特許ウォッチ

公開番号2025132550
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-10
出願番号2024030196
出願日2024-02-29
発明の名称浴室用カウンタ
出願人TOTO株式会社
代理人弁理士法人iX
主分類A47K 4/00 20060101AFI20250903BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】使い勝手のよい浴室用カウンタを提供する。
【解決手段】浴室の壁面部に沿って設けられた腰掛部材の上方に位置する浴室用カウンタであって、前記壁面部から突出する第1上面と、前記第1上面に接続され前記壁面部から突出する第2上面と、を有し、前記第1上面の奥行寸法と、前記第2上面の奥行寸法と、は、異なっていることを特徴とする浴室用カウンタ。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
浴室の壁面部に沿って設けられた腰掛部材の上方に位置する浴室用カウンタであって、
前記壁面部から突出する第１上面と、
前記第１上面に接続され前記壁面部から突出する第２上面と、
前記第１上面と上下方向で対面する第１下面と、
前記第１下面に接続され前記第２上面と上下方向で対面する第２下面と、
を有し、
前記第１上面の奥行寸法と、前記第２上面の奥行寸法と、は、異なり、
前記第１下面の奥行寸法は、前記第２下面の奥行寸法と同じ寸法となっていることを特徴とする浴室用カウンタ。
続きを表示（約 420 文字）【請求項２】
前記第１上面は、前記腰掛部材と上下方向で重なる位置に設けられ、
前記第１上面の奥行寸法は、前記第２上面の奥行寸法よりも小さくなっていることを特徴とする請求項１に記載の浴室用カウンタ。
【請求項３】
前記腰掛部材と上下方向で重なる位置に設けられる第１部位を有し、
前記第１部位は、
前記第１上面と、
前記第１上面の前方に位置して前記腰掛部材に着座した入浴者を支持する支持面と、
を有し、
前記支持面は、前記第１上面から下方に向かうにつれて斜め前方に向けて傾斜していることを特徴とする請求項１に記載の浴室用カウンタ。
【請求項４】
前記第１上面または前記第２上面に接続された第３上面をさらに有し、
前記第３上面は、前記第１上面と前記第２上面とが設けられる壁面部と隣り合う壁面部に設けられていることを特徴とする請求項１に記載の浴室用カウンタ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の態様は、一般的に浴室用カウンタに関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
浴室の壁面部に設けられた浴室用カウンタが知られている（特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１３－０６３１７０号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
特許文献１に記載された浴室用カウンタは、左右方向において同じ形状であるため、大きい物品などを載置したい場合に、カウンタ全体の奥行寸法を広げる必要がある。また、背もたれ部などの広い奥行方向の寸法を必要としない場合には、大きい物品などを載置することが困難となり、使い勝手が悪くなるおそれがある。
【０００５】
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、使い勝手のよい浴室用カウンタを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
第１の発明は、浴室の壁面部に沿って設けられた腰掛部材の上方に位置する浴室用カウンタであって、前記壁面部から突出する第１上面と、前記第１上面に接続され前記壁面部から突出する第２上面と、前記第１上面と上下方向で対面する第１下面と、前記第１下面に接続され前記第２上面と上下方向で対面する第２下面と、を有し、前記第１上面の奥行寸法と、前記第２上面の奥行寸法と、は、異なり、前記第１下面の奥行寸法は、前記第２下面の奥行寸法と同じ寸法となっていることを特徴とする浴室用カウンタである。
【０００７】
この浴室用カウンタによれば、第１上面と第２上面との奥行寸法の大きさを変えている。従って、広い方の上面には大きい物品を載置させることができる。さらに、狭い方の上面により、カウンタ上面のスペースが広がり、限られた浴室スペースを有効に利用することができる。従って、使い勝手のよい浴室用カウンタとすることができる。また、この浴室用カウンタによれば、下面の幅が一定となっているので意匠性を向上できる。
【０００８】
第２の発明は、第１の発明において、前記第１上面は、前記腰掛部材と上下方向で重なる位置に設けられ、前記第１上面の奥行寸法は、前記第２上面の奥行寸法よりも小さくなっていることを特徴とする浴室用カウンタである。
【０００９】
この浴室用カウンタによれば、第１上面の先端が壁面部に近くなることにより、第１上面の幅が狭くなるので、腰掛部材の上方のスペースを広げることができる。これにより、入浴者は、リラックスした姿勢で腰掛部材に着座して、浴室用カウンタにもたれた姿勢を取ることができる。また、入浴者は、腰掛部材に着座した状態で、第２上面に載置した物品に容易に手が届きやすくなる。
【００１０】
第３の発明は、第１の発明において、前記腰掛部材と上下方向で重なる位置に設けられる第１部位を有し、前記第１部位は、前記第１上面と、前記第１上面の前方に位置して前記腰掛部材に着座した入浴者を支持する支持面と、を有し、前記支持面は、前記第１上面から下方に向かうにつれて斜め前方に向けて傾斜していることを特徴とする浴室用カウンタである。
（【００１１】以降は省略されています）

関連特許