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公開番号2025130779
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-09
出願番号2024028059
出願日2024-02-28
発明の名称吐水制御システム
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類E03C 1/05 20060101AFI20250902BHJP(上水;下水)
要約【課題】使用者にとって使い勝手の良い吐止水に関する制御を実行すること。
【解決手段】実施形態に係る吐水制御システムは、吐水部と、少なくとも吐水領域を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された画像から検出された被撮像物が吐水対象物か否かを判定する判定部と、前記吐水部の吐水状態を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記判定部が判定した前記吐水対象物の大きさ、前記吐水対象物の種類、または前記吐水部の吐水口と前記吐水対象物との距離のうち少なくとも1つに基づいて、前記吐水部からの瞬時吐水流量を制御する。
【選択図】図11
特許請求の範囲【請求項1】
吐水部と、
少なくとも吐水領域を撮像する撮像部と、
前記撮像部により撮像された画像から検出された被撮像物が吐水対象物か否かを判定する判定部と、
前記吐水部の吐水状態を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記判定部が判定した前記吐水対象物の大きさ、前記吐水対象物の種類、または前記吐水部の吐水口と前記吐水対象物との距離のうち少なくとも1つに基づいて、前記吐水部からの瞬時吐水流量を制御する
ことを特徴とする吐水制御システム。
続きを表示(約 960 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記吐水対象物が大きいほど前記瞬時吐水流量を大きくする
ことを特徴とする請求項1に記載の吐水制御システム。
【請求項3】
前記制御部は、前記吐水対象物が用品または人の手のいずれであるかを分類し、分類結果に基づいて前記瞬時吐水流量を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の吐水制御システム。
【請求項4】
前記制御部は、前記吐水対象物が前記用品である場合、さらに前記吐水対象物が物品または食材のいずれであるかを分類し、分類結果に基づいて前記瞬時吐水流量を制御する
ことを特徴とする請求項3に記載の吐水制御システム。
【請求項5】
前記制御部は、前記画像に基づいて、前記吐水口と前記吐水対象物との距離を判定し、前記距離の変化に応じて、前記瞬時吐水流量の大小を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の吐水制御システム。
【請求項6】
前記制御部は、前記被撮像物のうち、所定の移動速度があるものを前記吐水対象物と判定する
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1つに記載の吐水制御システム。
【請求項7】
前記制御部は、前記被撮像物のうち、第1領域内にあるものを前記吐水対象物と判定する
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1つに記載の吐水制御システム。
【請求項8】
前記制御部は、前記吐水対象物の形状が所定の種類である場合に、前記所定の種類に基づいた前記瞬時吐水流量の制御を行う
ことを特徴とする請求項1に記載の吐水制御システム。
【請求項9】
前記制御部は、前記吐水対象物が前記吐水領域内に保持されたまま、大きさが変化した場合には、前記瞬時吐水流量の変更を行わない
ことを特徴とする請求項1に記載の吐水制御システム。
【請求項10】
前記吐水部からの吐水形態を取得する取得手段、
を備え、
前記制御部は、前記取得手段によって取得された吐水形態に応じて、前記瞬時吐水流量を制御する
ことを特徴とする請求項1に記載の吐水制御システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、吐水制御システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
近年、人間の行動からその行動の意図を認識する行動認識技術の発達に伴い、人間が水栓の操作をしなくても、自動的にその人間の意図を理解して適切に水栓を制御するシステムの開発が進められている。例えば、洗浄動作モードと給水動作モードを有し、洗浄動作モードでは、物体の汚れ度合いが大きい場合、高水圧で吐水を開始する技術が提供されている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第6403041号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上述の従来技術は、改善の余地がある。例えば、上述の従来技術では、スプーンや小皿など小さな食器が汚れていると高水圧で吐水してしまい、シンク周辺への水はね、調理中の食材への水はね等が発生してしまい、使用者にとって使い勝手の良い吐止水に関する制御とは言い難い。このように、上述の従来技術には、改善の余地があり、使用者にとって使い勝手の良い吐止水に関する制御を実行することが望まれている。
【0005】
開示の実施形態は、使用者にとって使い勝手の良い吐止水に関する制御を実行する吐水制御システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の一態様に係る吐水制御システムは、吐水部と、少なくとも吐水領域を撮像する撮像部と、前記撮像部により撮像された画像から検出された被撮像物が吐水対象物か否かを判定する判定部と、前記吐水部の吐水状態を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記判定部が判定した前記吐水対象物の大きさ、前記吐水対象物の種類、または前記吐水部の吐水口と前記吐水対象物との距離のうち少なくとも1つに基づいて、前記吐水部からの瞬時吐水流量を制御することを特徴とする。
【0007】
例えば、吐水対象物や、吐水口との距離によってどれだけの吐水流量(水圧)がほしいかが異なり得る。例えば、水圧が強すぎる場合には水撥ねが生じる、水圧が弱すぎる場合には洗浄が十分にできないことが生じ得る。そこで、実施形態の一態様に係る吐水制御システムによれば、吐水対象物の大きさ、吐水対象物の種類、または吐水部の吐水口と吐水対象物との距離のうち少なくとも1つに基づいて、瞬時吐水流量を制御することで、吐水の状況に応じて適した吐水流量(水圧)にすることができ、水撥ねを防止しつつ十分な洗浄ができ、使い勝手向上を可能にすることができる。したがって、吐水制御システムは、使用者にとって使い勝手の良い吐止水に関する制御を実行することができる。
【0008】
実施形態の一態様に係る吐水制御システムにおいて、前記制御部は、前記吐水対象物が大きいほど前記瞬時吐水流量を大きくする。
【0009】
例えば、吐水対象物の大きさと使用者が最適と感じる吐水流量には相関関係があることが想定される。そこで、実施形態の一態様に係る吐水制御システムによれば、吐水対象物の大きさに応じて、吐水流量を制御することで、使い勝手向上を可能にすることができる。したがって、吐水制御システムは、使用者にとって使い勝手の良い吐止水に関する制御を実行することができる。
【0010】
実施形態の一態様に係る吐水制御システムにおいて、前記制御部は、前記吐水対象物が用品または人の手のいずれであるかを分類し、分類結果に基づいて前記瞬時吐水流量を制御する。
(【0011】以降は省略されています)

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