番号
2024025755
出願日
2024-02-22
発明の名称
空気浄化装置
出願人
OH LABO株式会社
代理人
個人
主分類
A61L
9/18 20060101AFI20250827BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】屋内などの空間に存在するウイルスや細菌等の有害物を不活性化し、安全な環境を確保する空気浄化装置を提供する。
【解決手段】空気導入部1とマイクロ波処理部2および空気排出部3をこの順で空気流路を形成した装置本体101と、空気導入部1とマイクロ波処理部(アプリケータ)2の間の当該マイクロ波処理部2の直前に一端が開口して、加熱器11を有する水槽9側に他端が開口したウオーターミスト供給管10と、マイクロ波処理部2に導波管8aを介して設置されたマイクロ波発生器8と、モニタ/操作部13を備えた制御部12を有し、ミスト供給管10から供給されるウオーターミストに付着した感染性構造体/微小生物を前記マイクロ波処理部2で不活性化処理する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
空気中に存在する感染性構造体/微小生物を不活性化するための空気浄化装置であって、
空気導入部とマイクロ波処理部および空気排出部をこの順で空気流路を形成した装置本体と、
前記空気導入部と前記マイクロ波処理部の間の当該マイクロ波処理部の直前に一端が開口して、加熱器を有する水槽側に他端が開口したウオーターミスト供給管と、
前記マイクロ波処理部に導波管を介して設置されたマイクロ波発生器と、
モニタ/操作部を備えた制御部を有し、
前記ミスト供給管から供給されるウオーターミストに付着した感染性構造体/微小生物を前記マイクロ波処理部で不活性化処理することを特徴とする空気浄化装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
室内の空気中に存在する感染性構造体/微小生物を不活性化するための空気浄化装置であって、
空気導入部と、導入された空気中の感染性構造体/微小生物を含む不純物とウオーターミストを混合するミストチャンバとマイクロ波処理部および空気排出部をこの順で空気流路を形成した装置本体と、
前記ミストチャンバに一端が開口して、加熱器を有する水槽側に他端が開口したウオーターミスト供給管と、
前記マイクロ波処理部に導波管を介して設置されたマイクロ波発生器と、
モニタ/操作部を備えた制御部を有し、
前記ミスト供給管から供給されるウオーターミストに付着した感染性構造体/微小生物を前記マイクロ波処理部で不活性化処理することを特徴とする空気浄化装置。
【請求項3】
前記水槽の加熱器がジュール熱加熱器であることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気浄化装置。
【請求項4】
前記水槽の加熱器が誘導加熱器であることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気浄化装置。
【請求項5】
前記ミスト供給管にウオーターミストを供給する手段が、前記水槽の底部に連通する連通路から給水される超音波発生器であることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気浄化装置。
【請求項6】
前記ミスト供給管に冷却フィンを備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の空気浄化装置。
【請求項7】
前記アプリケータは、前記空気流の軸方向と直行する方向に膨らみを有するバレル状であり、少なくともその空気流入口に前記膨らみに連がる曲面壁を有することを特徴とする請求項1に記載の空気浄化装置。
【請求項8】
前記ミストチャンバは、前記空気流の軸方向と直交する方向に膨らみを有するバレル状であり、少なくともその空気流入口に前記膨らみに連がる曲面壁を有することを特徴とする請求項2に記載の空気浄化装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、空調技術に係り、特に、空気中に存在するウイルスなどの感染性構造体や細菌等の微小生物を不活性化して安全な居住環境を得るための空気浄化装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
環境に存在するウイルスなどの感染性構造体、種々の細菌等の病原体や微小生物などの有害物を除去するための手段として、消毒・殺菌剤の使用以外に、ストリーマ放電(電撃ストリーマ)で発生させたイオンや活性酸素などのフリーラジカルを用いる方法が知られている(特許文献1)。また、高エネルギー電磁波の共鳴吸収で細菌やウイルスを破壊する方法も提案されている(特許文献2)。
【0003】
また、病原体を媒介する生物(ハマダラ蚊、ツエツエバエなど)が飛翔している空気中に電磁波(マイクロウエーブ)を照射し、その蛋白質を加熱破壊して無害化する方法も提案されている(特許文献3)。
さらに、帯電微粒子水を用いたウイルスの構造破壊の可能性についての報告もある(非特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-21319号公報
特開2000-245813号公報
特開2009-297008号公報
【非特許文献】
【0005】
https:news.panasonic.com/jp/press/jn230222-1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載の空気浄化装置は、高電圧放電により高速電子を発生させて、空中に浮遊している細菌、ウイルスなどのDNA、RNAを破壊して除去する構成としている。高圧放電を行う電極対は空気(エア)の流通路に交差するような放電場を形成し、この放電領域を空気流が通過する際に当該空気中に含まれる最近、ウイルスなどを破壊するものである。
【0007】
また、特許文献2に開示の技術は、細菌やウイルスの固有振動周波数に同調する電磁波を照射することで共鳴吸収させ、共鳴吸収容量を超過させることで当該細菌やウイルスの組織を破壊して不活性化するものである。
【0008】
特許文献3は、2GHz~10GHz前後の電磁波(マイクロ波)を、人体に影響を与えない程度の出力で空気中に放射することで、当該空気中を飛翔しているハマダラ蚊やツエツエバイを加熱して死滅させる方法と装置を開示する。
【0009】
非特許文献1に開示された帯電微粒子水を用いたウイルスの構造破壊の可能性については研究段階であり、現時点では具体的な空調関連機器の開発には至っていない。
【0010】
さらに、このところ社会的に問題となっている新型コロナウイルスについて、建物の屋内や交通機関の車内(以下、室内)での感染抑止には頻繁な換気が採り得る対策の一つとされている。しかしながら、寒い季節、酷暑環境での頻繁な換気は、防寒の観点、熱中症の回避、省エネルギーの観点からみて明確な対策は確率されていないのが現状である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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