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公開番号2025132665
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030378
出願日2024-02-29
発明の名称浴室システム
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類G01S 13/52 20060101AFI20250903BHJP(測定;試験)
要約【課題】バスルーム内の状態変化の推定精度の低下を抑制すること。
【解決手段】実施形態に係る浴室システムは、複数のパネルにより形成されるバスルームに設置され、前記バスルーム内の状態変化を検知する電波センサと、前記電波センサの出力データに基づいて、前記バスルーム内の状態変化を推定する状態推定手段と、を備え、前記状態推定手段は、前記パネルの表面を含む電波反射領域を除外して前記バスルーム内の空間における状態変化を推定する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
複数のパネルにより形成されるバスルームに設置され、前記バスルーム内の状態変化を検知する電波センサと、
前記電波センサの出力データに基づいて、前記バスルーム内の状態変化を推定する状態推定手段と、を備え、
前記状態推定手段は、前記パネルの表面を含む電波反射領域を除外して前記バスルーム内の空間における状態変化を推定する
ことを特徴とする浴室システム。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記複数のパネル裏面側には、前記電波反射領域を構成する金属板が配置されている
ことを特徴とする請求項1に記載の浴室システム。
【請求項3】
前記状態推定手段は、前記パネルの表面における水滴付着領域を前記電波反射領域として除外して前記バスルーム内の空間における状態変化を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載の浴室システム。
【請求項4】
前記状態推定手段は、前記バスルームの四隅領域を除外して前記バスルーム内の空間における状態変化を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載の浴室システム。
【請求項5】
前記状態推定手段は、前記電波反射領域から反射して得られる受信データを除外したデータに基づいて前記バスルーム内の状態変化を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載の浴室システム。
【請求項6】
前記状態推定手段は、前記電波センサに入力される振動成分に基づくノイズデータを除外したデータに基づいて前記バスルーム内の状態変化を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載の浴室システム。
【請求項7】
前記状態推定手段は、前記バスルーム内に存在する物体に基づくノイズデータを除外したデータに基づいて前記バスルーム内の状態変化を推定する
ことを特徴とする請求項1に記載の浴室システム。
【請求項8】
前記電波センサは、前記バスルーム内に設置される浴槽の上端部よりも高い位置に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載の浴室システム。
【請求項9】
前記電波センサの検知範囲は、前記バスルーム内に設置される浴槽に設けられた枕部を含む
ことを特徴とする請求項1に記載の浴室システム。
【請求項10】
前記電波センサは、前記バスルームを形成する前記複数のパネルのうち前記バスルームへの出入り口が設けられたパネル以外のパネルに設けられた
ことを特徴とする請求項1に記載の浴室システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、浴室システムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、センシング等により様々な対象の状態を推定するための技術が提供されている。例えば、浴室(バスルーム)において利用者の状態を検出する方法として、電波式レーダを設け、利用者の姿勢などを推定し、転倒などの異常があれば、表示、通知、鳴動などで報知する技術が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-158862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術は、改善の余地がある。例えば、上述の従来技術では、四方を壁で囲まれた比較的狭いバスルームで利用者の動きなどを検出する際、壁面からの反射などが強くなり、人体との区別が難しい場合があり、推定精度の低下を抑制することが難しい。このように、上述の従来技術には、バスルーム内の状態変化を推定する際の精度低下の抑制の観点において改善の余地がある。そのため、バスルーム内の状態変化の推定精度の低下を抑制することが望まれている。
【0005】
上記のような点を鑑みて、バスルーム内の状態変化の推定精度の低下を抑制することが課題となる。
【0006】
開示の実施形態は、バスルーム内の状態変化の推定精度の低下を抑制することができる浴室システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係る浴室システムは、複数のパネルにより形成されるバスルームに設置され、前記バスルーム内の状態変化を検知する電波センサと、前記電波センサの出力データに基づいて、前記バスルーム内の状態変化を推定する状態推定手段と、を備え、前記状態推定手段は、前記パネルの表面を含む電波反射領域を除外して前記バスルーム内の空間における状態変化を推定することを特徴とする。
【0008】
例えば、パネル(壁面)によって電波が強く反射されるため、その内部にいる人などの対象物の信号を検知しにくい。そこで、実施形態の一態様に係る浴室システムによれば、パネルの位置を検出エリアから除外することで、強い反射電波信号の影響を受けずに、室内にいる人などの対象物の位置や動きを正確に推定し、バスルーム(「浴室」ともいう)内の状態変化を適切に推定することができるようになる。これにより、浴室システムは、バスルーム内の状態変化の推定精度の低下を抑制することができる。
【0009】
実施形態の一態様に係る浴室システムにおいて、前記複数のパネル裏面側には、前記電波反射領域を構成する金属板が配置されている。
【0010】
例えば、浴槽と洗い場、壁、天井等が一体化した浴室(ユニットバス)では壁に鋼板が使われており、信号が強く反射する。そこで、実施形態の一態様に係る浴室システムによれば、金属板のパネルでは特に電波の反射が大きいので、パネルの位置を検出エリアから除外することで人などの対象物の位置や動きを正確に推定し、バスルーム内の状態変化を適切に推定することができるようになる。これにより、浴室システムは、バスルーム内の状態変化の推定精度の低下を抑制することができる。例えば、浴室システムにおいては、ユニットバス等の場合、壁は金属鋼板のため、特に壁面での反射強度は高いので、除外する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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