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公開番号
2025133274
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-11
出願番号
2024031129
出願日
2024-03-01
発明の名称
圧電セラミック積層体
出願人
日本特殊陶業株式会社
代理人
弁理士法人グランダム特許事務所
主分類
C04B
35/495 20060101AFI20250904BHJP(セメント;コンクリート;人造石;セラミックス;耐火物)
要約
【課題】強度を向上させ得る圧電セラミック積層体を提供できる。
【解決手段】圧電セラミック積層体は、圧電セラミック積層体圧電セラミック層と内部電極とが交互に積層された圧電セラミック積層体であって、前記圧電セラミック層は、圧電特性を有するニオブ酸アルカリ系ペロブスカイト酸化物からなる結晶相を含み、前記内部電極は、銀(Ag)を含み、SEM-EDXの元素分析で得られる前記圧電セラミック層における銀(Ag)の含有量は、0.67重量%以上2.02重量%以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
圧電セラミック層と内部電極とが交互に積層された圧電セラミック積層体であって、
前記圧電セラミック層は、圧電特性を有するニオブ酸アルカリ系ペロブスカイト酸化物からなる結晶相を含み、
前記内部電極は、銀(Ag)を含み、
SEM-EDXの元素分析で得られる前記圧電セラミック層における銀(Ag)の含有量は、0.67重量%以上2.02重量%以下である、
圧電セラミック積層体。
続きを表示(約 180 文字)
【請求項2】
SEM-EDXの元素分析で得られる前記圧電セラミック層における銀(Ag)の含有量は、1.65重量%以上2.02重量%以下である、
請求項1に記載の圧電セラミック積層体。
【請求項3】
前記結晶相の結晶粒子の平均粒子径は、2.25μm以下である、
請求項1又は請求項2に記載の圧電セラミック積層体。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、圧電セラミック積層体に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、無鉛圧電磁器組成物が開示されている。この無鉛圧電磁器組成物は、圧電特性を有するニオブ/タンタル酸アルカリ系ペロブスカイト酸化物からなる第1結晶相で形成された主相と、M-Ti-O系スピネル化合物(元素Mは1-4価の元素)からなる第2結晶相を含む副相と、を含んでいる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2014/156015号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の無鉛圧電磁器組成物は、難焼結体であり、比重が比較的小さかった。この無鉛圧電磁器組成物では、一部で異常成長が生じて粒子径が大きくなり、強度が低くなっていた。
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、強度を向上させ得る圧電セラミック積層体を提供することを目的とする。本開示は、以下の形態として実現することが可能である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
〔1〕圧電セラミック層と内部電極とが交互に積層された圧電セラミック積層体であって、
前記圧電セラミック層は、圧電特性を有するニオブ酸アルカリ系ペロブスカイト酸化物からなる結晶相を含み、
前記内部電極は、銀(Ag)を含み、
SEM-EDXの元素分析で得られる前記圧電セラミック層における銀(Ag)の含有量は、0.67重量%以上2.02重量%以下である、
圧電セラミック積層体。
【0006】
〔2〕SEM-EDXの元素分析で得られる前記圧電セラミック層における銀(Ag)の含有量は、1.65重量%以上2.02重量%以下である、
〔1〕に記載の圧電セラミック積層体。
【0007】
〔3〕前記結晶相の結晶粒子の平均粒子径は、2.25μm以下である、
〔1〕又は〔2〕に記載の圧電セラミック積層体。
【発明の効果】
【0008】
本開示は、強度を向上させ得る圧電セラミック積層体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の一実施形態としての圧電セラミック積層体を示す斜視図である。
図1の圧電セラミック積層体の分解斜視図である。
第1結晶相の結晶粒子の粒子径の測定方法を説明する概念図である。
圧電セラミック積層体の製造方法を示すフローチャートである。
実施例1の断面SEM像である。
実施例4の断面SEM像である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示を詳しく説明する。なお、本明細書において、数値範囲について「-」を用いた記載では、特に断りがない限り、下限値及び上限値を含むものとする。例えば、「10-20」という記載では、下限値である「10」、上限値である「20」のいずれも含むものとする。すなわち、「10-20」は、「10以上20以下」と同じ意味である。また、本明細書において、各数値範囲の上限値及び下限値は、任意に組み合わせることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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